遅くなってしまい申し訳ありません。
次は今は無きペンタックスの望遠鏡、75SDHFです。

1) 直焦点
焦点距離500mm、F6.7


2) RC0.72×35(Pではない方)
合成焦点距離360mm、F4.8


補足事項は以下の通りです。

75SDHF、RC0.72×35ともNくん所有
どちらも中古(ヤフオク)で入手
撮影はは三石

1) 直焦点
①元画像
1903738f.jpg


②300px切り出し
2d91f755.jpg


③Lab
d190a105.jpg



長所
①極めて色収差が少ない
⇒1990年代に発売された望遠鏡とは思えませんね・・・。デジタル時代でも十分通用します。
②作りの良い鏡筒・接眼部
⇒ペンタックスらしい作りですね。
③イメージサークルが広い(Φ70mm)
⇒今ではそれほど必要とされませんが、イメージシフトモザイクなんてどうでしょう。


短所
①生産終了
⇒本体もアクセサリーも中古でしか入手できません。
②ペンタックス独自規格
⇒Φ60.2など他社と全く互換性がなく、生産終了も相まっていろいろ面倒です。
③Lはちょっと物足りない
⇒色収差は気になりませんが、デジタル対応鏡筒と比較するともう一息ですね。
④バックフォーカスが短い
⇒オフアキ化にはOAG9などバックフォーカスの短いオフアキを使わないと厳しいです。
⑤ゴーストが・・・
⇒77EDⅡと同じような感じですね。


総評
流石ペンタックス、といった感じですね。
あの時代にきちんとデジタル対応していたのは凄いの一言。
ただ、生産終了・独自規格のせいでいろいろ面倒なのは事実です。
F6.7ですから、RC0.72×は絶対にあった方がいいです。




2) RC0.72×35(Pではない方)
①元画像
2b114cf1.jpg


②300px切り出し
4aa371c1.jpg


③Lab
a5bd6b87.jpg


長所
①極めて色収差が少ない
⇒RCを入れてもほとんど変化しません。
②作りの良い鏡筒・接眼部
⇒重いカメラでも十分に対応できそうです。
③周辺減光が少ない
⇒フルサイズ用ですので、当然少ないです。

短所
リアコンバーター入手困難
⇒RC0.72×35"P"はSDPシリーズにも使えるため、中古の75SDHF本体よりも
高値がつくことも。RC0.72×35もほとんど見かけませんし、結構高いです。
②純正RC以外は相性が悪い
⇒3群3枚、フラットナー内蔵ですので、BORG製RD(7878)は×でした。
③やはりLはちょっと物足りない
⇒色収差は気になりませんが、もう少し欲しいかも。。
④バックフォーカスが短い
⇒これもRCを入れてもあまり変化せず。スリーブ式なので、他のRDは付けにくいです。
⑤ゴーストが・・・
⇒対物かフラットナーで発生しているようですね。


総評
光学性能はRC込みでも素晴らしいです。今でも十二分に使えます。
問題はRCが手に入るか。フラットナー内蔵ですので、BORG等の2枚玉用は
使用できません。純正一択ですが、なかなか見かけませんね・・・。
購入するならRCも一緒に入手することを強く推奨します


本当に良く出来た望遠鏡ですね。
出来れば独自規格でなく、他社の補正レンズが使えれば良かったと思います。

光学性能は十分ですが、他社の鏡筒もあまり(作りはともかく)差が無いですし、
アフターサービスを考えるとわざわざ新規購入する必要は無いと思います。
敢えて買うのはNくんのようなまに○にファン(テレスコ君のモデルです)
くらいでしょうか。

ただ、今75SDHFをお持ちの方が他の鏡筒に買い換える必要はなさそうですね。