今回でオーストラリアも含めて南半球は4回(うちニュージーランド1回)
ということで、南半球ならではの情報をそこそこ蓄積できました。
これ以降、ちょくちょく記事にしようかなと思います。

記念すべき最初の記事は、「スカイメモでの極軸の合わせ方」です。
北半球と違って北極星が無いために、極軸合わせは大変です。
何だかんだ毎回うまく合わせられずに四苦八苦しています。
日によってはすんなり入るのですが、ダメな日はいくら時間を掛けてもダメですね…

今回は極軸望遠鏡でどんな感じに見えるのかを記事にします。

①南天おさらい
目印になるのははちぶんぎ座の台形をした4つの星。
このうち2つをスカイメモのパターンでは使用します。25669a25.jpg



場所:テカポ
日時:2014.06.27 06時(地方時)
クリックして拡大してください。丸印を付けておきました。

見事に明るい星はありません。
目安としては「小マゼラン雲と南十字の中間くらい」ですが、
中々分かりませんよね…

スカイメモのパターンでは、南十字とアケルナルを目安にしています。
ただ、北天でもわかる通り、あまり役に立たないのが実情ですね。

極軸望遠鏡で見た感じはこちらです。
(コリメートでピンボケですがご容赦を。)

edfff4ea.jpg

この中に上記4つの台形の星があるのですが、分かりますでしょうか???
正解は下に。











































































c5f5c244.jpg


印をつけてしまうと楽勝ですね。
レベル補正で強調するとこうなります。

4dea0e83.jpg



で、すごく見苦しいですが、極望の照明を付けるとこうなります。
08e41704.jpg


4205ad89.jpg


ちょっとずれていますね。
私は台形の2つしか入れていませんでしたが、説明書によるとそれ以外に
もう2つ星を入れる場所があるみたいです(初めて知りました)

まあ、台形の2つだけでも十分な精度でしたけれどね。


実際の作戦としては
①架台(専用マウントやXY50などのマウント)の角度を観測地の緯度に合わせる
NZでテカポやクイーンズタウンなら45度でOK。
合わせ方は分度器+おもり+糸など、工夫してみてください。
②現地ではできる限り水平な場所にセットする。
③電源は繋がない。繋ぐと台形が非常に探しにくい。
④高度調整ネジは触らずに台形を探す。
⑤電源ON、パターンに合わせる

ってとこでしょうかね。
慣れつつ、調子が良ければ2分もあれば導入できます。
初めてのときは30分は掛かりましたね。

一番いいのは実際に極軸合わせをした人に確認してもらうことですが、
上記方法ならそこまで戸惑わないかと。
ニュージーランド遠征予定の方は参考になさってください。