お次は予告通り、ニコンとキャノンの入門機、X3 vs D5000の勝負です。

この2つは発売時期もほぼ同じ、価格もほぼ同じ。
今回はRAP2 PR版のノイズ評価プログラムでD5000のSigmaとHotPixelExpが表示されなかったので、
レベル補正後のダークと、実写の比較です。

すべてのカメラは非改造機で、テスト時の気温は4℃、インターバル5分、ISO及び撮影時間は

ISO800、5分
ISO1600、5分
ISO1600、10分

の3種類です。

ダーク評価:レベル255→15


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ISO800では、D5000 < X3
ISO1600では、X3 << D5000

こうなってしまいました。
D5000は1230画素、X3は1510万画素ですので、ISO800で勝つのは当たり前と言えば
当たり前です。

それよりも問題はISO1600です。かなり大きな差がついてしまいました・・・。
ISO1600は私は星野写真には良く使うので、この差は大きく感じます。

ただ、ISO400などの低感度時にはD5000のほうが画素の差を超えるくらい低感度かもしれません。

実写比較


ISO:1600
露出時間:5分
レンズ:KissX3 EF 50mmF1.8(絞りF5.6)
    D5000 AF-S 18-55mm F3.3-5.6G(絞りF5.6)
WB:太陽光
画質:JPEG Fine
NR:すべてOFF
処理:PS CS3でリサイズ、画質高(10)で保存のみ

X3

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D5000

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D5000は安価なキットレンズですし、ピントも若干甘いのですが、
全然違いますね。

解像感はもちろんX3の方が数段上です。
ノイズはX3のほうがギトギトしているように感じますね。量はちょっと何とも言えませんが、
素人目にはそれほど差があるようには見えません。

星の色はX3は色味がほとんどないのに対し、D5000はカラフルです。
ただ、微光星に偽色が発生しています。シャープなレンズを使うともっとひどくなるかも
知れません。

両者の描写は、典型的なキャノン・ニコンの発色パターンですね。



総括


これに関しては同一レンズを使ってみないと何とも言えませんが、
X3のほうが良さそうだと言う結論になります。

実写テスト中に思ったのですが、D5000のライブビューが全く役に立ちませんでした。
レンズが暗いせいかもしれませんが、これは大きくマイナスだと思います。
バリアングルは便利ですが、ライブビューがまともに使えないのでは・・・



ちょうど今日、BCNランキングで年間デジイチ売り上げランキングが発表されていましたが、
D5000はX3にトリプルスコア近い負けを喫していました。

D90の分も足すと同じくらいですが、それにしてもねぇ、と。

売れたものがそのまま良いカメラ、とは言えないのかも知れませんが、
ペンタ、パナ、オリンパス、ソニーがどんどん追い上げてきているので、
来年こそはニコンに頑張って欲しいと思います。