Shooting Stars - 美しい星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

天体写真

満月も撮ってみました

7/24の夜、天気は微妙でしたが月を撮ってみました。


20210725_2
VC200L直焦点、ASI533 MC Pro(UV-IRフィルタ)、4枚モザイク


うーん、やっぱり7/21の神シンチには敵わなかったですね。
まあまあな写りですが、期待したほどでは…


これからしばらくは惑星の季節、また良いシーイングに出会えることを期待します。










梅雨が明けたら惑星の季節

先週までは大雨で、いつまでこんな天気が続くのやらと思っていましたが
7/16に梅雨明けしてから一気に夏らしい天気の日が続いています。


早速惑星撮影のガチ勢の方々が素晴らしい作品をアップされています。
私も遅ればせながらVC200Lを引っ張り出してきて、7/18に木星を撮影してみました。

2021-07-18-1530_4_SI_RS

撮影時刻:2021.07.18 22:58~
鏡筒:VC200L+AstroStreet 2.5xバロー+ZWO ADC
カメラ:ASI533MC Pro(1280 x 1024px クロップ)
フィルタ:ZWO UV-IRカットフィルタ(Φ31.7㎜)
ゲイン:340
露光時間:17ms
撮影フレーム:6848 x 4回
画像処理:AS!3 上位50%コンポジット
WinJuPOS(Derotation)
Registax6 Wavelet変換(Linked Wavelet)
Photoshop 2021


個人的にはまあまあ良く写っているんでは?と思っていました。



そして、昨日はWindyによると絶好のシーイング。
23時過ぎ、とりあえず眼視で見てみると、明らかに7/18より良いシーイングです。
木星が電柱に隠されるタイミングがあるので、しばし待機して
24時くらいから撮影再開。このあたりから一気にシーイングが改善します。

そして25時くらい、ベストのシーイング。
眼視でも「ビタぁあああぁっ!」と木星が止まっています。
若干さざ波のような揺らめきがありますが、表面の模様までくっきり。
こりゃあ期待できるぞ、と撮影した結果がこちら。

2021-07-20-1622_7_SI_RS

撮影時刻:2021.07.21 01:19~
鏡筒:VC200L+AstroStreet 2.5xバロー+ZWO ADC
カメラ:ASI533MC Pro(1280 x 1024px クロップ)
フィルタ:ZWO UV-IRカットフィルタ(Φ31.7㎜)
ゲイン:350
露光時間:17ms
撮影フレーム:6851 x 4回
画像処理:AS!3 上位50%コンポジット
WinJuPOS(Derotation)
Registax6 Wavelet変換(Linked Wavelet)
Photoshop 2021


7/18よりかは写るだろうと思っていましたが、まさかここまで写るとは…
他の方がVC200Lで素晴らしい成果を上げられているので、処理がおかしいのか
それとも何か設定がおかしいのか、と思っていました。
結局は惑星撮影はシーイングが全てだったみたいです。

これだけシーイングがいいなら、長焦点で銀河でも狙ってみたかった気もしますね。

惜しむらくは大赤斑が見えなかったこと。こればっかりはタイミングですから
どうしようもありません。

正直これを越えられる気がしないので、次は大赤斑が見えるときに撮影ですかね。

おまけ:土星も撮ってみました。こっちは暗すぎて厳しかったです。
20210721_saturn_RS


星ナビ入選

最近は酷い天気で、今日の夜は雷雨の後ちょっとだけ晴れているようで
久々に星を見ました。まあ、遠征できるほどではありませんが…
今週くらいからは天気が良くなってくるようで、早い梅雨明けを期待します。



さて、遅くなりましたが、8月号の星ナビに私が撮影した皆既月食の作品を掲載していただきました。

作品はこちら。
デッカイVC200Lを持って行った甲斐がありました。
皆既月食2021_D810A

遠征記はこちら。



天文現象関係で星ナビさんに掲載していただけるのは久々な気がします。
皆既月食の連続写真の場合、皆既時間が長いのでその間だけは間引いてまとめるのですが
今回は継続時間が短かったので、全部入れても間延びしなかったですね。

同じ場所で撮影されていた方が天文ガイドで1ページ掲載されており、
広角ももうちょっと真面目にやってもよかった気もしますが後の祭りですね。

作品がほぼ東北~北海道で撮影されており、撮影できただけでも幸運だったですね。
次は11月、今度は良いお天気となることを期待します。

M8 AOO-RGB合成

朧滝で撮影したM8の画像処理が終わりました。
遠征記事はこちら。



AOO-RGB7

撮影時刻:2020/08/11 21:06:49~、2021/06/08 22:35:02~ 
撮影場所:希望が丘、朧滝
鏡筒:Vixen VC200L +レデューサーHD(焦点距離1386㎜F6.9)
追尾:Vixen SXW赤道儀(SS-one改造)
ガイド鏡:BORG 45ED
ガイドカメラ:ZWO ASI120MM
カメラ:Nikon D810A(RGB:ISO3200、Hα&OⅢ:ISO6400)
フィルタ:Astronomik XL-Clip Filter Hα 12nm、Astronomik XL-Clip Filter OⅢ 12nm
露光時間:RGB:5分×20枚、Hα:5分×16枚、OⅢ:10分×13枚コンポジット
     (総露出時間5時間10分)
画像処理:
    RGB:RAP2でフラット、ダーク補正
     CameraRawでRAW現像
     CCDStack2でコンポジット
     StallaImage6.5でデジタル現像、ガンマ補正
                  Photoshop2020で最終仕上げ 

            Hα:DeepSkyStackerでフラット補正、コンポジット
     StallaImage6.5でデジタル現像、ガンマ補正

   OⅢ:CCDStack2でフラット補正、ホットピクセル除去、コンポジット
     StallaImage6.5でデジタル現像、ガンマ補正

           StellaImage6.5でAOO合成
   Photoshop2021でAOO-RGB合成
    RGB画像にAOO輝度成分を60%ブレンド
    Starnet++で星消し、星雲部分のみAOOのカラー成分を60%ブレンド

うーん、自分で書いていて非常に面倒ですね。
去年の希望が丘でのRGB画像に対し、今回撮影したHαとOⅢをAOO-RGB合成しています。


AOOの輝度成分は星と星雲両方を使い、カラー成分は星雲のみ使うことでRGBの星色を残すように工夫しました。

前回処理はこちら。


流石にこれよりはましになったんじゃないでしょうかね。
AOOのおかげで星雲に立体感が出たような気がします。
星も少しだけ小さくなりました。

手間は掛かりますが、それなりに効果はあったみたいです。
Hαだけでなく、OⅢもそこそこ明るい天体ならHα単独のレッドアシストよりも
自然な色合いにできるのかもしれません。

あまり使っていないHαとOⅢですが、うまく活用させてあげたいものです。

梅雨入り前の貴重な晴れ間でした

先週火曜日、平日ではありましたが朧滝まで遠征してきました。

T-Fixさんが丘まで遠征されているとの前情報がありましたが、
翌日が出勤日ということもあり、ちょっとだけ近い滝を選択。

霧が気になるところですが、Windy的には湿度は低いとのこと。
まあ大丈夫だろうと予想し、滝に向けて1930に出発。
直前まで雨だったので不安が募ります。


現地着は21時前、誰もいません。
かなり久々、と思って調べてみると2017年2月以来の実に4年ぶり

しばらく来ていない間に駐車場の桜の木が成長し、
場所によっては北極星が見えません

透明度はイマイチ、PM2.5の影響でしょうか。
それでも天の川は見えています。

北極星が見える場所に望遠鏡を展開、風もないのでVC200Lをセット。
せっかくの天の川、M8へ筒を向けます。

ピント合わせは問題なし、しかしなかなかM8が写りません。
それもそのはず、望遠鏡のセットした場所が悪く木に隠されていますorz
_DSC3772_DxO

絶妙に隠されていますね…
M16とかM17なら問題なかったのですが…


1時間くらいロスりましたが、何とか撮影開始。
好シーイングを期待しましたが、まあまあといった感じでしたね。


木を抜けてからは順調。天気もバッチリ。
段々と天の川の写りも良くなったような。
_DSC3778_DxO

翌日仕事ということもあり仮眠をば。
1時間半くらい寝て眠気もすっきり。


少し明るくなった03時、滝を出発。
梅雨入り前の貴重な晴れ間、十分に堪能できました。


画像処理はこれから、じっくりやろうかなと思います。

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