Shooting Stars - 美しい星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

2009年09月

R200SSガイドシステム詳細

今日はサークル会館でガイドテストをしよう、と思ったのですが、
うす雲があり帰ってきました。

というか、曇っているので帰ろうとしたところ、ほぼ完全に晴れていたのですが
もう心が折れたので帰りました。

まあ、今日秋月でとあるパーツを買い、それ以外にもいろいろ作ったりするつもり
なので、それらが全て完成してから、満月を過ぎて月が邪魔にならなくなったら
テストします。


というわけで、今日はほぼ完成に近づいた、GENTAさんご指導の下組み上げた
R200SSシステムについて詳しく紹介したいと思います。
GENTAさん、ありがとうございました!


全体


1a2f8102.jpg



メイン鏡筒:R200SS
ガイド鏡:笠井トレーディング GuideFinder60
撮影カメラ:D40
ガイドカメラ:1004XA空冷改造
赤道儀:SXW
ガイドソフト:PHD Guiding 1.10

このシステムを作成するに当たり、GENTAさんからのアドバイスをまとめると

1)親子亀だと剛性の問題によりガイドはうまくいかない
2)GuideFinderはシャープで良いらしい
3)焦点距離は撮影鏡筒の半分以下でも問題ない

ということでした。

1004XAの感度には一抹の不安がありましたが、これも問題ないでしょう、とのことでした。

よって、GuideFinderによる並行同架システムを選択した訳です。
赤道儀、ソフトは以前のままです。

R200SSは、以前のように鏡筒バンド間の距離を広げてあります。
バンドプレートは前の5mm厚アルミ×2ではなく、10mm厚×50mm×500mmのアルミプレートを
使用しています。

以前よりは確実に剛性が増したはずです。
しかし、力学が専門のうちの教授に質問したところ、もし長さが同じで、断面積が一定
(例えば、10mm厚×50mm×500mmと12mm厚×41mm×500mm)ならば、薄いところの
厚さの3乗で効いてくる、とのことでした。

上の例でいけばたった2mmの違いで1.7倍も撓みにくくなる計算になります。
12mm厚か15mm厚の物のほうが良かったのかもしれませんが、後の祭りです。
何の根拠もありませんが、多分これがガイドエラーの原因にはならないと思います。

バンドプレートはタカハシのジュラルミンスライドプレートに乗せてあります。
また、このスライドプレートには壊れてしまったビクセン扱いの23.5cmシュミットカセグレン
のアリガタプレートの一部を切断して取り付けてあります。


総重量


d5928eb8.jpg



あまり正確ではありませんが、10kgちょうどくらいです。
SXWは12kgまで搭載できると謳っていますが、10kgくらいが限界でしょう。
よってかなりぎりぎりの搭載重量になると思います。



ガイド鏡&ガイドカメラについて


GuideFinderには口径が50mm、60mm、80mmの3種類ありますが、
口径60mm、焦点距離250mm(F4)のGuideFinder60が適当、と判断しました。

以前使用していたケンコーの60mmF7ガイド鏡とは口径が同じですが、
焦点距離が短くなり、その分撮影範囲が広くなったので対象星には困らなかったですね。

これはヘリコイドが標準で付属しており、2インチスリーブと2インチ-31.7変換スリーブが
ついています。

ヘリコイドはどっかのメーカーのすぐに壊れる適当なものではなく、
きっちり作りこんでいる感じがしました。回転もガタもなくなめらかです。

これで13,000円なら文句なしですね。

プレートへはユニバーサル鏡筒アダプターを使って取り付けています。
フェルト部分はGENTAさんに教えていただいたようにハンマーで入念に叩いてあります。

ガイドカメラは、24.5スリーブを31.7に変更し、
ピントが出なかったので、薄いケースに交換することによってスリーブの根元から
ガイドカメラまでの距離を30mmから18mmまで短縮しました。

これだと問題なくピントが出ます。



ガイドカメラの感度・ガイドの精度


これはガイド鏡としてミニボーグ45EDを使っていますが、このくらいは写ります。

15c67d9b.jpg



ちょっと明るさはいじってありますが、文句なしです。
以前のテストのときよりはだいぶいいような・・・。
DSI並に感度がある気もしますね。

51876fb0.png



調子のいいときは、このくらい綺麗なグラフなんですが・・・。
Decが時々暴れるんですよねぇ・・・。



その他小物


ヒーターを導入しました。

5ef7a0e0.jpg



これはYさんがホームページ&ヤフオクで出品なさっているものです。
シガーから電源を取るタイプで、3本購入しました。

約5Wほどの出力ですが、夜露があまりにひどすぎた函岳以外では完璧に曇りませんでした!
今までは桐灰カイロを使っていたのですが、面倒ですし、すぐ消えていましたが、
これからは開放されました。

また、D40用のカプラーも実戦投入しましたが、バッテリーの残量を気にしなくて
いいのは本当にいいですね。好きなだけ撮影できます。
上記2つの有効性を確認できただけでも収穫だったと思います。

これに伴い、消費電力に不安があったので、健康奉仕さんのものと
全く同じバッテリーを1つ購入しました。

その他、バッテリー用のケーブル、シガーを4つに分岐するもの、鏡筒用フードなど
小物類もいろいろと作ったり買ったりしました。いやぁ、大変でしたよ。本当に。


これから


まずはガイドテストなんですが、その前に

1)SXWの最適電圧の調査
2)SXW用安定化電源の導入
3)SXWの分解・グリスアップ・ギアの調整
4)三脚アジャスターの導入

これらをきちんとやろうかな、と思います。
来週あたりにはなんとかやっておきたいですね。


うーん、完璧なガイドまでは道のりが長いです。
十分な時間が欲しいものです。新月まであと20日くらいしかないのか・・・。

静内遠征も大失敗

金曜日に静内まで遠征してきました。

じんましんは完全に治っていませんでしたが、晴れそうだったので
行かないわけには行きません。

今回は14時に出発、明るいうちにセッティング、21時に月が沈んだら撮影開始、
という計画だったのですが・・・

見事に曇られました。

撮影地に到着したときに、もううす雲が出ていました。

ac02dac1.jpg



夕焼けはきれいでいいんですけど・・・

a422fcea.jpg



撮影地はこの手前の橋の上です。
通行量はほぼゼロですが、今回は時間も早かったので測量をしていた方達の車が
2台ほど通り過ぎ、橋の下に釣り?の人たちが居ました。

日が暮れてからも、ずーっとうす雲が居座っていて、23時くらいに
撤収することに。

じんましんの薬、抗ヒスタミン剤のせいで恐ろしく眠くなり、
体もだるかったのでギブアップしてしまいました。
(運転は全て後輩にしてもらいました。)

ガイドも雲のせいで全然ダメでした・・・。
テストもうまく行かず。

また、川のほうから動物の足音がしました。
たぶん鹿なんでしょうけれど、もしかして、いやまさか・・・。
とりあえず音を鳴らしておきましたが、気持ちのいいものではありません。





ま、勉強しろ、という神様のお告げ?だったのでしょう。
ガイドテストをのんびり満月期にやりたいと思います。

10月は恐ろしく忙しいので、1回しか遠征できそうにないですね。
それまでに山積みの問題をすべて解決しなければ。
皆様のアドバイスを参考にして、いろいろいじってみます。





携帯について


壊れてしまった携帯ですが、新品と交換しました。

Docomoショップに行くと、保証に入っているから、新品と5000円で交換できますよ、
と言われました。

そんなもの入っていたっけ?と思いましたが、入っていたみたいです。

ショップでも交換できるようですが、替わりの携帯の在庫がないそうで、
この保証を使うと、翌日には家に新品の携帯が届くとのこと。

ふーんそうなのかー、しかし翌日に届くのかねぇ?と思いましたが
今日午後に届きました。

ショップで電話帳などのデータ移行をしてもらい、microSDカード2GB(600円)
を買ってバックアップを取っておきました。

これで安心です。
Docomoさんの応対も非常に好感が持てるものでした。
2万くらいかかると思っていましたが、安く済んで何よりです。
今度は壊さないようにしないといけませんね。

シルバーウィークは成果なしです

シルバーウィークはずっと出かけていました。
こんな感じの工程です。

b0650859.jpg



青:1日目
緑:2日目
赤:3日目

です。



1日目(9/20)


札幌を12時過ぎに出発、韓国から帰ってくる同期を迎えに新千歳まで行きました。
新千歳はシルバーウィーク効果で劇混みでしたね~。

高速1000円だったので、新千歳~道央道終点の士別剣淵まで高速を使いました。
ところが、走行中に警告灯が点灯。どうやらエンジンオイルの量が多すぎたようです。

我々には何の過失もないことですので、レンタカー屋に電話したところ、
名寄の整備場でオイルを抜いてもらえ、とのこと。

時間がなかったので嫌でしたが、10分くらいということで目を瞑りました。
ちょうど借りる直前に整備したとのこと、この辺はしっかりしてもらわないと困りますね。

函岳には19時過ぎに到着しました。
天気は晴れていましたが、恐ろしい強さの風と寒さでした。
気温は2℃でしたが、風のせいもありひどく寒く感じました。

セッティングしているとだんだん曇ってきてしまい、12時過ぎまでは
ほとんど撮影できない状態。12時以降はそこそこ晴れましたが、天気は全く安定せず
曇ったり晴れたりを繰り返していました。機材も、SXW用の12V安定化電源がショートしたようで
ACコンバーターが壊れてしまいました(泣)

また、あまりにひどい夜露でびしょびしょ。
新投入のヒーターも空しく、フードつきのR200SSも曇ってしまう始末。

オートガイドもぜんぜんダメでした。
途中で広角に切り替えればよかったのですが、いろいろ打ちのめされていて
頭が回りませんでした。

ただ、晴れたときの空はすばらしかったです。
黄道光もまぶしいくらい見えていましたし、南側の名寄や美深の光以外は
ほとんど光がありませんでした。

去年の9月に行ったときはずっと晴れていましたし、夜半過ぎには
雲海が出てくれたのでほぼ完全に無光害でしたが、非常に幸運だったのでしょう。


2日目(9/21)


朝はゆっくり寝ていました。

起きてから機材の撤収を。
彼は曇ってしまった主鏡を暖めて乾かしている、そうです・・・。

3271538c.jpg



撮影地はこんな感じ。

334fc978.jpg



奥にはレーダー施設が見え、砂利の駐車場が観測地です。
風呂上りのR200SSが居ますね(笑)

bb3d6d06.jpg



眼下には雲海が広がります。
本来ならもっと早く広がってくれたはずなんですが・・。



この日は天気が悪かったのでおとなしく帰ればよかったのですが、
道南の上ノ国町にある、「天ノ川駅」に行きたいと言い出しました。

ここは町おこし?江差線の存続?のために作られた駅の「ような形」の
もので、実際には電車は止まりません。

道北からは恐ろしい距離がありましたが、高速1000円ですし、
他に行くところもないので行くことに。

67cbdf05.jpg



特に周囲に民家があるわけもなく。
でもいい雰囲気ですね~。

帰りも普通に帰ればいいのに、理由もなく海沿いを沿って帰ってくることになりました。
この日だけで1000km以上走っていますね(笑)



3日目(9/22)


朝8時くらいに帰ってきて、ゆっくり寝ていましたが
夜から晴れてしまうようです。

レンタカーも23日の昼まで借りていますので、
せっかくですし遠征することにしました。

遠くまで行くのは面倒ですから、近場の中山峠まで行ってみました。
しかし、霧がひどく、2年前に1度行ったきりですが、目名峠と言うところまで行ってみました。

ここは標高も高くなく、空はそれほど暗くもないのですが、
視界が十分に広く、景色が良いのが魅力です。

今回はガイドテストと割り切って、4時間ほどPHDと格闘していました。

しかし、RAは完璧になりましたが、どうやっても時折Decが大きく動いてしまい、
うまく点像になってくれませんでした・・・。

これについてもまた考えないといけません。
原因はモーメント・バランスの問題、SXWのDecのモーターレスポンスの問題、
いろいろ考えられますが、もう一度テストしてみます。

機材はこちら。




R200SS並行同架システムです。
ガイド鏡は笠井トレーディングのGuideFinder60、ガイドカメラは1004XAです。
この組み合わせで、常時20~30ぐらいの星が見えていました。ばっちりです!!





撮影中です~。
ま、完全に光害がないわけにはいきませんし、低空にガスがありましたが
まずまずの星空ですね。


055b6548.jpg



北側はこんな感じです。
こちらも光がありますが、適当な構図の割には結構うまく撮れましたね~。




4日目(9/23)


あまりに眠くて死にそうになりましたが、何とか札幌に帰還。

しかし、携帯が壊れて(壊して)しまい、液晶が半分くらいしか見えません。
しかも、数年ぶりに全身にじんましんが出てしまいました・・・。

中学のころはストレスが溜まり、季節の変わり目になると何度か出たことが
ありましたが、最近は何もなくて油断していました。

今日になって病院に行き、薬を飲んだところなんとか治ってくれました。
よかったよかった。

しかし、今回はあれだけ動き回ったにもかかわらず成果なし。
やっぱり事前のテストは重要です。時間がなかったとはいえ、ぶっつけ本番は
無理がありすぎました。

明日も晴れてしまいそうですので、時間と余裕があったら出かけてみます。
成果なし、ってわけにもいきませんから・・・。

遠征行ってきます

ようやく先ほどシステムが完成しました。

本当は写真をアップしたいところなんですが、カメラをサークル会館に忘れてきてしまいました。。。
帰ってきてからアップしたいと思います。

また、明日から函岳まで遠征してきます。
函岳は札幌から300kmくらい北にある山で、標高1000mほどあり、周囲には全く明かりがないので、
日本でも最高クラスの星空が楽しめます。

雪深い所ですので、7月~10月の4ヶ月ほどしか行くことができません。
今年はなんだかんだあって初めてとなります。

シルバーウィークは天気に恵まれそうですね。
もう撮影に出かけていらっしゃる方も多いと思いますが、良い写真が撮れることを願っています。



私信:positive51mさんへ


今日は函岳に行く予定ですが、明日は天気次第では南下して、静内か平取に行くかもしれません。
明後日の天気が悪いようなので、遠征しない可能性もあります。

もし静内や平取に行くようならまたブログに書き込みますのでよろしくお願いします。

R200SS コマコレクターテスト、は大失敗・・・。

実は、コマコレクター1・2・3、3種類持っています。

e52d9d2c.jpg



なぜ3種類も持っているかというと、サークルにはR200SSはあったものの、
コマコレクターはありませんでした。

ちょうどコマコレクター2が発売されたころ、R200SSで写真を撮ってみようと
思い立ち、ヨ○バシでコマコレクター2を買いました。

その直後に、コマコレクター2がひどくゴーストが出ることを知ります。
実際M42を撮影してみると、それほどではありませんでしたがゴーストが出ます。

こりゃいかん、と思い急遽オークションでコマコレクター1を落札しました。
今までこれを使ってきたわけです。

最近になってコマコレ3が発売になったようで、ゴーストも1よりも出ないかも
と言う話を聞き、今まで使わせてもらったお礼も込めてコマコレ1をサークルに
寄付して、コマコレ3を購入しました。

で、せっかく3種類もあるわけですから、テストしてみました。



LPS-P2の影響が出るといけないので、ノーマルのD50でも撮影してみました。
中心の輝星はカペラです。

D40 コマコレ1


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D40 コマコレ2


e3f9a409.jpg




D40 コマコレ3


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D50 コマコレ1


80d7a401.jpg




D50 コマコレ2


c6624cb0.jpg




D50 コマコレ3


52cc58e8.jpg






これじゃ何だか分かりませんね。。。。

ピンボケも混じっています。
透明度が極端に悪く、うす雲が通過していました。

シルバーウィークの遠征時にもう一度テストしてみます。
ごめんなさい。。。。




また、新R200SSシステムは80%ほど完成しました。
明日にはなんとか仕上げるつもりです、ご期待ください!!

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