Shooting Stars - 美しい星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

2021年03月

いつもの阿字ヶ浦で夏の天の川

先週3/18、平日ですが撮影に行ってきました。
今月の新月期は天気はまずまず良かったのですが、PM2.5なのか黄砂なのか分かりませんが
霞んだ白い空ばっかり。そんな中でも3/18はまだマシなほうでした。


阿字ヶ浦の白亜紀層へここ数年通っていますが、どうも道路の拡幅?のためか
使っていた場所は工事中で立ち入りできず。
工事後は駐車場が無くなってしまうので、撮影は出来なさそうです。


替わりに、200mくらい離れた場所にある駐車場へ行ってきました。
こちらは昔からあるのは知っていましたが、今年初めて行ってみました。



4-2-2-2

Z6Ⅱ、Z 20mmF1.8開放、ISO3200、10秒×20枚、Sequator1.56でコンポジット

昨年のテスト撮影で確認していましたが、安心して開放で使える星像でした。
ISO3200、10秒でも十分ヒストグラムが右に寄ってくれるのはF1.8ならでは。
そのおかげで、結構無理やりな処理をしましたがノイズ感はほとんど無く仕上がりました。


6-2-2

Z6Ⅱ、Z 14-30mmF4.0@14㎜開放、ISO12800、10秒×20枚、Sequator1.56でコンポジット

やっぱり超広角には超広角の良さがありますねぇ。

Z6Ⅱでは高感度耐性も期待していましたが、予想していたよりも良くないイメージ。
ISO12800はギリギリでしょう。もうちょっと頑張ってほしかったのですが…
32枚くらいはコンポジットしたほうが良いかもしれません。


昇ってくる天の川は旬を過ぎた感はありますが、透明度が良くなったら
また撮影に行きたいところですね。

月火星アルデバランすばる

最近は花粉にやられて、遠征はおろか外に出かけるのも億劫になっていました。
いやー今年は例年になくしんどいですね…

桜が咲き始め、(たぶん)ヒノキ花粉症ではないのでピークは過ぎたと思いますが
もう2週間くらいの辛抱でしょう。


それはさておき、先週金曜に月と火星、そこにアルデバランとスバルがいるらしいので
近所の田んぼまで撮影に行ってきました。
PM2.5と黄砂、さらに薄雲まであってボワボワ。
仕上がりも極めて微妙ですが、一応上げておきます。

New5

Z6Ⅱ、Z 24-200mmF4-6.3 @ 105mmくらい、スカイメモSで追尾
無理やり多段階露光しましたが、流石に月は明るすぎでしたね…

_DSC2376

Z6Ⅱ、Z 24-200mmF4-6.3 @ 24mm、30秒、ISO200
星は流れてしまいますが、このくらい広角のほうがいいのかもしれません。


おまけ
ちょっとノーフィルターだと星が地味なので、クロススクリーンフィルターを付けてあげればいいんじゃね?と思って撮影してみたのですが…

_DSC2240

うーんそういうこっちゃないんだよなぁ…
これじゃあエヴァン〇リオンのビームです。
月以外は結構いい感じにクロスしているわけですが、月がないときにやるべきでしたね。





N.I.N.AでPlate Solving その2

私が住んでいるここ茨城では2/23に県独自の緊急事態宣言が解除となりました。
ただ、スギ花粉の本格的な飛散が始まり、コロナは関係なく
外に出られない季節がやってきました。

昨年はほとんど症状が出なかったのですが、それはスギ花粉の飛散量が
少なかったおかげなようで。

今年は昨年と比べるとかなり量が多く、すでにやられています…
せっかくのVC200L、銀河シーズンに使ってあげたいところですけどねぇ。
明け方に昇ってくる天の川を撮影するくらいなら何とかなりそうですが。


さて、話をN.I.N.Aに戻します。
前回の記事でPlate Solverの導入方法を示しました。


今回はNINAとの連携方法を解説します。

まずはNINAを起動。
必要な情報を入力していきます。
Options→Equipmentタブを選択。
Telescope欄に使っている望遠鏡の焦点距離を"Focal Length"に、F値を"Focal Ratio"に入力します。
22-1


続いて、前回記事でセットアップしたAll Sky Plate SolverをPlate Solverとして指定します。
Plate Solvingタブをクリック。

"Plate Solver"、"Blind Solver"の両方に"All Sky Plate Solver"を選択します。
また、Plate Solver Settingsから、"All Sky Plate Solver"を選択し、
ASPS Locationの "…" ボタンからAll Sky Plate SolverのEXEファイルを指定します。
私の場合はProgram Files(x86)の”Plate Solver”フォルダにありました。
21-2


これにて事前準備は完了。
Plate Solvingを実行する方法は2つあります。
1)Imagingの"Plate Solving"から実行する
500

この方法ですと、Plate Solving専用の画像を撮影し、それに対してPlate Solvingを実施します。
上手くいくと、下のほうに赤緯・赤経が表示されます。
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実は"Success"のところに☒印や☑印が付いているのですが、
小さすぎて全然見えません…
23-2

今回のセット(71FL+7872、ASI 533MC Pro)では成功率はあまり高くなかったですね。
もっと焦点距離が長いほうが上手くいっているような雰囲気でした。


2)撮影した画像からPlate Solvingする
Imagingの"Imaging"タブの右上に、"Plate Solve Current Image"というボタンがあります。
そのボタンを押すと、撮影した画像からPlate Solvingしてくれます。
501


わざわざPlate Solving用の画像を準備するよりは、構図orピント合わせ用の画像からPlate Solvingするほうが理にかなっていると思いますので、2)のほうが良い方法かと思います。
1)の方法だと実際に撮影した画像がどんな感じかわかりませんし。


All Sky Plate Solverと今回の光学系の組み合わせだと、Plate Solvingするのに結構時間がかかりました。
数十秒はかかったような気がします。

まあ、私の使い方はざっくりとした方向がわかればいいというものですので、
この使い方でも3回くらいPlate Solvingすれば目標としていたバラ星雲の導入が
できました。

細かい構図合わせや、複数晩での撮影の画像の位置合わせなどをやる場合は
ちゃんとGoToできる赤道儀を使ったほうがよいでしょう。


また、最近NINAの最新版がリリースされました。
100

一番下にBlind Solverの問題を修正したとありますので、ASTAPとの連携も
改善したようです。
ASTAPのテストもやらねばいけなくなりましたが、それはまたの機会に…







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