Shooting Stars - 美しい星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

比較明合成

12日のしし群の時に、ついでに比較明で写真を撮ってみました。



データ

撮影日時:2008.11.12 01:17 30s×55
カメラ:Nikon D40(ISO400、JPEG(BASIC))
レンズ:シグマ15mmF2.8対角魚眼(絞りF2.8)
画像処理:Kikuchimagickにて比較明合成




データ

撮影日時:2008.11.12 02:51 30s×93
カメラ:Nikon D40(ISO400、JPEG(BASIC))
レンズ:シグマ15mmF2.8対角魚眼(絞りF2.8)
画像処理:Kikuchimagickにて比較明合成

新月のときは空が暗すぎて星が写りすぎてしまいますので、
満月のときはちょうどよい明るさとなります。
そして中山峠はもう雪が降っており、冬景色が広がっていました。
ホワイトバランスは太陽光で、空は青くなりましたが、寒い冬の雰囲気が出たと思います。

さらに、月が沈んでから、薄明で明るくなるまで30秒で連続で写真を撮り、
ムービーにしてみました。


データ

撮影日時:2008.11.12 04:54 30s×88
カメラ:Nikon D40(ISO1600、JPEG(BASIC))
レンズ:シグマ15mmF2.8対角魚眼(絞りF2.8)
画像処理:Photoshop CS3 Extendedでムービー(.mov)作成、SUPERでMP4に変換


CS3 Extendedではアニメーション作成をサポートしており、簡単にムービーが作成できます。

作成手順


1、「ファイル」→「スクリプト」→「ファイルをレイヤーとして読み込み」でムービー化したいファイルを全て読み込む。
2、「ファイル」→「自動処理」→「画像のフィット」で全画像のサイズを640×480くらいまで小さくする
3、「レイヤー」→「アレンジ」→「逆順」をクリックしてレイヤー順序を全て逆にする
4、「ウィンドウ」から「アニメーション」をクリックしてアニメーションパレットを表示させる
5、アニメーションパレットのメニューから、「レイヤーからフレームを作成」をクリック
6、アニメーションパレットのメニューから、「フレームアニメーションを作成」をクリック
7、アニメーションパレットに全ての画像が表示されるので、全て選択し、表示時間を設定する。0.1秒くらいが目安。0.2秒だとカクカクになる。
8、「ファイル」→「書き出し」→「ビデオをレンダリング」でムービーを書き出し。ファイル形式はQuicktimeムービーだけしか選択できない。(あらかじめQuicktimeをインストールしておくこと)

そのままだと重すぎるので、フリーソフトであるSUPERを使って変換・圧縮しました。

比較明だと途中で雲が出ると作品が台無しになりますが、ムービーだと変化があるほうがいいので、
雲があると絵になります。また、薄明や月の没など、空の明るさが変化するといい感じになりそうです。

弱点としては、今回何も考えずに縦位置で写真を撮ってしまいましたが、横位置のほうがいいでしょう。
そして、できる限り多くの写真を撮らないと一瞬で終わってしまいます。

まだまだいろいろと改良が必要ですが、面白い方法です。
満月が邪魔でどうしようもないふたご座流星群のときにでもいろいろ試してみたいです。

しし座流星群

天文ガイド11月号に、12日の05時ごろにしし群のダストにぶつかるかも、という記事が載っていました。

しし座流星群といえば2000年から2002年にかけて大出現し、2001年には日本を含む
アジアを中心とした地域で数多くの流れ星を見ることができました。

しかし、母天体であるテンペル・タットル彗星は1998年に回帰してから10年が経ち、
最近は目立った活動はありませんでした。

05時は薄明ぎりぎり、しかも満月過ぎの月があ05時までいるとなると条件は最悪。
まあ、今年はおうし座北/南群の活動が活発ということなので、しし群が空振りでも
少しは見えるのでは、と思っていつもの中山峠まで行ってきました。

で、結果はというと・・・

ぜんぜん駄目でした。

しし群はともかく、おうし群もさっぱり。
流れ星は3,4時間で5個くらい。仕方ないですね。
写真には幸運にも2つ写りました。

では1枚目の流星写真。これはおうし群のものと思われます。

撮影日時:2008.11.12 03:44 30s
カメラ:Nikon D40(ISO400、RAW)
レンズ:シグマ15mmF2.8対角魚眼(絞りF2.8)




流星部分の拡大です。




数回爆発して、明るさが変化している様子がわかります。

続いて、2枚目の流星写真。これはしし群の流星です。




撮影日時:2008.11.12 05:29 30s
カメラ:Nikon D40(ISO1600、RAW)
レンズ:シグマ15mmF2.8対角魚眼(絞りF2.8)

左上に写っているのは人工衛星です。

流星部分の拡大はこちら。




しし群は23年後の次回帰までお預けですかね~。
しかし、次回帰は条件がよくないようで、さらに次の回帰まで待たなければいけないようです。
56年後って、生きてるんでしょうか・・・

天ガ&星ナビW入選!!

12月号の天ガと星ナビにW入選しました!

まずは天ガから。

ef751466.jpg



この写真は、北海道の北部、名寄市の北にある函岳という山の山頂駐車場で撮影した写真です。
ここは写真タイトルにもあるように、日本一の星空が見られる場所と言われています。
周囲には人口の光はおろか、人家もまったくありません。
しかし、頂上にレーダー施設があるため、山頂まで車で行くことができます。

山頂までは、なんと30kmほどダートが続きます。
ライダーのみなさんには結構有名なダートだそうで。

札幌からは約300kmで、ダートがあるために、高速を使っても5時間はかかります。
アクセスは最悪なのですが、その分星空は最高です!
夜半過ぎになると360°雲海が広がり、極上の星空が広がります。
この写真を撮ったときも雲海が広がっていました。

南側に名寄と美深の明かりがあり、雲海でほぼ隠されていたのですが
雲が上空にも出ていたせいで反射し、完璧な星空とはなりませんでした。

今は雪に閉ざされ、ダートは通行止めです。
雪深いこの地では、10月~6月まで、年間の半年以上は行くことができません。

ぜひ来年こそ、完璧な星空の完璧な写真を撮りたいと思います。
(実は、ピントが少し甘かったので・・・)

元の写真はこちら。

95df2b55.jpg



(カラーバランスは多少いじってあります)

続いて、星ナビの写真。

c71b5efc.jpg



これは、8月にマレーシアに行ったときの写真です。

叔父が元青年海外協力隊員で、青年海外協力隊の活動を視察する旅行でした。
本来は新潟県の高校生向けなのですが、数合わせ(?)でついて行きました。

7泊8日の旅行のメインイベントは、ガスも水道も道路もない、ダガット村で
ホームステイをしました。

ジャングルのど真ん中での生活。
家も景色も、何もかもが初めて見るものばかり。
とても美しく、興味深かったです。

星空も、周囲に何もないので申し分なし。
熱帯は天気が悪いイメージでしたが、滞在した3日間はほぼ毎晩快晴でした。

せっかくこういう場所に来たのだから、雰囲気が伝わる写真がいいな~。と思い
ホームステイ先の建物を入れて写真を撮りました。
(一番右側の建物がホームステイ先です。)

選者の方がおっしゃるように、三脚の固定不良で星の軌跡が流れています。
しかも、カラーマネジメントをきちんと理解していなかったせいで
思い切りグリーンに偏っています。

この辺は何とかしないといけませんね。

元写真はこちらです。

6b4a618d.jpg



23歳での天ガ&星ナビW入選は史上最年少?じゃないでしょうか。
(調子に乗りました、ごめんなさい(笑))
とにかくうれしいです!

でも、今回は撮影場所のおかげで載せて頂いたようなものなので、
次こそは実力で載りたいものです。
いつになるんでしょうか・・・。まだまだ先は長いです。

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