ATSUJIRODESUさんお待たせしました!
ようやく画像処理が完了しましたので、記事にしたいと思います。
とはいっても私の画像処理技術なんて大したものではありません。
この記事は私の平凡な画像処理を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください(笑)
というわけで、まず初めにコンポジットについてちょっと記事にします。
そんなこと知ってるよ!と言われちゃいそうなんですが、まあ基本は大切ですので、お付き合いください。
差の絶対値を用いたコンポジット法
ステライメージではバッチ処理でコンポジットが出来るわけですが、これが時間が掛かる上に
精度もイマイチです。というわけで、自動ではなく手動で全部やります。
方法は毎度おなじみ、重ねたい画像を200%前後まで拡大、差の絶対値で表示させつつ、
Ctrlキーを押しながら0.1ピクセルずつ動かします。
で、これだとずれていますが、完全に重なると真っ暗になりますので、差の絶対値から加算平均にすればOKです。
トーナメント方式+α
これもご存知だと思いますが、普通コンポジットするときはトーナメント方式で行います。
下の例をご覧ください。
同条件で撮影した画像が1~4まで4枚あったとしたら、まずは1と2を加算平均でコンポジット、次に3と4を
加算平均でコンポジット、最後に1+2と3+4を加算平均でコンポジットすればOKです。
こうすると、全ての画像が1/4、25%ずつ寄与していることになりますね。
そんなわけで、2,4,8,16・・・と2のべき乗の撮影枚数にすることが多いです。
では、4枚の予定が3枚しか撮影できなかったらどうでしょう。
そうなると、話はちょっと複雑です。トーナメント方式のコンポジットは使えません。
3枚ですから、1枚の寄与が33%になるようになればいいわけですから・・・
下の図をご覧ください。
1と2を加算平均でコンポジットするところまでは同じです。
1+2と3のコンポジットですが、ここで「加重平均」を使います。
これはウェイトを自由に変えることが出来る合成法です。0%だと一切加えず、100%だと上書きになり、
50%だと加算平均と全く同じになります。
今回は3を33%加えたいわけですから、1+2の画像に3をコンポジットして、合成モードを33%加重平均にすればOKです。
3枚くらいだと大したことないのですが、7枚とかだとかなり厄介です。
8枚も撮影すると何らかのミスがあったりしますから、余裕を持って9枚撮影しておくと安心といえます。
もちろん、9枚でもコンポジット出来ますし、全部完璧なら1枚減らしてもOKです。
さて、この記事はこの辺で。
次回は本題に入ります!
ようやく画像処理が完了しましたので、記事にしたいと思います。
とはいっても私の画像処理技術なんて大したものではありません。
この記事は私の平凡な画像処理を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください(笑)
というわけで、まず初めにコンポジットについてちょっと記事にします。
そんなこと知ってるよ!と言われちゃいそうなんですが、まあ基本は大切ですので、お付き合いください。
差の絶対値を用いたコンポジット法
ステライメージではバッチ処理でコンポジットが出来るわけですが、これが時間が掛かる上に
精度もイマイチです。というわけで、自動ではなく手動で全部やります。
方法は毎度おなじみ、重ねたい画像を200%前後まで拡大、差の絶対値で表示させつつ、
Ctrlキーを押しながら0.1ピクセルずつ動かします。
で、これだとずれていますが、完全に重なると真っ暗になりますので、差の絶対値から加算平均にすればOKです。
トーナメント方式+α
これもご存知だと思いますが、普通コンポジットするときはトーナメント方式で行います。
下の例をご覧ください。
同条件で撮影した画像が1~4まで4枚あったとしたら、まずは1と2を加算平均でコンポジット、次に3と4を
加算平均でコンポジット、最後に1+2と3+4を加算平均でコンポジットすればOKです。
こうすると、全ての画像が1/4、25%ずつ寄与していることになりますね。
そんなわけで、2,4,8,16・・・と2のべき乗の撮影枚数にすることが多いです。
では、4枚の予定が3枚しか撮影できなかったらどうでしょう。
そうなると、話はちょっと複雑です。トーナメント方式のコンポジットは使えません。
3枚ですから、1枚の寄与が33%になるようになればいいわけですから・・・
下の図をご覧ください。
1と2を加算平均でコンポジットするところまでは同じです。
1+2と3のコンポジットですが、ここで「加重平均」を使います。
これはウェイトを自由に変えることが出来る合成法です。0%だと一切加えず、100%だと上書きになり、
50%だと加算平均と全く同じになります。
今回は3を33%加えたいわけですから、1+2の画像に3をコンポジットして、合成モードを33%加重平均にすればOKです。
3枚くらいだと大したことないのですが、7枚とかだとかなり厄介です。
8枚も撮影すると何らかのミスがあったりしますから、余裕を持って9枚撮影しておくと安心といえます。
もちろん、9枚でもコンポジット出来ますし、全部完璧なら1枚減らしてもOKです。
さて、この記事はこの辺で。
次回は本題に入ります!
hanaさん、こんばんは。お待ちしておりました。
私なんかの為に、貴重なお時間を費やして抱き、大変ありがたく思います。
画像処理講座 その①ですね。
コンポジットに関しては、私はバッチ処理でやってしまています。(2つの基準点を設けるやつです。)
今回、hanaさんが処理された手動でのコンポジット処理は、私が撮影した写真で行っていますか?
初めは、確かに手動でコンポジットしていましたが、完全に画面が真っ黒になる事はなかったんです。(0.1ピクセルで動かしてもです。)ただ単に、私の腕不足だけだったんですかね?
確かに8枚撮影したとしても、家に帰ると使えないデータがあった事はありました。その当時はトーナメント方式しか知らなかったので、そうすると仕方がなく4枚のみでコンポジットしていました。
ただ、加重平均のコンポジット処理は参考になります。
shootingstar023
4
がしました