10月に古山に行ったときに後輩達に協力してもらって撮影したものですが、
公開がこんなに遅れてしまいました・・・

今のサークルには、OBも含めると多くの種類のデジイチがあります。

ニコン

D40、D50、D70、D5000

キャノン

KissN、KissF、KissX、KissX2、KissX3

ペンタックス

K10D、K100Dsuper、K200D

ソニー

α100、α550

フジ

Finepix S5pro



うーむ、入門機ならほとんど網羅していますね(笑)
いつか全機種一斉テスト、なんてものをやってみたいです。大変そうですけれど・・・




で、今回はその中でも天文用として人気の高いキャノンのデジイチ
X、X2、X3、Fのテスト結果を報告します。

すべてのカメラは非改造機で、テスト時の気温は4℃、
ノイズ評価にはRAP2 PR版に実装されているノイズ評価プログラムを使用いたしました。

ISO及び撮影時間は

ISO800、5分
ISO1600、5分
ISO1600、10分

の3種類です。

X3には拡張設定、ISO3200、6400、12800がありますので、
おまけとして5分撮影したものを載せました。

本来なら複数枚撮影して、誤差を計算するべきなんですが、あまりに面倒なので1枚だけです。
あしからず。

また、インターバルは5分取りました。撮影枚数はそれほど多くなかったのでセンサー温度はほとんど元に戻っていると思います。


ダーク評価:Sigma


これはランダムノイズを表し、少なければランダムノイズが少ないことを示します。

8d6caa84.jpg



X < F << X2 < X3と言う結果となりましたが、
同一センサーのはずのXとFには結構差があったにもかかわらず、X2とX3は画素数の違いの
割には差がありませんでしたね。

X3の拡張設定は単純に感度が2倍になるとノイズも2倍になるようです。


ダーク評価:HotPixelExp


これはその名の通り、ホットピクセル量を表します。

4cde0d6f.jpg



F < X < X2 < X3という結果となりました。
FとXの順番がSigmaと逆転しています。
感度や露出時間を変えてもほとんど変化ないのも当然と言えば当然ですね。


ダーク評価:レベル255→15


実際のダーク画像(JPEG撮って出し)のレベルを255→15まで圧縮したものです。

f18d0851.jpg



うーん、これは、どうなんでしょう・・・。
あまり4機種に差がないような・・・。
XとFは熱カブリが右上下にあり、筋状のノイズが出ています。
パターンは同じと言えるでしょう。

X2とX3はほぼ一様なノイズです。
X3の拡張設定、特にISO12800はとんでもないノイズですね(笑)


実写比較


撮影領域:ぎょしゃ座付近
ISO:1600
露出時間:10分
レンズ:EF 50mmF1.8(絞りF5.6)
WB:太陽光
画質:JPEG Fine
NR:すべてOFF
処理:PS CS3でリサイズ、画質中(7)で保存のみ
備考:時折うす雲の通過あり

※XとX2の写真はシャッターショックでちょっとぶれてしまっています。

X

4f611ae4.jpg



X2

b613878f.jpg



X3

22f7144a.jpg



F

b8610ecf.jpg




これもまたほぼ同じ・・・。
同一メーカーのものだから当たり前といえば当たり前ですけれど。
Hαはどの機種も全くといっていいほど写らず、ノイズもあまり変わらないように
見えますね。



総括


X3のIRカット除去ができる今、とりあえず
X3買っておけば間違いないということでしょうか。

実際に本番は使わなくても、拡張設定はテストには便利ですし。


中古で安く探す、と言うのならFは良い選択肢かと思います。
ライブビューがないXは選択する理由はないですし、X2よりも安価ですからね。



さて、次はD5000とX3の対決記事を書こうと思います。
少々お待ちを。