12日から16日までサークルの夏合宿に参加してきました。
場所は天塩町旧泉源小学校。
学校施設を区分する「僻地級」というものがありますが、
1~5までで「4」となるそうです。
5は北海道だとトムラウシ小中学校だけですので、
それに次ぐレベルの「僻地」ということです。
sakumaくんのブログでも話題になっていましたが、場所はコチラです。
見るからに何も無い場所ですが、
本当に何も無いです。
最寄コンビニまで何と24km!
最寄自販機まで15km!!
広い北海道とはいえ、ここまで隔絶された環境は珍しいです。
もちろん星空も超一級、光害指数は「0.1」です。
弱点は標高が低く、天気の安定性が低いことでしょうか。
さて、それでは、旅行記にしばしお付き合いください。
8/12(日)
11日は研究室の同期たちと飲み会+我が家でマージャン。
マージャンで四暗刻を上がってしまい(北海道上陸して初役満)、
テンション上がりました。
12日は10時サークル会館集合。
車2台、合計10名で出発!
合宿地に向かう前に、札幌のうどん屋「寺屋」さんにて昼食。
まともなうどんを頂くのは久々ですが、美味いですねぇ。
普段はそば派の私も納得のお味でした。
その後寄り道をしながら泉源へ。
天気はドン曇。星空は期待できそうに無いです。
温泉に寄りつつ、夜は飲み会。私の日本酒2本を披露しました。
1本目は定番の、「而今 純米吟醸 雄町 火入れ」。
金環日食の時には生酒を披露しましたが、
生酒の良さを最大限に引き出した美酒でした。
分厚い甘みと旨み、ちょうど良い酸味、スパッと切れる辛味。
文句のつけようがありません。
2本目は「小左衛門 純米吟醸 播州山田錦 火入れ」。
昨年飲んだ生酒が素晴らしく美味しかったので火入れでしたが
買って見ました。
確かに生酒の良さは残っていますが、多少インパクトに
欠ける気がしました。
ただ、ふわりと軽い甘みは健在で、とても優しいお酒でした。
2本とも好評で、すぐに無くなりました。
続いて、去年仕込んだ梅酒も披露。
http://blogs.yahoo.co.jp/shootingstar0234/29085450.html
日本酒、ウイスキー、焼酎と飲んでもらいましたが
日本酒ベースが私としてはお気に入りでした。
どれも好評で、何より何より。
時折空を見上げていましたが、ちょびっとだけ天の川が見えたくらい。
明け方には大雨で、早めに寝ました。
8/13(月)
朝起きてみると、雨が降り続いていました。
その後も降ったり止んだり。
GPVによると道北の海沿いは晴れてくれそうです。
予報を信じ、早めに温泉に入りつつ、夕食。
結局、1年生10人を含む20人で車4台に分乗、
sakumaくんを含むM2勢は利尻島で観測、2人が合宿地で
お留守番ということになりました。
観測地候補を、天塩町と稚内市を結ぶ海沿いの道道106号にある
「こうほねの家」と稚内市街地の突端、「ノシャップ岬」に決定、
4台で出発。
こうほねの家は街灯が明るかったため、ノシャップ岬を目指すことに。
ノシャップ岬では少し晴れてきて星も見えたのですが、いかんせん
灯台の光が邪魔です。
他にも何台か車が居たためいろいろ心配でしたが、
霧が発生しそうではありません。
戻ってもいいのですが、霧が心配です。
Gくんたち2台はこうほねの家の少し南のパーキングに
陣取ったようでしたので電話で聞いてみると、
「快晴、霧は全く無い、視界も問題なし」
とのこと。
散々迷ったのですが
戻ることに。道道106号のパーキングを観測地としました。
到着すると素晴らしい星空!!!
霧も心配でしたが、湿度は高いものの
気温があまり下がらなかったため問題なかったみたいです。
早速機材をセッティング、まずはR200SS+MPCCをSXWにセット。
D5100のファーストライトを行いました。
これが正真正銘の1枚目です。
D5100の最初の1枚は星にする、と心に決めていたので、
テスト撮影は全くしていません。
例の変なゴーストは健在ですねorz
シャープ感はイマイチですが、コマコレ2にして
ゴーストが出るのが嫌でしたので、そのままにしておきました。
まだ現象時刻までに時間がありましたので、
Samyang8mm+スカイメモを使って撮影してみました。
JPG撮って出しですが、高感度耐性は
まずまずなようです。
samyang8mmはハズレ玉だったようで、
像は残念ですが・・・。
しばらくすると金星+月が昇ってきたので
スタンバイ。
SXW、R200SS+MPCC+D5100のシステムと、
スカイメモ、71FL+フラットナー+GH1のシステムを
セット。71FLのテレコンは忘れてしまいましたorz
せっかくですので、金星食の記事は別にまとめようと思います。
観測自体は完璧でしたね!
雲に邪魔されることは全く無く、トラブルもありませんでした。
観測終了したのは04時過ぎ、まだ金星と月は見えていました。
望遠鏡で見たり、ファインダー越しに見たりしていましたが
目で見るのが一番でしたね。
改めて肉眼の威力を感じました。金星くらい明るいと
肉眼でも十分楽しめます。
しばらくして撮影した1枚。
少し小さいですが、ちゃんと金星と月が見えています。
1年生を雄信内駅へ送りつつ、
帰ってきたのは06時くらい。
居残りした2人も、別の場所で観測していた車2台も、
利尻に遠征していたsakumaくん達も観測に成功したようです。
夏合宿参加メンバー全員観測成功というのは
滅多に無いことですので、とても幸運でした。
それぞれ、ペルセウス座流星群と金星食を堪能したようです。
その2へ続きます。
場所は天塩町旧泉源小学校。
学校施設を区分する「僻地級」というものがありますが、
1~5までで「4」となるそうです。
5は北海道だとトムラウシ小中学校だけですので、
それに次ぐレベルの「僻地」ということです。
sakumaくんのブログでも話題になっていましたが、場所はコチラです。
見るからに何も無い場所ですが、
本当に何も無いです。
最寄コンビニまで何と24km!
最寄自販機まで15km!!
広い北海道とはいえ、ここまで隔絶された環境は珍しいです。
もちろん星空も超一級、光害指数は「0.1」です。
弱点は標高が低く、天気の安定性が低いことでしょうか。
さて、それでは、旅行記にしばしお付き合いください。
8/12(日)
11日は研究室の同期たちと飲み会+我が家でマージャン。
マージャンで四暗刻を上がってしまい(北海道上陸して初役満)、
テンション上がりました。
12日は10時サークル会館集合。
車2台、合計10名で出発!
合宿地に向かう前に、札幌のうどん屋「寺屋」さんにて昼食。
まともなうどんを頂くのは久々ですが、美味いですねぇ。
普段はそば派の私も納得のお味でした。
その後寄り道をしながら泉源へ。
天気はドン曇。星空は期待できそうに無いです。
温泉に寄りつつ、夜は飲み会。私の日本酒2本を披露しました。
1本目は定番の、「而今 純米吟醸 雄町 火入れ」。
金環日食の時には生酒を披露しましたが、
生酒の良さを最大限に引き出した美酒でした。
分厚い甘みと旨み、ちょうど良い酸味、スパッと切れる辛味。
文句のつけようがありません。
2本目は「小左衛門 純米吟醸 播州山田錦 火入れ」。
昨年飲んだ生酒が素晴らしく美味しかったので火入れでしたが
買って見ました。
確かに生酒の良さは残っていますが、多少インパクトに
欠ける気がしました。
ただ、ふわりと軽い甘みは健在で、とても優しいお酒でした。
2本とも好評で、すぐに無くなりました。
続いて、去年仕込んだ梅酒も披露。
http://blogs.yahoo.co.jp/shootingstar0234/29085450.html
日本酒、ウイスキー、焼酎と飲んでもらいましたが
日本酒ベースが私としてはお気に入りでした。
どれも好評で、何より何より。
時折空を見上げていましたが、ちょびっとだけ天の川が見えたくらい。
明け方には大雨で、早めに寝ました。
8/13(月)
朝起きてみると、雨が降り続いていました。
その後も降ったり止んだり。
GPVによると道北の海沿いは晴れてくれそうです。
予報を信じ、早めに温泉に入りつつ、夕食。
結局、1年生10人を含む20人で車4台に分乗、
sakumaくんを含むM2勢は利尻島で観測、2人が合宿地で
お留守番ということになりました。
観測地候補を、天塩町と稚内市を結ぶ海沿いの道道106号にある
「こうほねの家」と稚内市街地の突端、「ノシャップ岬」に決定、
4台で出発。
こうほねの家は街灯が明るかったため、ノシャップ岬を目指すことに。
ノシャップ岬では少し晴れてきて星も見えたのですが、いかんせん
灯台の光が邪魔です。
他にも何台か車が居たためいろいろ心配でしたが、
霧が発生しそうではありません。
戻ってもいいのですが、霧が心配です。
Gくんたち2台はこうほねの家の少し南のパーキングに
陣取ったようでしたので電話で聞いてみると、
「快晴、霧は全く無い、視界も問題なし」
とのこと。
散々迷ったのですが
戻ることに。道道106号のパーキングを観測地としました。
到着すると素晴らしい星空!!!
霧も心配でしたが、湿度は高いものの
気温があまり下がらなかったため問題なかったみたいです。
早速機材をセッティング、まずはR200SS+MPCCをSXWにセット。
D5100のファーストライトを行いました。
これが正真正銘の1枚目です。
D5100の最初の1枚は星にする、と心に決めていたので、
テスト撮影は全くしていません。
例の変なゴーストは健在ですねorz
シャープ感はイマイチですが、コマコレ2にして
ゴーストが出るのが嫌でしたので、そのままにしておきました。
まだ現象時刻までに時間がありましたので、
Samyang8mm+スカイメモを使って撮影してみました。
JPG撮って出しですが、高感度耐性は
まずまずなようです。
samyang8mmはハズレ玉だったようで、
像は残念ですが・・・。
しばらくすると金星+月が昇ってきたので
スタンバイ。
SXW、R200SS+MPCC+D5100のシステムと、
スカイメモ、71FL+フラットナー+GH1のシステムを
セット。71FLのテレコンは忘れてしまいましたorz
せっかくですので、金星食の記事は別にまとめようと思います。
観測自体は完璧でしたね!
雲に邪魔されることは全く無く、トラブルもありませんでした。
観測終了したのは04時過ぎ、まだ金星と月は見えていました。
望遠鏡で見たり、ファインダー越しに見たりしていましたが
目で見るのが一番でしたね。
改めて肉眼の威力を感じました。金星くらい明るいと
肉眼でも十分楽しめます。
しばらくして撮影した1枚。
少し小さいですが、ちゃんと金星と月が見えています。
1年生を雄信内駅へ送りつつ、
帰ってきたのは06時くらい。
居残りした2人も、別の場所で観測していた車2台も、
利尻に遠征していたsakumaくん達も観測に成功したようです。
夏合宿参加メンバー全員観測成功というのは
滅多に無いことですので、とても幸運でした。
それぞれ、ペルセウス座流星群と金星食を堪能したようです。
その2へ続きます。