今日の昼にテカポを出発、今はクライストチャーチです。
車の運転に関しては多少の不安もあったのですが、後輩たちも頑張ってくれ
無事に返却することが出来ました。
あとは、明日のフライトと出入国ですね。


で、タイトル通り、テカポの星空についてです。
勿論、世界一の星空については疑う余地はありません。

ただ、何が世界一の星空足らしめているのか

3人の意見は一致しました、

空の暗さではなく透明度だ、と。

空の暗さに関しては、3人の感覚的なもので
客観性はありませんが、

北海道の空の暗さも遜色ないと思います


空が暗い北海道でも、全天真っ暗な場所は存在しないといっていいと思いますが、
少し高度が高い領域、天頂付近などはそれほど差を感じませんでした。

ただ、標高が高いという(テカポ周辺は海抜700~800mほどです)
点を考慮しても、テカポほどの透明度は無理ではないでしょうか。

それだけ、空気中のダストの影響は大きいと思います。
黄砂なんてものもありますが、お隣の国が主原因な気も…

実際、13晩あったうち、最後の1日はほぼ曇りだったものの
12日間は晴れで、空気中の塵を落とす雨は一度も降りませんでしたが
透明度は若干変化しましたが、大きな差はありませんでした。

アンタレス付近は10日目に撮影しました。
高度がまだ低かったころの元画像をアップしますが、リサイズのみでこのクオリティです。




高度の問題もありますが、日本で同じ元画像を得るのは
厳しいと思います。

高度の高い天体に関しても、このように長時間撮影すると
北海道の無光害地でもヒストグラムは多少変化しますし、
何よりも「ムラ」が発生します。

今回色々な天体を撮影しましたが、カブリ補正が必要だったのは
大気光の影響を受けた被写体だけでした。

裏を返せば、日本でも同じ天体は撮影できませんが
透明度のいい日に思い切り標高を稼げば、同じようなクオリティが
確保できるように思います。



と、ごちゃごちゃ書きましたが、理由はさておき
テカポの星空が世界一であるのは確かです。

今までテカポ、エアーズロック、マウナケアと星空が有名な
場所3か所に遠征しましたが、南天の天体補正が掛かってはいますが
個人的にはテカポが一番ですね。

マウナケアも良いのですが、透明度とシーイングの恩恵は大きいと思いますが
300㎜弱の焦点距離までの光学系に関しては写りにそれほど差がないと思います。
アクセスを考えると、一押しはテカポですねぇ。
長焦点なら、マウナケアに軍配が上がりそうですが。


さて、長かった旅行もこれで終わりです。
明日、長い旅行ですが気を付けて帰ります。