ATSUJIRODESUさんお待たせしました。
今回はD40の外部電源の作り方について記事にしたいと思います。
材料
大容量出力可変安定化電源キット LM350T使用 最大3A(秋月電気通商)@500
アルミケース 70mm×50mm×100mm @500位
Nikon パワーコネクター EP-5 @2500位
サンハヤト ジャンプワイヤー @400位
電解コンデンサ 2200μF 35V or 50V、高さ20mm前後のもの @200位
シガーソケット(ヒューズが入れられるものが望ましい)@300位
ガラスヒューズ 250V 5A @20
ブッシング Φ10、内径Φ4 @20×2
工具など
はんだごて、はんだ、はんだ台
ボール盤、なければハンドドリルなどでも可
ニッパ、あればワイヤストリッパ
エポキシ接着剤
テスタ
概要
今回の肝となるのは秋月電気で販売している、大容量出力可変安定化電源キットです。
これは、三端子レギュレータLM350Tを使用したキットで1.2V~20V、最大3Aの出力が得ることができます。今回はこれを使用し、入力をカーバッテリー(12~13V)、出力を8Vに設定し、純正のカプラーを改造してそれから電源をカメラに供給するようにします。
手順
キットを組み立てます(いきなりですみません)。説明書通りに組み立てればいいだけですので
そんなに問題ないと思います。
極性があるコンデンサ(電解コンデンサ)、ダイオードの接続方向を間違えると壊れますので、そこだけ注意してください。背の低い部品から取り付けるとやりやすいです。
コンデンサはやたらと背の高い3300μF、耐圧50Vのものが付属していますが、このコンデンサのせいで背の高い大きなケースを選択しなければいけないので、別に小さめの2200μF、35Vを買ってそれを取り付けています。もちろん3300μF、耐圧50Vでも問題なく動作します。
また、今回の定電圧電源では出力を8Vとしますので、RVは750Ωのものを取り付けてください。
色は「紫緑黒黒茶」です。このセットの基盤ではRVに1~4までの異なる抵抗値の抵抗を付けて切り替えられるようになっていますが、今回は不要ですので1に750Ωをつけるだけでいいです。そして、1とOUTをショートさせておいてください。写真ではジャンパを使っていますが、はんだを大量に盛ってつなげても、ダイオードの切断した足でつないでもなんでもいいです。とにかくRVとOUTに電流が流れればOKです。
三端子レギュレータLM350Tは基盤に直接取り付けるのではなく、ジャンプワイヤーを介して取り付けます。基盤の「317/350」と書いてある所に3本のジャンプワイヤーを取り付け、反対側にLM350の3本の足をそれぞれ取り付けます。LM350Tは方向がありますので、出っ張っている方を外側に取り付けてください(下図)。
一応ショート防止のために3本の足それぞれをビニールテープで絶縁してありますが、なくてもいいと思います。
なぜこんなことをするかと言うと、LM350Tは発熱するため、放熱する必要があります。もちろん放熱器を取り付けてもいいのですが、今回は絶縁してアルミケースに取り付け、アルミケースを放熱器とするためです。そのための取り付けネジと絶縁テープも付属しています(下写真)。
組み立てが終わったらアルミケースに穴を開けます。穴は基盤固定用の4ヶ所、LM350T取り付け用の1ヶ所、それと出力・入力ラインの2ヶ所です。ラインが入る穴はブッシングを入れ、コードが傷つかないようにしています。
穴あけが終わったら入力・出力ラインを基盤に取り付けます。この時プラスマイナスを間違えないように注意してください(私は間違えて1キット無駄にしました)。また、結び目を作って抜けないようにしておくと安心です。ラインを取り付けたら基盤とケースを固定し、LM350Tも絶縁テープを裏に貼って固定します。
次にEP-5を2つに分解します。結構強固にくっついていますので、無理やりやってしまってください。あとでエポキシで接着するので汚くなってしまっても大丈夫です。分解すると下写真のようにラインがくっついていますので、これを外すとともに出力ラインを接続します。この時結び目を作っておくとちょうどはまる上に抜けなくなるのでお勧めです。
その後2つをエポキシ接着剤で貼り合わせます。乾いたら2つのパーツの接合部分が荒れていたり、接着剤がはみ出していると思いますのできっちり削ってください。これを怠るとカプラーがはまって抜けなくなってしまいます。
後は入力側にシガープラグをつければ組み立ては終了です。ヒューズを入れるのをお忘れなく。ヒューズはたまに吹っ飛びますので、予備をいつも持ち歩くようにして下さい。使う前にカーバッテリに接続してみて、テスターで電圧を測定しつつ、可変抵抗をドライバで回して8Vに合わせてください。
電圧は結構許容範囲が広いので、6V位でも動くみたいです。カプラー部分をカメラに押し込み、電源がちゃんと入れば完成です。お疲れ様でした。
今回はD40用の物を作成しましたが、カプラーを用いるデジイチならどんなものでもOKです。ただ、D50のようにカプラーを使わないで接続するタイプのものはバッテリーの充電を兼ねている場合がありますので、その場合は電圧が正確でないと危険なのであまりお勧めしません。
ATUJIRODESUさん、こんな感じでよろしいでしょうか?
ご質問等ありましたら遠慮なくお聞きください。
今回はD40の外部電源の作り方について記事にしたいと思います。
材料
大容量出力可変安定化電源キット LM350T使用 最大3A(秋月電気通商)@500
アルミケース 70mm×50mm×100mm @500位
Nikon パワーコネクター EP-5 @2500位
サンハヤト ジャンプワイヤー @400位
電解コンデンサ 2200μF 35V or 50V、高さ20mm前後のもの @200位
シガーソケット(ヒューズが入れられるものが望ましい)@300位
ガラスヒューズ 250V 5A @20
ブッシング Φ10、内径Φ4 @20×2
工具など
はんだごて、はんだ、はんだ台
ボール盤、なければハンドドリルなどでも可
ニッパ、あればワイヤストリッパ
エポキシ接着剤
テスタ
概要
今回の肝となるのは秋月電気で販売している、大容量出力可変安定化電源キットです。
これは、三端子レギュレータLM350Tを使用したキットで1.2V~20V、最大3Aの出力が得ることができます。今回はこれを使用し、入力をカーバッテリー(12~13V)、出力を8Vに設定し、純正のカプラーを改造してそれから電源をカメラに供給するようにします。
手順
キットを組み立てます(いきなりですみません)。説明書通りに組み立てればいいだけですので
そんなに問題ないと思います。
極性があるコンデンサ(電解コンデンサ)、ダイオードの接続方向を間違えると壊れますので、そこだけ注意してください。背の低い部品から取り付けるとやりやすいです。
コンデンサはやたらと背の高い3300μF、耐圧50Vのものが付属していますが、このコンデンサのせいで背の高い大きなケースを選択しなければいけないので、別に小さめの2200μF、35Vを買ってそれを取り付けています。もちろん3300μF、耐圧50Vでも問題なく動作します。
また、今回の定電圧電源では出力を8Vとしますので、RVは750Ωのものを取り付けてください。
色は「紫緑黒黒茶」です。このセットの基盤ではRVに1~4までの異なる抵抗値の抵抗を付けて切り替えられるようになっていますが、今回は不要ですので1に750Ωをつけるだけでいいです。そして、1とOUTをショートさせておいてください。写真ではジャンパを使っていますが、はんだを大量に盛ってつなげても、ダイオードの切断した足でつないでもなんでもいいです。とにかくRVとOUTに電流が流れればOKです。
三端子レギュレータLM350Tは基盤に直接取り付けるのではなく、ジャンプワイヤーを介して取り付けます。基盤の「317/350」と書いてある所に3本のジャンプワイヤーを取り付け、反対側にLM350の3本の足をそれぞれ取り付けます。LM350Tは方向がありますので、出っ張っている方を外側に取り付けてください(下図)。
一応ショート防止のために3本の足それぞれをビニールテープで絶縁してありますが、なくてもいいと思います。
なぜこんなことをするかと言うと、LM350Tは発熱するため、放熱する必要があります。もちろん放熱器を取り付けてもいいのですが、今回は絶縁してアルミケースに取り付け、アルミケースを放熱器とするためです。そのための取り付けネジと絶縁テープも付属しています(下写真)。
組み立てが終わったらアルミケースに穴を開けます。穴は基盤固定用の4ヶ所、LM350T取り付け用の1ヶ所、それと出力・入力ラインの2ヶ所です。ラインが入る穴はブッシングを入れ、コードが傷つかないようにしています。
穴あけが終わったら入力・出力ラインを基盤に取り付けます。この時プラスマイナスを間違えないように注意してください(私は間違えて1キット無駄にしました)。また、結び目を作って抜けないようにしておくと安心です。ラインを取り付けたら基盤とケースを固定し、LM350Tも絶縁テープを裏に貼って固定します。
次にEP-5を2つに分解します。結構強固にくっついていますので、無理やりやってしまってください。あとでエポキシで接着するので汚くなってしまっても大丈夫です。分解すると下写真のようにラインがくっついていますので、これを外すとともに出力ラインを接続します。この時結び目を作っておくとちょうどはまる上に抜けなくなるのでお勧めです。
その後2つをエポキシ接着剤で貼り合わせます。乾いたら2つのパーツの接合部分が荒れていたり、接着剤がはみ出していると思いますのできっちり削ってください。これを怠るとカプラーがはまって抜けなくなってしまいます。
後は入力側にシガープラグをつければ組み立ては終了です。ヒューズを入れるのをお忘れなく。ヒューズはたまに吹っ飛びますので、予備をいつも持ち歩くようにして下さい。使う前にカーバッテリに接続してみて、テスターで電圧を測定しつつ、可変抵抗をドライバで回して8Vに合わせてください。
電圧は結構許容範囲が広いので、6V位でも動くみたいです。カプラー部分をカメラに押し込み、電源がちゃんと入れば完成です。お疲れ様でした。
今回はD40用の物を作成しましたが、カプラーを用いるデジイチならどんなものでもOKです。ただ、D50のようにカプラーを使わないで接続するタイプのものはバッテリーの充電を兼ねている場合がありますので、その場合は電圧が正確でないと危険なのであまりお勧めしません。
ATUJIRODESUさん、こんな感じでよろしいでしょうか?
ご質問等ありましたら遠慮なくお聞きください。
まずは、ありがとうございます。写真まで付けてくれてうれしいかぎりです。
紙に印刷して、じっくり読ませて頂きました。
正直に申しまして、頭の中が「???」です。
ショートさせる?
何せ、こういった工作はしたことがありませんでしたから。
しかしあきらめません。
ひとつひとつの部品をきちんと購入するところから始めたいと思います。
また、取説もあるようですし、まずは、それをじっくり読むようにしたいと思います。
本当に、
ありがとうございました。
shootingstar023
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がしました