今回の遠征では、前回惨敗したM81、82のリベンジをしました。

R200SS、ISO400、30分で4枚撮影しました。

一番良く取れた画像はこちらです。

916474b8.jpg



ダークフラット未補正、JPEG撮って出しの画像です。
ISO400だと背景が滑らかでいいですね~。

中心部の200パーセント拡大はこちら。

8ca1a39a.jpg



ほぼガイドエラーなしと思っていますが、まだ甘いんでしょうか。




PHD guidingの設定について


パラメータはこんな感じです。




RA agressivenessは天の北極近くだったので低めの60にしました。
(見づらくてすみません)

Dec guide modeはいつもOffにしていますが、Autoにしてもなぜか安定していましたので
Autoに、Dec Algorithmは確かLowpass Filterだったはずです。
(実は撮影し終わってからのスクリーンショットですので、もしかしたらRegist Switchかもしれません)

Min. motionは

ガイド鏡の焦点距離:420mm
R200SSの焦点距離:800mm

ですから、D40とガイドカメラの1画素のサイズが同じだとし、許容できるエラーを
1ピクセルとすると0.50となると思いますが、あまり安定しなかったので大きめにしました。

Calibration Stepは1004XAの露出と同じ1000msです。

同じ設定で4枚撮りましたが、ガイドエラーがないのは先ほどの1枚、
ぎりぎり許容範囲なのが2枚、使えないものが1枚ありました。

成功率を考えると、もう少し追い込む必要があると思います。

エラー


これまでASCOMはVer.4.4.0を使い、スフィンクスプラグインも4.4.0を使っていましたが、
最新にアップデートすると、キャリブレーションの際にエラーが出てしまい、

「万事休す!」

と思いましたが、PHDを再起動してASCOMのスフィンクスの設定画面で
"soft error"にチェックを入れ、観測地の緯度経度を入れたら正常動作しました。




なんだったんでしょうか、本当にびっくりしました。


1004XAについて


1004XAは露出1s(25フレーム蓄積)で、GainはMAXにしています。
2sでも試してみましたが、PHDのグラフを見る限りでは短めの露出にしたほうが
うまくいく気がします。

どのくらいの星まで写るかですが、

7437742a.jpg



うーん、これじゃ分かりづらいですね~。
スクリーンキャプチャに失敗してしまいました。
8等くらいまでは写っていたと思いますが・・・。
来月までには改造機が完成するみたいですので、もう少しお待ちを。



追記


明日からサークルの春合宿です。
星の写真を撮る気は全くないです(笑)
一年生も8人来るとのこと、楽しみです。