カムイミンダラさんお待たせしました。
まずは先月に三石でUIBAR-Ⅲで撮影した写真です。8枚使えそうでしたが、総露出時間を同じにするために
あえて6枚コンポジットとしました。

c75614be.jpg



データ
撮影場所:三石町
撮影日時:2010.12.09 02h04m~ 8min×6コマ
カメラ:ニコンD40(ISO1600、赤外カットフィルター除去改造、RAW)
フィルター:IDAS UIBAR-Ⅲ FF
レンズ:ニッコール180mmF2.8(絞りF4)
ガイド:ビクセンSXW赤道儀(ノータッチ)
処理:RAP2,StellaImage6,Photoshop CS5

うーん、星雲に関してはあまり変わってないですね~。
星像がこっちの方が小さく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これはSXWがごねてガイドがどうやってもうまく行かず、ノータッチにしたもののガイドエラーで星像が伸びていたのを縮小したせいです。
実際は青ハロ(特に周辺部)がLPS-P2の方が少し小さいくらいの違いしかないです。

2枚並べるとこんな感じです。

d741ec96.jpg


三ツ星周辺はかなり青い領域なようですが、ここはUIBAR-Ⅲの方が色が出ています。また、星雲の
コントラストはLPS-P2の方がついているように感じます。ただLPS-P2の15分×3枚よりUIBAR-Ⅲの
8分×6枚の方がノイズ的には有利です。

明るいレンズに関してはLPS-P2を選択できますね。冬の北海道、そしてF4ならISO1600、15分で適正と
なりますので、後処理と雪カブリを考えるといいのではないでしょうか。
分子雲など淡いものをあぶりだす時にも積極的に使っていいと思います。

冬以外は短時間の方がいいですので、そうなると必然的にUIBAR-Ⅲを使うことになります。
また、完全に青の成分しかないすばる、アンタレス付近(上部)などではもちろんUIBAR-Ⅲです。
F4より暗い光学系だと北海道では露出が長すぎてこれもUIBAR-Ⅲを使わないと・・・

というわけで、結論です。

「北海道では、UIBAR-Ⅲの方がいい!!」

ケースバイケースですが、圧倒的にUIBAR-Ⅲの方が活躍機会が多そうです。