Shooting Stars - 美しい星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

2016年01月

朧滝遠征成果―オリオン座下部広域

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撮影場所

朧滝

撮影時刻 
2016.01.10 18h13m05s~

カメラ
Nikon D810A(ISO3200、4分×6枚×8枚モザイク(総露出時間3時間12分))

望遠鏡
ミニボーグ71FL+7872(288㎜F4.1)

ガイド

赤道儀:Vixen SXW
ガイド鏡:ミニボーグ60ED+7885
ガイドカメラ:1004XA改
ガイド:PHD guiding2.31 

処理

RAP2にてダーク、フラット、バイアス処理
CCDStack2.90(CCDIS/p)によりコンポジット
PhotoshopCC、Topaz adjustにてモザイクおよび最終調整


D810Aの多数枚モザイクは初めてでしたが、効果絶大ですね。
割とインパクトのある仕上がりかと思いますが、いかがでしょうか。

1カットも何枚も重ねるよりは、モザイクした方が良さそうです。
処理は最高に面倒ですので、そこさえもう少し楽になるといいんですけれどね。。。

追記
Mr.JDISさんのリクエストにお応えして。
1枚分の画角だとこんなもんです。流石に厳しい。。。
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朧滝行ってきました

日曜、天気は微妙でしたが朧滝へ行ってきました。

土曜は天気が微妙なのでパス。
日曜もいまいちですが、今週は平日遠征は出来そうにないので
遠征を強行しました。

出発はいつもより早めの16時前。
日曜ということもあって、あまり混んでおらず17時くらいには朧滝到着。

既にひたちなかのMさんがスタンバイ。
予報よりも天気いいですね~、最近晴れませんからねぇとご挨拶し、私も機材をセット。

今回は71FL+7872+D810Aで。
銀平君も持ってきていましたが、天気が悪かったときにテストするつもりでした。
しばらくは曇りそうにないので、今回はパスしました。


もろもろ順調に、薄明終了直後の18時15分には撮影開始。
ちょうどそのころ、一台の車が。
見慣れない車だな、と思いましたが、今回初めて来られたそうで。
普段は45㎝ドブをお使いのTさんという方でした。

私は8コマモザイクということもあり、細切れでしたがいろいろ
お話しさせていただきました。
また、10cmの対空双眼をお持ちで、h-xやM42、すばるなどを見せていただきました。
やっぱりこのクラスの双眼鏡だとM42はいいですね~
M1(かに星雲)も見せていただきましたが、逆の意味でインパクト抜群でしたね。
まあ、フィラメントまで肉眼では見えないでしょうけれど、ちょっとねぇ。。。
何はともあれ、どうもありがとうございました。

撮影の方は途中雲が発生し何枚かロスするも、まずまず順調に。
予定していた撮影を早々と終了してしまったので、さらに撮りましを。

都合15枚モザイクする羽目になりましたが、
D810Aのライブビューで見える星と星図から導入していくと意外にいけるもんですね。


23時、まだまだ天気は良さそうでしたが、どうもお腹の調子が悪い。。。
虎の子のトイレも冬季閉鎖中で、仕方なく帰ることに。
片付けている最中は本当にダメかと思いました。

ハンドルを握ると少しはマシになったので、事故ったらシャレになりませんから
慎重に里美のセブンイレブンまで。
何とか間に合いました。良かった良かった。


そんなこともあって、すぐにはヤンマーに行く気にならなかったので
ちょっと画像処理をしつつ、2時半くらいに。
久々にプレミアム醤油豚骨を。今はプレミアム塩とんこつが通常メニューになったので、
どちらかというと塩の方が好きなんですが、醤油もいいですね!
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天候不良の中、せっかく晴れてくれたのに微妙にもったいない遠征でしたが
まあぜいたくは言えませんね。撮影できただけでも良しとしましょう。
処理は明日・明後日の予定ですがどうかな。。。結構苦労しそうです。

D810Aによるインターバルタイマー撮影法 解説

1.バルブ・タイムが使えない理由
これは、どういう原理で動作しているか分かればすぐに分かります。
図にしてみました。

4ae9e191.jpg


本機能の場合は、撮影間隔ごとにシャッターを"一瞬押す”機能、
普通のインターバルタイマーの場合は、露光時間分シャッターを押しつづけ、
インターバル時間分Waitする機能ということです。

正直、わざわざ図にするほどではないですね。
当然、バルブにできたとしたら、一瞬で露光が終了してしまいます。

仮にスあった―スピードをバルブやタイムにしていると、エラーが表示され
そもそもインターバル機能を使えません。

M*モードで設定できるのは、30秒、1分、2分、3分、4分、5分、10分、15分のみ。
よって、上記にはない6分とか8分とかは設定できません
その場合は大人しく外付けのインターバルタイマーを使いましょう。


2.シャッタースピード+1秒以上にする理由
"撮影間隔"といわれると、通常のインターバルタイマーのインターバルのような
3秒とか10秒とかを連想する方が多いかと思いますが、そうでないのは上記のとおりです。

念のため、1秒で誤動作しないことはM*モードで設定可能なすべてのシャッタースピードで
確認しました。

理論上、"撮影間隔"はシャッタースピード+αでいいのですが、
設定できるのが1秒単位なので、フレーム間の間隔は1秒が最短です。

よって、比較明のときフレーム間隔が気になる方は本機能を使わない方がいいかと
外付けのレリーズ等を使って、シャッターを押しっぱなしにした方がずっと
間隔を短くできます。レリーズ等を忘れたときは本機能を使うしかないですね。

+αは1秒以上であれば何でもいいです。
+4秒とか、+10秒とか。
シャッターショック等を気になさる方は少し長めに設定すればよいかと。


3.露出ディレーモードとの併用
D810Aには"露出ディレーモード"という機能があります。
これは、ミラーが上がった後シャッターが切れるのですが、
シャッターショック軽減のため私はこれを併用しています。

カスタムメニュー→"d.撮影・記録・表示"→"d4.露出ディレーモード"から
設定できます。
設定値は1秒~3秒ですが、私は2秒を設定しています。

この場合、「露光時間+2秒」が要求されますので、もともと必要とされる
フレーム間隔1秒と合わせて+αを3秒に設定しています。
2秒以下ですと誤動作しますのでご注意を。

4.シャッタースピード+2秒以下にしたらどうなる?
1枚のみ設定したシャッタースピードで撮影され、その後動作を停止します。

1枚だけ撮影できてしまうので、撮影が順調に進んでいるか
のような勘違いをしてしまいます。回避手段は6.に記載します。


5.もろもろ設定した後にシャッターを押してはいけない理由
これは、設定方法の「6.カーソルを"撮影開始"メニューに合わせ、OKボタンを押す」以外に本機能をスタートさせることができないためです。
シャッターが押されると、普段と同じようにシャッターが切れるだけです。

本機能はMENU画面でのただの「設定」です。

たとえば、時刻をMENU画面から設定しているとしましょう。
そこでシャッターを押すとどうなるでしょうか?

もちろん、シャッターが切れるわけですよね。それと全く同じです。

つまり、撮影開始のためには、シャッターを押す以外の
トリガを出さないといけないわけです。
それが、上記の「6.カーソルを"撮影開始"メニューに合わせ、OKボタンを押す」
に当たります。

撮影を開始するときはシャッターを押すという動作が無意識のうちに
刷り込まれていますので、シャッターを押したくなってしまうのですが、
それだとM*モードで設定したシャッタースピードで1枚だけ撮影されます。

これが厄介で、押し忘れや設定時間ミスだとすぐに気付くのですが、
設定した時間と全く同じ時間だけ撮れてしまうので、
誤動作だと気付かないんですよね。。。

6.本機能による撮影が正しく行われているか確認する方法
回避手段としては、2枚目のシャッターが切れたことを確認するか、
上面の液晶を見るという方法があります。

前者は説明不要ですね。
後者について、本機能動作中は上面の液晶に残り撮影枚数が表示されます。
小さく「INTVL」の表示も点滅しますが、小さすぎて恐らく分からないでしょう。。。

0fcbe2fb.png


今回は6枚設定し、4枚撮影が終了したところです。
繰り返しますが、表示されるのは「残り撮影枚数」です。
「撮影済み枚数」ではありません。ご注意を。


7.終わりに
M*モードはD810Aの目玉機能といっても過言ではないでしょう。
本機能と組みわせることによって、スタンドアローンで長時間露光できるわけ
ですから、使わなければ損です。ぜひ使ってみてください。

また、BYEなり外付けインターバルタイマーなりを使っておられる方でも、
もしもそれらが使えなかったときに大きな助けになります。
ちょっとトリッキーな方法ですので、覚えておかないといざという時に
使えません。マスターしておいて損はないかと。

私は、体に覚えこませるために、特に理由はない限りはこの機能を
使って撮影しようと思います。

D810Aによるインターバルタイマー撮影法

昨日茨城に戻ってきました。
天気も良く、気温も高く穏やかな正月でしたね。
私は明日から出勤です。

タイトルにもありますが、今日はD810Aのお話。
昨年末の希望が丘で話題になった、インターバル撮影の方法です。

はじめに
インターバルタイマー撮影機能自体はD810を含む他のNikonデジイチにも
登載されています。よって、天体写真以外の撮影でも使える機能です。

今回は30秒以上の露光をする、星景・星野・直焦点撮影での
インターバルタイマー撮影機能の使用法を解説します。
以下、D810Aのインターバルタイマー撮影機能を「本機能」と呼びます。

長文になりますので、忙しい方のために概要だけ箇条書きで。
なぜそうしなければいけないかは後で説明します。

設定方法
1.M*モードにする
2.300秒など、"M*モードで選択できる"任意のシャッタースピードを設定する
3.MENUボタン→撮影メニュー→下から3番目の"インターバルタイマー撮影"を
  選択
4."撮影間隔"メニューから、撮影間隔を「シャッタースピード+1秒以上」に設定
5."撮影回数×1回のコマ数"メニューから、撮影枚数を設定
6.カーソルを"撮影開始"メニューに合わせ、OKボタンを押す
7."インターバルタイマー動作中"と表示され、約3秒後に撮影が開始される

注意事項
1.バルブ・タイムでは本機能は使えません
  M*モードで選択できるシャッタースピードのみが使えます。
2.ャッタースピードと同じ、またはそれ以下の撮影間隔を設定すると、
  一度シャッターは切れますが2枚目以降は撮影されません
  必ず「シャッタースピード+1秒以上」、たとえば300秒を選択したら
  301秒以上に設定してください。
3.設定5.が終わった後、シャッターボタンを押してしまうと
  撮影は開始されますが、本機能は動作しません。
  1枚のみ撮影され、そのままアイドル状態となります。
  ※このミスで3回失敗しました。
   とにかく注意してください。

次記事に解説をアップします。

あけましておめでとうございます。

例年通り、実家の長野で正月を過ごしています。
未明から少し雪が降り、3cmくらい積もっていましたが
雪の少ない正月となりました。最近はほとんど雪がないですね。

昨年は「GINJIを本格稼働」などと言っていましたが、
実際は「GINJIを永久保管」になってしまっています。。。

D810Aを購入したので、フルサイズではどうやっても使えないとなると
稼働率は下がりますねぇ。。。
D5100改とのコンビで使っていくつもりですが、主に接眼部は
もう少し手を加えないといけません。


それはさておき、最近は更新頻度も下がり、ただのラーメン写真ブログと
なってしまっていますが、少しはまともな内容の記事を書かないと
足しげく通っていらっしゃる方々に申し訳ないなぁと思っています。

最近は機材ネタの記事がないので、そういった内容の記事も
アップする予定です。
皆様、良いお正月をお送りください。

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