■ポンプ
水作 水心 SSPP-2S

この水作シリーズには2S、3S、7Sの3種類ありますが、
その中で最もエアー量の大きい2Sを選択しました。

消費電力は約4Wと極小。DCモータで高回転のものを使うよりも
確実に省電力です。

動作音もDCモータ改造品とは比べ物にならないほど静か。
普段は念のためプラスチックのボックスに入れて使っています。

■シリカゲル
Amazonで売っている、青いシリカゲルを使っています。

元はRyutaoさんのWebページ。

「ナニワゲル」というものがいいそうですが、今は売っていないようですので
近いと思われるこれを使うことにしました。

効果のほどは正直分かりませんが、今のところ結露したことは無いので
問題なく使えています。

■チューブとフィッティング
チューブはシリコンチューブ。
外径6㎜、内径4㎜のものを使用しています。

フィッティングはT字の3本分岐を3つ使っています。

レンズに吹き付ける部分は、L字のフィッティング4つを加工して取り付けています。

配管が分かりにくいので図を作ってみました。
7ffefa10.jpg



チューブは1㎜厚の発泡塩ビ版で固定。
d144e752.jpg

強度に不安が残りますが、円筒状であるレンズに上手くチューブを固定する方法が思いつかず。
純正フードを加工するのが一番でしょうが、しばらくはこれで行ってみます。


■電源
最初は12v出力可能なモバイルバッテリーとDC-ACコンバータを使用するつもりでした。
しかし、DC-ACコンバータの電源をONにすると、モバイルバッテリーの電源が落ちてしまい。。。

原因は、コンバータの電源ON時に瞬間的に大電流が流れ、モバイルバッテリーの保護機能が
働いて電源がOFFになっているのかと思います。

使えないわけではないですが、いろいろ面倒なので、AC100Vが出力できる
モバイルバッテリーを購入しました。

容量は11400mAhと貧弱で、そのくせ値段は約13kと高いですが、
他に選択肢もないので仕方なく。
とはいえ、使用するポンプの消費電力が4Wと少ないので、実用上は問題ないですね。

使ってみたところ、3時間の動作で、4つあるLEDのうち1つが消えました。
まあ、一晩は余裕で動くでしょう。

■まとめ
北海道で2回使ってみましたが、問題なく使えました。
湿度はそこまでではなかったので、どのくらいの湿度まで耐えられるかは分かりません。

本当はこんな面倒なことしないで、フードやヒーターで何とかしたいところですけれど。
まあ、しばらく使ってみようかと思います。