2009年04月
またまた新機材を買ってしまいました。
以前、オートガイド用カメラの記事でGENTAさんに紹介されてから気になっていたQcam S7500です。
また、サークルにオートガイド用に改造したSPとGP-Dがあります。
私はSphinxと1004XAを使いますので、遠征したときはS7500は余っていますから、
後輩たちに貸してオートガイドという底なし沼に引きずり込もうと思っています(笑)
私はSphinxと1004XAを使いますので、遠征したときはS7500は余っていますから、
後輩たちに貸してオートガイドという底なし沼に引きずり込もうと思っています(笑)
ネットで調べてみると、
月面向きで、惑星にはあまり向かない
ようです。惑星も木星や金星ならいいようですが、少し暗い土星はあまり向いていないとのこと。
むむむ・・・・・
今はちょうど土星観望好機です。
今はちょうど土星観望好機です。
まあ写らないことはないだろ、ってことで買ってきてすぐに改造しました。
1) まずは、両側にあるラバー状の部品を外します。
これはマイナスドライバーか、爪でも外れます。
これはマイナスドライバーか、爪でも外れます。
外すと、写真の黒矢印のパーツがはまっていた下に穴(赤矢印)があり、
その奥にプラスねじが入っています。
その奥にプラスねじが入っています。
2) これを外すとばらばらになります。
3) CCDの前についているレンズはネジ固定ですので、まわせば外せます。
4) マイクも要りませんので、写真の矢印のソケットから抜いて外します。
5) で、CCDの前にあった、銀色のパーツの穴をやすりで削って大きくして、
そこに余っていた24.5アイピースのスリーブをエポキシ接着剤で固定しました。
そこに余っていた24.5アイピースのスリーブをエポキシ接着剤で固定しました。
6) 元通りに組み戻します。
横から見たのがこちら。
正面から。
以上で完成です。
まだ穴が開いていますし、アイピーススリーブの中をつや消し黒で塗るか
植毛紙を貼るかしなければいけませんが、とりあえずは使えます。
植毛紙を貼るかしなければいけませんが、とりあえずは使えます。
こんな天気でしたが、一応土星を狙ってみました。
感度は悪くなさそうですが、非常に色彩に乏しく、まるでグレースケールのようでした。
色をつけるパラメータもありましたが、それをいじると黄色くなってしまいました。
色をつけるパラメータもありましたが、それをいじると黄色くなってしまいました。
また、デフォルトのキャプチャソフトだとWMVでしかキャプチャできないようです。
AVIか、Registax5で新たに対応したMPEGでキャプチャできないといけません。
AVIか、Registax5で新たに対応したMPEGでキャプチャできないといけません。
今のところはhunuaaを使う予定でいますが、それ以外にお勧めのキャプチャソフト
ありましたら教えていただけると助かります!
ありましたら教えていただけると助かります!
満月で月が明るくても、月の写真なら撮れる!ってことで
サークル会館屋上で月の撮影を先週金曜にやりました。
サークル会館屋上で月の撮影を先週金曜にやりました。
で、後輩がKissFを持って来ていたんで、撮り比べてみました。
まずは私のD40。
データ
撮影日時:2000.04.10 23h47m 1/200s×6枚カメラ:ニコンD40(ISO200、RAW)
望遠鏡:タカハシFC76(76mm F640mm) +ボーグ1.4×テレコンバーターDG
赤道儀:ビクセンGP-D(ノータッチガイド)
画像処理:Registax5、Photoshop CS3 Extended(トリミング)
続いて後輩のKissF。
データ
撮影日時:2000.04.10 23h03m 1/160s×8枚カメラ:キャノンEOS KissF(ISO100、RAW)
望遠鏡:タカハシFC76(76mm F640mm) +ボーグ1.4×テレコンバーターDG
赤道儀:ビクセンGP-D(ノータッチガイド)
画像処理:Registax5、Photoshop CS3 Extended(トリミング)
ミラーアップあり/なし、画素数の違いの影響もありますが、
KissFに完敗。
うーん、予想はしていたものの、想像以上の差ですね~。
ライブビューもとても便利で、一瞬乗り換えようかなと思ってしまったくらいです。
もちろんそんなことはしませんし、金銭的にも無理ですけど。
ライブビューもとても便利で、一瞬乗り換えようかなと思ってしまったくらいです。
もちろんそんなことはしませんし、金銭的にも無理ですけど。
FC76+1.4×テレコンもいい仕事をしてくれました。ガムテープで貼ったりしてゴメンよ。
今度はちゃんとリング買ってやるからな~。
今度はちゃんとリング買ってやるからな~。
透明度は抜群でしたが、シンチエーションが悪かったです。
もっと条件のいいときにまた撮りたいです。
もっと条件のいいときにまた撮りたいです。
ようやく前の遠征の時の画像処理が終わりました。
まず1枚目、15mm対角魚眼での写真です。
データ
撮影日時:2009.04.01 02h21m~ 300s×4カメラ:ニコンD50(ISO1600、RAW)
レンズ:シグマ15mmF2.8対角魚眼(絞りF2.8)
ガイド:ケンコースカイメモR(ノータッチガイド)
処理:RAP2,StellaImage6,Photoshop CS3 Extended
後で確認してみたところピンボケ写真でした(^^;
周辺部の星像が良くなかったので、ピンボケとともに誤魔化しました。
絞り開放の割には良い星像ですが、一段絞る必要はあると思います。
今度テストしなければ。
周辺部の星像が良くなかったので、ピンボケとともに誤魔化しました。
絞り開放の割には良い星像ですが、一段絞る必要はあると思います。
今度テストしなければ。
また、モニタフラットを使おうとしましたがうまくマッチングしませんでした。
これだけ広角になると使えないようです。
周辺光量は魚眼レンズなので豊富なほうですが、フラットは補正したいので、
スカイフラットで次はやってみます。
これだけ広角になると使えないようです。
周辺光量は魚眼レンズなので豊富なほうですが、フラットは補正したいので、
スカイフラットで次はやってみます。
つづいて28mm。
データ
撮影日時:2009.04.01 03h10m~ 300s×4カメラ:ニコンD50(ISO1600、RAW)
レンズ:シグマ28mmF1.8対角魚眼(絞りF3.2)
ガイド:ケンコースカイメモR(ノータッチガイド)
処理:RAP2,StellaImage6,Photoshop CS3 Extended
周辺像があまりに悪く、がんばりましたが誤魔化しきれませんでした。
もう少しまともだったはずなんです。。。何かおかしいです。
もう少しまともだったはずなんです。。。何かおかしいです。
このレンズは絞り開放でも中心部はシャープなのですが、周辺像が絞ってもあまり改善しません。
フルサイズは諦めてましたが、APS-Cでこれは残念です・・・
フルサイズは諦めてましたが、APS-Cでこれは残念です・・・
ニコン純正の28mmF2.8もありますので、今度撮り比べてみます。
F4で周辺像が許容範囲なら良しとします。
F4で周辺像が許容範囲なら良しとします。
でも・・・やっぱり、モザイクに手を出す必要があるかもしれません。
MFニッコール50mmF1.4なら、F2.8まで絞れば使えます。
MFニッコール50mmF1.4なら、F2.8まで絞れば使えます。
今年のもうひとつの課題ができました。
「周辺部までシャープな広角星野写真」
レンズテストと共に4月末にトライします!
北海道時間で、2日遅れで天ガ購入。
で、天体写真コーナーを見てみると、
載ってましたー!!!
コメント欄に、「低空まで澄んだ星空でした」と書いたところ、選者の方からは
「空気中の水分までも凍りついて漂っているような感じ」とのコメントをいただきました。
「空気中の水分までも凍りついて漂っているような感じ」とのコメントをいただきました。
確かにこの日は寒かった(-20℃くらい)です。
そういった「空気感」的なところまで伝えられるのはフィルムならではですね。
そういった「空気感」的なところまで伝えられるのはフィルムならではですね。
しかし構図、前景はもっと工夫しなければいけません。
ちょうど写真コーナーの次のページに、すばらしい星景写真が載っていました。
北海道には美しい風景がたくさんありますから、それらと星の写真を撮ろうと思います。
ちょうど写真コーナーの次のページに、すばらしい星景写真が載っていました。
北海道には美しい風景がたくさんありますから、それらと星の写真を撮ろうと思います。
またフィルムだけでなく、デジタルでも載るようなクオリティの写真を撮れるよう頑張ります。
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