7878とスペーサーの件についてです。

7921+7923について

7923+7921ですが、思いっきり勘違いしていました。無段階に光路長が変化するパーツだと思っていました。実はあまりよく分かっていなかったもので…

ご指摘の通り光路長は3.2mmしか変化せず、2mmスペーサーと比較すると1.2mmしか変化しないようです。これだと不足ですね。周辺像は流れると思います。


バックフォーカスについて

バックフォーカスは7878とセンサー面の距離のことです。この間には7878、マウントホルダーM、カメラマウント、カメラ本体がありますが、これらの間にスペーサーを入れないと効果がありません。

下の図をご覧ください。

9edae37d.jpg



カメラマウントとカメラの間に入れるのはかなり難しいので、「①:7878⇔マウントホルダー」「②:マウントホルダー⇔マウント」に入れることになりますね。①には2.5mm、②には2mmまでのスペーサーなら入れられると思います。これ以上厚いものだとねじ山の高さが足りず固定できません。

で、①には内径58mmのスペーサー、②には内径51mmのスペーサーを入れています。本来は①が内径57mm、②が49.8mmなのですが、きつきつだと入らない可能性があるので、ちょっと余裕を持たせています。


スペーサーについて

自作スペーサーたちです。

db932ce3.jpg


厚さ0.02mm、0.05mm、0.1mm、0.3mm、0.5mm、1.0mmのスペーサー軍団です。
7885が言うことを聞かなかったのでこんなに増えてしまいました(笑)

7878に関しては、①にボーグ純正の2mmスペーサー(なおじゅさんもお持ちのものです)を入れ、②に1.5mm&2.0mmのスペーサーを入れてテストしました。前者が3.5mm、後者が4.0mmとなります。

3.5mm

72f171a1.jpg


4.0mm

8b72d174.jpg


3.5mmに対して、4.0mmで周辺像が大幅に改善しています。
しかし、4.0mmでは不十分であることも分かります。

このときは4.0mm以上バックフォーカスを長くするスペーサーを持ち合わせていませんでしたので、この画像から判断してあくまでも予想として「4.5mm」という数字を出しています。

これは実写テストをしてみないとはっきりしません。明日晴れてくれればテストをしてみます。

また、非常に重要なポイントとして、

この値は非改造機、またはそれと同じ光路長に調整されたフィルターの入った改造機にしか成立しない値

です。私はほぼ光路長の変化のないUIBAR-Ⅲでテストしました。もしもLPS-P2などのフィルターをお使いの場合にはその分も考慮しなければいけなくなります。私の経験からすると、ニコン用のLPS-P2 FFフィルタの場合

ノーマル機+0.20mm

が適正量です。これも0.1mmくらい違うと劇的に周辺像が変化しました。

ただ、これはあくまでもニコン用のFFフィルタの場合で、キャノン用で成り立つとは限らず、もしもねじ込み式のフィルタをお使いだとすると個別にテストしないといけません。いやー面倒です。



スペーサーについて

例えばここなんかでは割と安く作ってくれるみたいですね。


必要なものは、Borg純正の2.0mmスペーサーの厚みを除いた「2.5mm分のスペーサー」となります。
ここで②に2.5mmのスペーサーを入れれば万事解決に思えますが、ねじ山の高さが足りないせいで取り付けられません。

そこで、1枚では足りないので、「①に入れる0.5mmスペーサー」と「②に入れる2.0mmスペーサー」を買えばいいということになります。

具体的には

外径68mm、内径58mm、厚さ0.50mmのスペーサー1枚

外径61mm、内径51mm、厚さ2.0mmのスペーサー1枚

となります。
外径は何かと干渉しなければいいので、私は適当に5mmのドーナツ状になるようにしています。あまり細いと折れてしまいそうなもので。材質はアルミが良いと思いますので、480+700+送料1000=2180円ってことになります。

ただ、前述しましたが4.5mmはあくまで予想値ですので、明日のテストが出来れば確定させられると思います。
出来る限り早くテストいたしますので、少々お待ちください。
また、お使いのカメラボディとフィルタをお教えいただけないでしょうか?よろしくお願いします。