台風の影響で、前線の活動が活発になっているようで
ここ茨城でも猛烈な雨と風でした。今は小康状態ですが、
明日は雨はともかく、風は相当強そうです。
台風一過の空は期待できそうですが、月さえなければなぁ…
それはさておき、GINJI-150FN購入しました。
実は、6月にはもう購入していたんですよね。
しかし、余りの天候不良で使う気が起こらず、そのままにしていました。
そろそろ使ってあげようと思い、引っ張り出してきました。
ちなみに名前は「銀平」と言います。
元ネタは昔読んだ絵本、イワナの銀平という本から取っていますが、
ご存知の方いらっしゃいますか?
良い絵本で良く読んでいたので、GINJIの名前を聞いた時に思い出しました。
で、もちろんメインは撮影用ですから、コマコレが必要です。
いろいろ考慮した結果、3つに絞りました。
①MPCC
②パラコア2
③RCC1
最初はパラコア2に行く気満々だったのですが、5万5千はあまりに高すぎる…
ユニバーサルパラコアなら4万弱だったようですが、ちょっとねぇ。
で、MPCCにしようかと思っていましたが、前にR200SSで嵌った嫌なイメージが
払しょくできません。
調べてみると、中心部の解像度は球面収差のせいであまり良くない様子。
そこで、RCC1に着目してみました。
一応Wynneタイプのコレクターなようで、パラコア2よりはるかに安価ですが
まずまずな像を結んでくれそうです。
バックフォーカスが長すぎるのは気になりましたが、
OAG27を突っ込めば、フランジバックの長いNikonでも
問題なくオフアキガイドできそうです。
で、先週の日曜にTelescope-Serviceに注文しました。
13日に到着。
送料込みで372ユーロ+税金1200円で、5万円強。
多少は国内で買うより安い??
買ったものは以下の通り。
あ、それと、OAG27には31.7延長筒も追加しています。
これ以外にも50㎜延長筒も買ったのですが、実は不用でしたorz
この組み合わせ、実はかわうさんと全く同じです。
購入に際し、色々と参考にさせていただきました。有難うございました。
13日(金)はとりあえず月が見えており、マイクロフォーサーズ用のTリングを持っていたので
GH1で撮影してみました。
うん、結構いいんでない??
シーイングはかなり良かったように思いますが、他のブログを見るに
実はイマイチだったみたいで。
札幌が余りに悪かったので、これでも良く感じてしまいます。
次に、D5100に切り替えてテスト。
全部組み立てるとこうなります。
1.5㎜のφ48㎜リングは本来は矢印の位置に突っ込むべきものなんですが、
出っ張りをなくすともう少し奥まで2インチスリーブに入ってくれるので
あえてTリングの手前に入れています。
また、この組み合わせでメーカー推奨バックフォーカス、94.5㎜になっています。
ピントはこの位置で合いました。
ヘリコイドの繰り出し量は25㎜程。
可動域は30㎜強までですので、問題なく使えます。
もっとバックフォーカスが長く、延長筒併用でないと使えないとばかり思っていたので
これは意外でした。
まあ、とりあえず使えないことは無さそうですが、問題はちゃんとガイドしてくれるかどうか。
テスト撮影の時にどうやっても流れるので、極軸は適当でもここまで酷いとは、と思っていましたが
実はシャッターショックでした。
ここまで外側に出てしまうと、接眼部の補強は必須ですね。
現状やるべきことをまとめてみました。
上が現状、下が改造後です。
1.アリガタ切断(①)
→接眼部位置を回転させるため、図参照。
2.トッププレート追加(②)
→ガイド鏡は不要だが、強化のために追加。
3.接眼部補強(③)
→裏側からRのついた補強板を入れつつ、鏡筒バンドと鏡筒ごと一気に固定。
Rを付ける加工は出来ないので、業者に依頼予定。
4.フード
→作成完了。
5.おむつ
→作成完了。
6.Bahtinov mask
→今夜作成予定。
7.斜鏡結露対策
→ヒーターの予定、面状ヒーターが良さそう?
ダメそうなら乾燥空気で。
8.斜鏡オフセット
→斜鏡ごと交換予定、径は再計算。
9.斜鏡スパイダー隠し
→よっちゃんさんの動画を参考にしつつ、後程作成。
10.主鏡爪隠し
→これも後程作成。
11.主鏡セル回り
→現状はこのままで、使用してみて改造するか判断。
書いているだけで頭痛くなってきました。
予定よりは多少マシですが、何か月かかることやら。
接眼部位置についてですが、外側に向けてもいいのですが
SXWだとガイド精度が非常に不安です。
一応明日晴れたらテスト遠征する予定ですが、図に示したように
アリガタ側に回した方がいいでしょう。
筒先側の強度は裏打ちで保ちつつ、ダメそうならもう一本
鏡筒バンドを追加するつもりです。
また、鏡筒バンドと鏡筒を固定するのがミソで、
これによって鏡筒バンドと鏡筒間のずれを追放し、
強度を確保しようと思っています。
ここまでやらなければいけない理由ですが、R200SSを使っていて思ったのですが、
反射望遠鏡はまさに自分を写す「鏡」なんですよね。
ちょっとでも妥協すると、すぐに星像に現れます。
時間はいくらかかってもいいので、徹底的に不安要因を除去しつつ、
80%でなく100%の星像を目指そうと思っています。
この先に見える冷却CCDへ向けて、機材も冷却CCDに耐えらえるよう
少しずつカスタムしていく予定です。
ここ茨城でも猛烈な雨と風でした。今は小康状態ですが、
明日は雨はともかく、風は相当強そうです。
台風一過の空は期待できそうですが、月さえなければなぁ…
それはさておき、GINJI-150FN購入しました。
実は、6月にはもう購入していたんですよね。
しかし、余りの天候不良で使う気が起こらず、そのままにしていました。
そろそろ使ってあげようと思い、引っ張り出してきました。
ちなみに名前は「銀平」と言います。
元ネタは昔読んだ絵本、イワナの銀平という本から取っていますが、
ご存知の方いらっしゃいますか?
良い絵本で良く読んでいたので、GINJIの名前を聞いた時に思い出しました。
で、もちろんメインは撮影用ですから、コマコレが必要です。
いろいろ考慮した結果、3つに絞りました。
①MPCC
②パラコア2
③RCC1
最初はパラコア2に行く気満々だったのですが、5万5千はあまりに高すぎる…
ユニバーサルパラコアなら4万弱だったようですが、ちょっとねぇ。
で、MPCCにしようかと思っていましたが、前にR200SSで嵌った嫌なイメージが
払しょくできません。
調べてみると、中心部の解像度は球面収差のせいであまり良くない様子。
そこで、RCC1に着目してみました。
一応Wynneタイプのコレクターなようで、パラコア2よりはるかに安価ですが
まずまずな像を結んでくれそうです。
バックフォーカスが長すぎるのは気になりましたが、
OAG27を突っ込めば、フランジバックの長いNikonでも
問題なくオフアキガイドできそうです。
で、先週の日曜にTelescope-Serviceに注文しました。
13日に到着。
送料込みで372ユーロ+税金1200円で、5万円強。
多少は国内で買うより安い??
買ったものは以下の通り。
あ、それと、OAG27には31.7延長筒も追加しています。
これ以外にも50㎜延長筒も買ったのですが、実は不用でしたorz
この組み合わせ、実はかわうさんと全く同じです。
購入に際し、色々と参考にさせていただきました。有難うございました。
13日(金)はとりあえず月が見えており、マイクロフォーサーズ用のTリングを持っていたので
GH1で撮影してみました。
うん、結構いいんでない??
シーイングはかなり良かったように思いますが、他のブログを見るに
実はイマイチだったみたいで。
札幌が余りに悪かったので、これでも良く感じてしまいます。
次に、D5100に切り替えてテスト。
全部組み立てるとこうなります。
1.5㎜のφ48㎜リングは本来は矢印の位置に突っ込むべきものなんですが、
出っ張りをなくすともう少し奥まで2インチスリーブに入ってくれるので
あえてTリングの手前に入れています。
また、この組み合わせでメーカー推奨バックフォーカス、94.5㎜になっています。
ピントはこの位置で合いました。
ヘリコイドの繰り出し量は25㎜程。
可動域は30㎜強までですので、問題なく使えます。
もっとバックフォーカスが長く、延長筒併用でないと使えないとばかり思っていたので
これは意外でした。
まあ、とりあえず使えないことは無さそうですが、問題はちゃんとガイドしてくれるかどうか。
テスト撮影の時にどうやっても流れるので、極軸は適当でもここまで酷いとは、と思っていましたが
実はシャッターショックでした。
ここまで外側に出てしまうと、接眼部の補強は必須ですね。
現状やるべきことをまとめてみました。
上が現状、下が改造後です。
1.アリガタ切断(①)
→接眼部位置を回転させるため、図参照。
2.トッププレート追加(②)
→ガイド鏡は不要だが、強化のために追加。
3.接眼部補強(③)
→裏側からRのついた補強板を入れつつ、鏡筒バンドと鏡筒ごと一気に固定。
Rを付ける加工は出来ないので、業者に依頼予定。
4.フード
→作成完了。
5.おむつ
→作成完了。
6.Bahtinov mask
→今夜作成予定。
7.斜鏡結露対策
→ヒーターの予定、面状ヒーターが良さそう?
ダメそうなら乾燥空気で。
8.斜鏡オフセット
→斜鏡ごと交換予定、径は再計算。
9.斜鏡スパイダー隠し
→よっちゃんさんの動画を参考にしつつ、後程作成。
10.主鏡爪隠し
→これも後程作成。
11.主鏡セル回り
→現状はこのままで、使用してみて改造するか判断。
書いているだけで頭痛くなってきました。
予定よりは多少マシですが、何か月かかることやら。
接眼部位置についてですが、外側に向けてもいいのですが
SXWだとガイド精度が非常に不安です。
一応明日晴れたらテスト遠征する予定ですが、図に示したように
アリガタ側に回した方がいいでしょう。
筒先側の強度は裏打ちで保ちつつ、ダメそうならもう一本
鏡筒バンドを追加するつもりです。
また、鏡筒バンドと鏡筒を固定するのがミソで、
これによって鏡筒バンドと鏡筒間のずれを追放し、
強度を確保しようと思っています。
ここまでやらなければいけない理由ですが、R200SSを使っていて思ったのですが、
反射望遠鏡はまさに自分を写す「鏡」なんですよね。
ちょっとでも妥協すると、すぐに星像に現れます。
時間はいくらかかってもいいので、徹底的に不安要因を除去しつつ、
80%でなく100%の星像を目指そうと思っています。
この先に見える冷却CCDへ向けて、機材も冷却CCDに耐えらえるよう
少しずつカスタムしていく予定です。
鏡筒を購入するとは思っていませんでしたよ。カメラの方は聞いてましたが・・・。まずはおめでとうございます。
以前、R200SSですごく大変な思いをされていたので、hanaさんが再び反射に戻ってくるとは思っていませんでした。やはり屈折より反射の方が何か良い物があるのでしょうか?
そのうち、遠征地で銀平君を見せてくださいね。
shootingstar023
4
が
しました