まず、いきなりですがお詫びです。
途中の画像を保存するのを忘れていました(!)
途中までヒストグラムやダイアログしか画像がありません・・・
申し訳ないですが、もう一度やり直すのは大変ですので、勘弁してください。

前の記事で書いた方法により、露出300秒、120秒、60秒、15秒の画像をダーク減算しつつコンポジットしました。
さらに、加算で全ての画像をコンポジットします。

まず、ヒストグラムのRGBの山を大体一致させます。グレーに表示されればOKです。




この状態で階調を切り詰めます。結構思いっきりやっちゃいます。




この後周辺減光補正で周辺減光を補正します。
ここで、等光度曲線のチェックボックスにチェックを入れると、周辺減光の様子がよく分かります。
今回はちょうどオリオン大星雲の辺を中心として減光していました。そこで、十字線の交点をここに合わせ、下のダイアログの山に沿うようにします。




これだけでも大分それっぽくなりましたが、まだ完全ではありませんので、続いて各色別々に補正を掛けます。



ここまででほとんど周辺減光が除去できました。カブリはあまり目立たなかったので、そのままにしておきました(後で補正します)。

再度レベル補正を掛け、また出来る限りヒストグラムの山を一致させるとともに、階調をもう少し切り詰めます。




で、ここで伝家の宝刀デジタル現像の登場です。レベルに関しては変更せず、エッジは0.6くらいに、
色彩強調&ガンマはそのままでOKです。




ここで周辺減光のダイアログを開くと、デジタル現像により完全な補正ではなかった周辺減光がまた目立ってきていますので、RGB別々にちまちま補正します。



これでもまだ、周辺減光が残ってしまっています。
(といって画像はないわけですが・・・)

次は、カブリ&周辺減光退治の必殺技「シェーディング補正」をやってみます。
これは結構効果のある方法です。是非お試しください~。