皆既日食で使うスカイキャンサー用の鏡筒バンド取り付けプレート(?)が完成しました。



元々ガイド鏡を同架させるための部品がついていた部分を利用し、
プレート+鏡筒バンドを取り付けました。

で、下の写真がその部品なわけですが、

7ecff7dc.jpg


このパーツは取り付けると、なぜかカメラを取り付ける部分と平行になく、少しねじれています。
最初はこの部品のカメラネジと、カメラ取り付け部分のネジの2本で鏡筒バンドを取り付けようと
考えていましたが、ねじれているため、鏡筒が撓んでしまったので諦め、プレートを作りました。

そのパーツの代わりにL字の金具を2枚重ねたものを入れ、厚さ5mmのアルミ板を適当な大きさに
カットしたプレートに穴を開け、ネジ止めしています。
(すみません、分かりにくいですね)

鏡筒バンドは1つはデフォルトのネジを流用して固定し、もう一つは長さが足りなかったので
ビクセンのマルチプレートから拝借したものを使いました。

三脚に乗せ、ミニボーグを搭載するとこうなります。



いやぁ、怪しさ爆発です。

スカイキャンサーとミニボークがまったく合っていません。
できた年代も何十年も違い、メーカーも全く違うんでしょうがないんですけど。
ミニボーグも1.4×テレコンを入れたため全長が長くなってしまい、余計に怪しいです。

月でテスト撮影出来ればよかったのですが天気が悪く、仕方ないのでビルを撮ってみました。



特に収差等も見当たらず、像は良好です。

今日の撮影で、いくつか足りないパーツがあることが分かり、かなりぶれやすいということも
分かりました。それだけでも収穫ですかねぇ。

次は太陽のテスト撮影をする予定です。
来週は晴れそうですので、早いうちに問題点を見つけておきたいです。