サークルに新たな仲間が加わりました。

ビクセンのA80Mf屈折望遠鏡と、ポルタ経緯台2セットです。



前にも書きましたが、われわれのサークルは古い機材ばかり。
いい機材ではあるのですが、どれも重く、組み立てが面倒なものばかり。

部室は4階建ての3階ですが、視野が狭いので屋上で観測をすることが多いです。
写真を撮るときならともかく、掩蔽などただ見るだけのときに重い機材を持っていくのは面倒でした。

そのため、軽くて使いやすい望遠鏡と架台がほしくなった、ということです。

コンセプト

この望遠鏡のコンセプトはすばり「初心者向け」の望遠鏡、でしょう。

私が考える「初心者向け望遠鏡」の3条件とは、

1、軽い
2、組み立てが簡単(三脚も含む)
3、アイピースはまともなものである

です。そういった意味で、このセットは理想的ではないでしょうか。

組み立ては鏡筒バンドのアリガタをアリミゾに固定すれば終わりですし、三脚は開けばそれで完成。
鏡筒と架台、三脚を合わせても片手でもてるほどの重量で、良いと思います。

ポルタ

ポルタ経緯台はフリーストップ式で、デフォルトでは少しゆるかったので調整しました。
説明書を読むと、本体に六角レンチがついているとのこと。

架台のゴム部分をはがすと、六角レンチがありました。

55370fba.png


図の矢印のところに磁石がついており、六角レンチが落ちないようになっています。
この心遣いはちょっとうれしくなりました。すばらしい!

アイピース

付属アイピースは31.7のプローセル20mmとプローセル6.5mm。



初心者向けの望遠鏡で、どうしようもないアイピースをセットにしているものがありますが、
初心者向けだからこそアイピースはまともなものを使ってほしいと思います。

で、これらのアイピースは、プローセル20mmはアイポイントもそこそこ。
私は眼鏡をかけていますが特に問題なし。見え味も十分満足できました。
しかし6.5mmはアイポイント、視野、明るさどれもいまいち。これはいけません。

A80Mfは口径80mm、焦点距離810mmで、焦点距離は長めですから
30mmと10mmの2本セットとかで良かったのでは、と思います。

その他

ファインダーは視野が広く、見やすくてGood!

像がブレやすく、ブレが収束するのに時間がかかるのはかなり気になりました。
高倍率で観察するときは特にストレスになると思います。

確かに三脚や鏡筒の作り自体はチープなところがありますが、値段との兼ね合いもあり
(セットで6万以下)これは致し方ないでしょう。

まとめ

不満な点はいくつかあるものの、
「確かに初心者向けのセットである」
といえるでしょう。

来週限界線もあることですし、存分に活躍してほしいと思います。