Shooting Stars - 美しい星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

2011年09月

久々のアンガス牧場遠征

火曜(9/27)にアンガス牧場まで遠征してきました。
結果は晴れましたが、透明度があまり良くありませんでしたね。

札幌を出発したのは16時過ぎ。メンバーはいつもの私、sakumaくん、Nくん、Hくん、G君に加え、
K-rを買ったSさんの6人。

途中カムイミンダラさんにメールしたところ、仕事が終わってから遠征するとの事。
我々は19時過ぎにアンガスに到着、一番乗りでした。

早速荷物を下ろして展開。私はまずR200SSの光軸調整をしました。
今回は現地フラット&光軸調整のためにEL発光板を持ってきていましたので、センタリングアイピースとレーザーコリメーターで調整したところほぼ良さそうです。

そうこうしているうちにまずNさんが到着、なんと今回はフィルムではなくデジタルでの撮影でした。
続いてカムイミンダラさんも到着。透明度は土曜からどんどん悪くなってきているとのことでした。
アンガスにしては大分物足りない空でしたねぇ。

メインはすばるの予定でしたが、まだ昇ってきていないのでギャラッド彗星を狙ってみました。
星図はちゃんとコピーしてきてあったので、双眼鏡では簡単に発見できたのですが導入に四苦八苦。
なんとか導入して撮影してみましたが、うーんイマイチだなぁ・・・

まあこんなもんか、ということで気分を切り替えてすばるを。
こちらは構図決定もらくらく、ISO800で20分撮影開始。今回は旧MPCCを使ってみました。
星像は相変わらずにじむのでピンを少し外した位置としました。星はイマイチですが
ゴーストは少ないようです。


ガイドもまずまず。多少パラメータをいじりましたがそれほど良くなりません。
ちゃんと検証する必要がありそうですね。

撮影が安定期に入ったので、今日第2のメイン、「小口径屈折望遠鏡徹底比較テスト」を開始。
これは我らがサークルには(個人機材ですが)45ED、71FL、77EDⅡ、FS60CB、75SDHF、キャノンサンヨン
6種類の光学系、さらにBorgレデューサーが数種類ありますので、それら全てをテストして
どれが一番優れているのかを試してみました。

非改造機、かつ画素は多い方がいいので、NくんじゃないNくんから(ややこしいですね)
ノーマルKissX3をお借りしてテストしてみました。ライブビュー付きはエライ!

今回テストしたのは

キャノンサンヨン(from Tくん)
絞り4、4.5、5.6
71FL(私の)
7866、7870、7783
77EDⅡ(from sakumaくん)
7878、7870
45ED(私の)
7870、7866
FS60CB(from Gくん)
純正フラットナー


Nくんの75SDHFは持ってきていなかったので、とりあえずはこれだけテストしておきました。
まあ45ED+7866はピンボケ、FS60CBはガイドエラーで使い物になりませんでしたが、
またテストします。記事は全部揃ってから、ですね。

Nくんに手伝ってもらいつつ、すばるの撮影の合間にテストしました。
すばるは3コマモザイクで、各4枚づつ撮影しましたが、11枚までは上手く行ったものの
最後の1枚で痛恨のバッテリー切れ。赤道儀とカメラがダウン、予備バッテリに切り替えましたが、
STAR BOOKのモータースピードが最速なままキャリブレーションなしで撮影開始してしまったため
猛烈に暴れて構図決定をやり直し。しかも2回もやっちゃいました。

最後の1カットを撮るのに1時間以上掛かってしまい、余裕があるはずの撮影時間がかなりぎりぎりに
なってしまいました。そのせいでテストは駆け足、なんとしてもテストを終わらせようとした頃には
薄明開始寸前に。

レグルス付近の本田君をねらうつもりで星図もバッチリ準備していたのですが、本田君がどこにいるか
なかなか分からず。しかも尾が良くわからん!透明度悪すぎ!黄道光明るすぎ!
しかも薄明開始しているし・・・

71FL+7866、面倒なのでKissX3のISO12800でノイズまみれでぶん殴りましたが
全然尾が分かりませんでした。ダメだこりゃ。


明るくなってきてからはゆっくり片付け、大量の機材を使ったので物が散乱していました。
フラットも今回はきっちり撮影できたので、画像処理はうまく行きそうです。
すばるも明るいだけあってそれなりの写りでした。

Nさんとカムイミンダラさんは早めに撤収なされたのですが、我々はわりとのんびり
撤収していましたので、帰る頃には大分明るくなっていました。

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帰りはもちろんヤンマー。今日は朝ラー(薬味ねぎ増し)でした。このトッピングはいいですね~。

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帰りは運転をsakumaくんとNくんにお願いしたので、お蔭様でわりと寝れました。
到着後は研究室で実験があり、終わったのは25時でしたが何とかなりました。どうもありがとう。



透明度はイマイチでしたが、ガスも雲も心配しないで撮影できたのは良かったですね~。
週末までには処理を終えたいところです。来週は天気も悪そうですし、忙しいので今期は
これにて打ち止めの予定です。次は星見人、ですね!

函岳遠征は大失敗

9/24(土)に函岳まで遠征してきました。
結果はタイトルの通り、ドン曇でした。

バイト終了後12時過ぎにサークル会館へ。
13時過ぎに私、sakumaくん、Nくん、Hくん、Gくんの5人で出発しました。

道中は時折叩きつけるような雨が降っていて、あまり良い天気ではありません。

夏らしい雲です。

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太陽がいい感じでした。敢えてモノクロです。アイリス星雲に、見え、ないか・・・

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N君が頑張ったおかげで16時過ぎには美深に到着、早めの夕食をとって
いざ函岳へ向かいました。

ダートは27kmあるのですが、途中に加須美峠と言う峠があります。
ここにゲートがあり、閉まっていたら万事休すでしたが開いていました。

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函岳へのアプローチです。山頂のレーダー施設が小さく見えています。

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フラットダートは去年より砂利も少なく、走りやすかったです。





キツネがいました。

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頂上に着いたのは17時過ぎ。結局4時間で走破したことになりますね。
予定より早く到着したおかげで、夕日が沈むのに間に合いました。

早速71FL+7866にGH-1を装着、動画で日本海に沈む夕日を撮影しました。
海上には雲が無かったので、ほとんど雲に邪魔されずに撮影できました。
そのおかげで、後で確認したところ、
グリーンフラッシュが写っていました!!!

sakumaくん、Nくんの画像にも写っていたので、間違いないと思います。
静止画をキャプチャして観測写真の部に送ってみようかな・・・

ちなみに函岳からは利尻も見えます。手前の風車はオトンルイ発電所のものかと。

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夕日撮影後は機材を展開。相変わらず大荷物です。

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で、肝心の天気ですが、芳しくありません。

常に雲が通過する感じで、時折星が顔を覗かせますが、安定して晴れることはありません。

21時を過ぎた辺りで全く晴れなくなり、ハイエースの荷台に転がって寝ていました。
ところが待てども待てども一向に回復しません。

普段なら23時くらいから安定してくるのですが、今回は違いました。
結局25時45分に私が撤収の号令を掛け、何も出来ないまま下山する羽目に。

途中少し標高が下がったところで外を見ると、めちゃくちゃ晴れています。
とりあえず車を止めると、そこには満天の星空が。

やはり函岳は別格ですね。銀泉台にも全く引けをとりません。
もちろん平取・三石・アンガスとは比べ物にならない空です。格が違います。

とはいえ微妙に雲が追いかけてきていますので、加須美峠まで降りてみることに。
しかしここもまた霧の中・・・

仕方なく諦めて帰ろうとしましたが、少し降りたところで快晴になりました。
今度は車を止めて、少しでも撮影しようと言うことで三脚にカメラをセットしました。

7×50双眼鏡でも見てみましたが、M31は言わずもがな、M33は渦巻きが確認でき、M42は下の淡い部分まではっきり見えます。勾玉も構造が分かりましたし、やはり最高の空であることは間違いないですね。
対日照も肉眼で見えたように思います。

ダートを突破してからは急ぎヤンマーへ。

凄い霧でした。

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月が見えていました。やはり、他の場所は晴れていたようです。

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で、赤い看板が・・・




新作の「肉あん味噌らぁ~麺」ネギ増し。
うまい!

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まあこうなると、自棄酒です。
しかも昼間から。機材を下ろしたあと、AM11:00からのみ始めました。

sakumaくん提供の「三芳菊 WiLD-SIDE 無濾過生原酒 袋吊り雫酒」。
せっかくですのでTシャツ、前掛けとともに。




前回飲んだときと同じ圧倒的なインパクトに完全にやられました(いい意味で)。
ちょっと酸味を強く感じたのは体調のせいか、それとも熟成が進んだためか。
相変わらずの三芳菊ワールド全開で、すぐに空っぽになりました。

続いて私提供の「一白水成(いっぱくすいせい) 雄町 純米吟醸 火入れ




久々のいっぱくでしたが、相変わらず旨いですね!
三芳菊とは打って変わって甘み主体ですが、分厚い旨み・甘みと、スパッとした切れ味、アクセントの
酸味が心地よいお酒でした。

疲れもあったのか一瞬でぐでんぐでんになり、正気に戻ったときには暗くなってました(笑)


今回は完全に判断ミスですね。
GPVに頼りきりでしたが、やはり山の天気、一筋縄では行きません。
曇る条件があるはずですので、もっとちゃんと下調べをしつつ、余裕のあるときでないとダメですね。
いい勉強にはなりました。

今日も遠征する計画があったのですが、GPVが微妙だったので明日に延期することにしました。
明日のGPVは真っ黒ですので、どこかは晴れるでしょう。
出来ればアンガスに行きたいですね。

明日遠征します

今日の朝はとても良い天気でしたが、夜は予報通りドン曇でした。
しかし明日は全道的に晴れてくれそうです。

遠征場所については悩みましたが、せっかくですし函岳に行こうと思います。
一応71FLは持っていきますが、メインはフィルムでの広角撮影になりそうです。
せっかくの空を小さく切り取るのはもったいないですから。

では、今日は早く寝ることとします。


クッチャロ湖の夕焼け+α

今日は夕焼けが綺麗でしたね~。



台風直前と言うこともあるのでしょうか、不気味ささえ感じます。

今年の夏合宿の時のクッチャロ湖でも素敵な夕焼けに出会うことが出来ました。
http://blogs.yahoo.co.jp/shootingstar0234/29296101.html
そのときフィルム(FortiaSP)で撮影した画像をスキャンしましたので、お気に入りを3枚ご紹介します。




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最高ですねこのフィルムは!

かなり前に生産を終了していますが、最後の一本でした。
現像する時にヨドバシに持っていったら店員さんが驚いていました。
実はブローニーはまだ冷蔵庫に何本か眠っています。なかなか使いどころが難しいんですよね・・・。

ついでに、今まで撮影した夕焼けの中から厳選して2枚紹介します。
全てFortiaSPで撮影したものです。

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2008.06 北大ポプラ並木
夕焼け?というか虹の写真です。
この時は日没直前まで虹が見えていました。

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2006.08 サロベツ原野
私が大学3年生の時の夏合宿のときの夕焼けです。
この合宿中は本当に夕焼けが綺麗でした。


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2006.08 稚咲内海岸

サロベツ原野から海に出て少し行ったところです。
今までの夕焼け写真の中で一番のお気に入り。
中央は利尻富士です。

振り返ってみると天文以外はほとんどFortiaかFortiaSPを使っていました。
FortiaSPのSPはSPringですので、春用のフィルムって事ですが最も威力を発揮するのは
夕焼けだと思います。

もう二度と販売されることはないでしょう。
もし万が一復活したら、買えるだけ買うでしょうね。こういった尖がったフィルム、というか
フィルムの銘柄がどんどん少なくなっていくのはさびしい限りです。



遠征

三連休は晴れそうな感じです。
レンタカーが三連休だと絶対込み合うので、したくないのですがきめ打ちです。
不安ではありますが24日押さえておきました。曇ったらどうしましょうね、ドライブになっちゃうかな??
そこまでがつがつせず、テストメインでの遠征のつもりです。
久々にアンガスに遠征したいですね~。


アイリス星雲(NGC7023)

ようやくアイリス星雲(NGC7023)の処理が終わりました。
余りに大変すぎて死にそうになりましたね・・・

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データ

撮影場所:三石、平取
撮影日時:2011.08.26 21h42m~ 20min×6コマ、08.27 21h13m~ 20min×10コマ (総露出時間5時間20分)
カメラ:ニコンD40(ISO800、赤外カットフィルター除去改造、RAW)
フィルター:IDAS UIBAR-Ⅲ FF
望遠鏡:ミニボーグ71FL+0.66xDGT(267mmF3.7)
ガイド:ビクセンSXW赤道儀
ガイド鏡:笠井トレーディング Guidefinder60
ガイドカメラ:1004XAボードカメラ(25フレーム蓄積)
ガイドソフト:PHD guiding 1.12
処理:RAP2,StellaImage6,Photoshop CS5

1日目はそれほど問題ありませんでした。ですが、フラットを2日目帰ってきてまとめて撮影したため、
かなり大きなごみが1日目~2日目の間に付着してしまいフラットフラットがうまく合いませんでした。

問題は2日目で、ハイライトで猛烈な色むらが発生し、これを消すのに四苦八苦しました。
フラットの問題なのか、ベイヤーマージの問題なのか、フィルターの問題なのか。
どちらにしろフラットのマッチングは周辺減光が多いこともあり良くありませんでした。

構図も本来はアイリス中心部が中央上になるはずだったのですが、子午線越えを見越して
先にオーバーハングさせたため、そのせいで2日とも上下反転していました。それに気づかず撮影したため
位置が中途半端です。これなら横構図にすればよかったですね。

と言い訳ばかりになってしまいましたが、何とか分子雲まで無理やり抽出することはできました。
あまり美しい作品とは言えませんが、せっかくですし星ナビに送ってみます。ダメでしょうけど。
次の新月期は大人しくメジャーどころを狙ってみます。

ギャラリー
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