今日は勝田マラソンということで、寮の回りもなんだかにぎやかです。
そのため、周囲の道路はしばらく通行止めで、解除後も渋滞が残りそうです。
とはいえ、いつもの観測地は天気微妙みたいですし、明日から出勤ですから
無理して遠征するほどではないでしょう。

実は、昨日までは車検で、昨日回収してきました。
費用はびくびくしていましたが、特に不具合もなく71FL対物くらいで済んだので
ホッとしました。
イプ130!とか言われたら卒倒するところでした(笑)
これであと2年は安心ですが、4月に1年分の保険、5月に重量税。トータルD610くらい。
いや、金食い虫で困ったものです…

それはさておき、1月4日に朧滝で撮影したコーン星雲の処理が終わりました。

2c2fd752.jpg


撮影場所:朧滝
撮影時刻 2014.01.04 20h30m~
カメラ
L:QHY22 10min×8
RGB:D5100改 ISO1600、10min×8
デジカメのRGB情報のみ使用、LRGB合成
上記LRGB画像を4コマモザイク (総露出時間10時間20分相当)
フィルター
L、RGBともUIBAR-Ⅲ
望遠鏡
L ミニボーグ71FL+7866(266㎜F3.7)
RGB ミニボーグ45ED+7885(255㎜F5.7)
ガイド鏡:笠井トレーディング GuideFinder50
ガイドカメラ:1004XA(いしばし改)
ガイド:PHD guiding1.14 
処理:CCDStack2により、ダーク、フラット、バイアス処理(L、RGB両方)
(←New!)
StellaImage6.5によりデジタル現像
PhotoshopCCで最終調整(←New!)

今回からCCDStack2を導入しました。今流行りなようですね。
移行理由は以前からCameraRawの色合いに不満があったのと、コンポジットが面倒になったからです。
とっつきにくさはありましたが、慣れると数クリックでコンポジットまで完了するので
便利ですね~。

正直、StellaImageがもっとしっかりしてくれれば問題ないのですが…。
7になってからコンポジットは改善したようですが、RAW現像は相変わらずなようで。
デジ現のために使っていますが、CCDStackでもできるみたいなんですよね。
そうなると、不要になる日も近いのかもしれません。

また、年末に1000円キャンペーンにつられてPhotoshopCCを入手しました。
天体用途以外での用途ではCameraRawを使いたいですし、まあ月々1000円なら
お布施としては安いものです。
おまけにLightroomも付いてきたので、場合によってはLightroomだけでも
事足りるかもしれません。

今回の画像には、手ごたえを感じています。
1/4の遠征の時には撮ったことがなく、構図さえ決めておらずATSUJIRODESUさんに助けて
いただいたのですが、魅力的な領域ですね。
星の色が本当に華やかです。
CCDStackでRAW現像した画像は「ナチュラルに高彩度」で、
後から猛烈に彩度を上げても、ハイライトやシャドウ部のRの色飽和が
気になりませんでした。CameraRawだとRがすぐにべたべたに飽和してしまいます。

また、今回はRGBフィルターを使用した本家カラーアシストではありませんが、
大してシャープではない71FL+7886、わざわざやる必要があるのか疑問に感じています。
最微光星(1ピクセル前後に収束する星)以外はデジイチ画像に星に色が乗ってくれているようで、
この組み合わせだと、星を小さくするために
モザイク枚数を増やした方が好結果が得られそうです。
段々と、方向性が決まってきました。

おまけ

ウルトラマンも再処理。
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