Shooting Stars - 美しい星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

ペルセウス座流星群狙いの3連続遠征

うだるような暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

梅雨明け以来打って変わって青空が広がる日が増えてきました。
11日~14日にかけて、希望が丘といわき市の水石山公園にペルセ狙いで出かけてきました。

8/11-12(希望が丘)
予報では時間が遅くなると晴れてくるとのこと。
17時過ぎに出発、久々の希望が丘へ。

お盆なので混んでいるだろうなぁと思っていましたが、
以外にも先客はおらず。結局、この晩は我々で貸し切り

とりあえずVC200Lを設置しますが、なかなか雲が抜けてくれず。
ネオワイズ彗星は双眼鏡では何とか捉えられましたが、SS-one AutoGuiderの
自動導入機能の使い方を勘違いしていてVC200Lでは導入できずorz
もたもたしているうちに低空の雲にやられてしまいました…

気を取り直してM8を入れて撮影。
処理結果は後でアップしますが、中々良さそうです。
ただ、いろいろゴテゴテ付けてしまったせいで、バランスウェイト2個では
バランスが取れません。
それでもまあまあガイドはできていましたが、kyoeiさんで延長ウェイトシャフトを
見つけたので現地で購入。

2台目はD610改にタム15-30㎜を取り付け、夏の大三角でペルセ狙い。
月が出てからも少し撮影したので、2時間以上、130枚ほど撮影するも
1枚しか映っておらず

目でもほとんど流れ星を見ることはできず、10個見たかどうか
_DSC2365


月も明るいことですし、流れ星もほとんど流れないので02時くらいに撤収。



8/12-13(水石山公園)
元々の予報はあまりよくなかったのですが、いわきから北側はチャンスがありそう。
13-14のほうが晴れてくれそうでしたが、やっぱり極大日でしょうということで
遠征を強行。

丘や滝は晴れてくれなさそうなので、場所は以前磯じいさんが記事にしていた
いわき市の水石山公園にしてみました。

高速のインターからは6㎞ほどですが、国道から曲がってすぐにグネグネ道に。
一応すれ違いは出来ますが、何とも神経を使います。
途中1回左折してさらに細い道へ、3台とすれ違いながら駐車場へ。

22時ごろ着、天気はドン曇りですが今日も貸し切り
後から日の出目当て?の車が1台入ってきただけでした。

北西側の低空は晴れているようで、しばらくすると雲が切れてきました。
機材を設置、流れ星は極大日だけあってなかなかのレベル
火球クラスも多く流れています。

ところが、24時から25時半までは完全にドン曇りで撮影できずorz
衛星画像を見るに、もう少し北に行けば雲は切れていたかもしれません。

流石に今から遠征地変更は嫌なので、待機していると段々と晴れてきます。
また26時には曇ってしまいましたが、26時半からは雲があるものの
明け方までまずまず晴れてくれました

流れ星は火球クラスが多く、中々見ごたえがあります
とはいえ広角だと雲まみれなので、D810Aとタム15-30㎜は適当に観測風景を入れて撮影。
運良く写ってくれたのはこちら。一番明るい流星で、永続痕も数分間残っていました

_DSC0794


27時半、流石に明るくなってきたので撤収。


8/13-14(水石山公園)
予報が悪かったら遠征しないつもりだったのですが、
17時更新のWindyでは福島は晴れそうな予報。

急遽20時過ぎに前日と同じ水石山公園へ。

前日よりもすれ違う車が多く、駐車場は満車状態
後で北海道でネオワイズ彗星が…とお話しされていたので
わかったのですが、SさんやBさんたちが撮影にいらしていました。

とりあえず邪魔にならないよう手前に機材を設置、
D610改は前日と同じ構図で撮り増しを狙います。
D810Aとタム15-30㎜は大三角を狙いますが、結局1枚しか映っていませんでしたorz
8/16:写真追加しました。

_DSC0866


撮影が安定すると暇になってくるので、kyoeiから届いた延長シャフトを使いつつ
VC200Lでバランスを確認。今度は大丈夫そうです。
AS! 533MCProで撮影を試みますが、ファインダーがあっていないため
自動導入がうまくできず大苦戦。ちゃんと合わせておかないとだめですね…
しかも結構な風があったためブレブレ。作品化は無理ですが、
まあテストにはなりました。

40㎝のNinjaが展開され、プチ観望会が開かれたタイミングで皆様にご挨拶。

せっかくなので色々見せていただきましたが、網状星雲のOⅢの複雑な構造、
青い雪だるま星雲の青、
眩しいくらいの明るさの火星と、
口径の威力を見せつけていただきました。

ちょっと雲があったのと、月明りがなければもっと見えたのでしょうけれど
リクエストにも応えていただき楽しい夜となりました。
この場を借りて御礼申し上げます。


肝心の流星は前日ほど明るいものはないものの、25時~26時くらいは
中々ハイレベルな出現で楽しめました
後ろ髪をひかれるも、流石に3日連続で疲れてきたので26時過ぎに出発。



リザルト
Peruse2020_2

D610改、タム45㎜F1.8(F2.8)、ISO3200、30秒
8/12-14分の約750枚から流星が写ったカットを選別、流星部分を比較明合成
ベース画像は8枚コンボジットした画像を使用

やっぱりペルセは色の変化が楽しいですね!
思っていたよりもそれっぽい作品になり満足です。
ペルセは相性が悪く、毎年北海道で曇られていたように思いますが
自己ベストは更新できたんじゃないかなと。


彗星に流星と、何だかんだ天文現象には事欠かない夏となりました。
どちらも何とか撮影できて何よりです。
今年の残りの天文現象は火星大接近とふたごくらいでしょうかね。











天文ガイドW入選

天文ガイド9月号に2作品掲載していただけました。

1作品目は6/21の部分日食です。記事はこちら。



ブログにアップしたのは日時なしでしたが、入れたほうが良いかなと思い
日時を追加しました。
20200621_partialsolareclipse_date

ここまで晴れてくれたのは2017年の皆既日食以来でしょうか。
次は10年後、今度は金環日食ですからぜひとも見たいところですね。


もう一つの作品は月面です。記事はこちら。


20200609_MS_CameraRaw_解像度減_RS6_DenoiseAI_TopazAdjust

選者さんにもコメントを頂戴しましたが、一部分だけ拡大すると
口径勝負になってしまいがちなのでモザイクして全面で仕上げたくなります。


VC200Lでは初入選です。
そこそこ高価な機材だったので、早々に勝ち星を付けてあげられたのは嬉しいですね。
しばらくは眠っていましたが、梅雨明けからはちょくちょくベランダから撮影しています。
惑星はともかく、月面では十分な性能です。直焦点でも使ってみたいですね。

また、ASI533MC Proも月面では非常に良い仕事をしますね。
こちらも直焦点でどれだけ頑張れるか試してみたいところ。


いつもなら北海道に旅行に出かけるところなんですが、今年は断念いたしました…
せめてペルセウス座流星群くらいは撮影に行きたいなと思っています。


7/19ネオワイズ彗星(最終処理版その1)

もはや旬を過ぎてしまった感がありますが、最終処理版をば。

CameraRaw_Withstar_DPP_final3

撮影時刻:7/19 20:45:32~
撮影場所:福島県喜多方市
鏡筒:BORG 71FL+レデューサーDGQ(7872)(焦点距離288㎜F4.1)
追尾:Vixen SXW赤道儀(SS-one改造、ノータッチガイド)
カメラ:Nikon D810A(ISO1600、ノートリミング)
露光時間:30秒×29枚コンポジット(彗星基準)←New
画像処理:CameraRawでRAW現像(ノイズ処理、明瞭度、かすみの除去等)
     StarNet++で星を除去→New
     StallaImage6.5でデジタル現像、ガンマ補正
                  Photoshop2020で最終仕上げ

流石に前回よりはちょっとはマシでしょうかね。
苦労した割には、とも思いますが…。

他にも180㎜の写真もあるのですが、こちらはStarNet++がいうことを聞いてくれず
苦戦しています。完成はいつになるやらといった感じですね。


おまけ:
_DSC2081

45㎜でも撮影していました。
大分高度が下がってから、適当に撮影したのですが尾は結構伸びていますね。
奥にある山は飯豊山です。彗星がちょうど真上に来てくれるかもと思っていましたが
そんなに甘くはないですね。

ギャラリー
  • VC200Lでの初直焦点
  • VC200Lでの初直焦点
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  • 木星、土星、火星
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  • 城里、白布峠遠征
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  • ペルセウス座流星群狙いの3連続遠征
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