Shooting Stars - 美しい星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

天体写真

丘の成果

のんびり画像処理していましたが、やっと終わりました。
まずはVC200LとASI533MC Proで撮影したNGC4565です。

NGC4565_6


撮影時刻:2022/05/04 21h34m28s~
撮影場所:希望が丘
鏡筒:Vixen VC200L +レデューサーHD(焦点距離1386㎜F6.9)
追尾:Vixen SXW赤道儀(SS-one改造、ノータッチガイド)
カメラ:ASI533MC Pro(Gain100, Offset20)
露光:60秒×150枚(総露出時間2時間30分)
画像処理:CCDStack2でダーク補正、カラー化、コンポジット
StellaImage6.5でホットピクセル補正
FlatAideProで対数現像+デジタル現像
Starnet2で星消し、星消し画像にAstroSurfaceでWavelet変換
Photoshop2022で仕上げ

普段銀河はやらないので勝手がわからず苦労しました。
60秒だと完全に露光アンダーなのですが、意外にも特に問題なく撮影できていましたね。
極軸の設定が良かったようです。


つづいてZ6Ⅱ改とZ85mmでの天の川中心部です。

milkyway

撮影時刻:2022/05/05 00h48m52s~
撮影場所:希望が丘
レンズ:Z85mmF1.8(F2.8)
追尾:Kenko SkymemoR赤道儀(ノータッチガイド)
カメラ:Z6Ⅱ(HKIR改造、ISO800)
露光:120秒×8枚×4枚モザイク(総露出時間1時間4分)
画像処理:DxO Photolab 5で周辺減光補正、DNG書き戻し
CameraRawでRaw現像
CCDStack2でコンポジット
StellaImage6.5でデジタル現像
Photoshop2022でモザイク、仕上げ

この夜は透明度が悪い上に大気光の影響が強かったです。そのせいでムラやカブリが目立ちましたが、広角レンズの星景のムラ取りよりはだいぶマシですね。
拡大するとちょっと粗が目立つのですが、明るい対象だけあって画像処理は簡単ですね。


M20はあまりに酷かったのでお蔵入り。
梅雨入り前にもう一度撮影したいところです。


5月4日いつもの丘に遠征

GWも今日で終了ですね。
3月からブログを更新していなかったのですが、特に体調が悪いとかではなく、公私ともにいろいろあって遠征に行けませんでした。

で、GW後半は天候がまずまずで、5/4にいつもの丘へ遠征してきました。
妻も行く、とのことで出発は18時半と遅め。着いたのは20時過ぎたくらい。
マルさんとT-Fixさんが遠征されているのは事前に知っていたのですが、着いてみると磯じいさん、F巻さんやKさん、他にも何名かいらっしゃって大盛況。






いそいそと機材を展開、風もなさそうなので予定通りVC200Lを。
レデューサーありですが、今回は初めてASI533MC Proとの組み合わせで。

まずはスマホのSkySafariからSS-One Autoguiderに接続しようとしますが、そもそもスマホがSS-Oneに繋がりません。ネットで調べたくても電波状況が悪く断念。

仕方ないので、NINAでPlate Solvingし、赤経赤緯の座標を得ます。
SS-One AutoGuiderのGOTO機能を使うと、星図の赤経赤緯が表示されているので、Plate Solveの座標と一致させSyncします。

その後、適当な被写体を選んでGOTOするものの少しずれている様子。
再度Plate Solvingして同様にSyncすると、ほぼ問題なく導入できました。
流石に1400㎜弱と1インチセンサーですから、手動での導入は無理があります。

これならいける、ということでNGC4565を。一発で視野内に入りました。
ただ、オフアキのガイド星が見つからず。とりあえずノータッチで30秒露光すると、普通に点像だったのでノータッチ60秒で撮影することに。
シーイングは結構よかったみたいですね。

磯じいさんやT-Fixさんとお話したり、マルさんのトラブルシュートをちょっとお手伝いしつつのんびりと撮影。


天の川が昇ってきた24時過ぎ、今度はスカイメモRをセット。Z6Ⅱ改とZ85mm天の川中心部を狙います。
モザイク用の星図を思い切り忘れてきてしまいましたが、ステラナビの星図から何とか導入。対象が明るいので、やりやすいですね。

NGC4565は2時間半露光出来たので、M20に切り替え。多少手間取ったもののオフアキでも星があったので、こちらはガイド撮影に。
_DSC0634

低空はモヤっているものの、まずまずの天の川でした。


3時過ぎ、薄明が始まると急速に明るくなってきました。
皆様にご挨拶しつつ、ササっと撤収して帰宅。


相変わらず画像処理は遅々として進みませんが、まあぼちぼちやっていこうかなと。
新月期はこれで終了ですね、梅雨入り前にもう一度撮影に行ければいいんですが。

いつもの白亜紀層で天の川を

2/28ですので2週間前になりますが、いつもの白亜紀層へ行ってきました。
月曜朝なのでたいして人もいないだろうと思っていたところ、03時の時点で
複数の方が撮影なさっていました。

このポイントも有名になったものだと思いつつ、いそいそとスカイメモRを展開。
今回は新星景一本でいってみようかと。

多少春霞はあるものの、この時期にしてはまあまあな透明度。
何とか天の川も見えています。

昇りたての天の川。やっぱり夏の天の川は派手で良いですねえ。
Meanb_2_2

Z6Ⅱ(HKIR改造)、ZNikkor 20mmF1.8S(F2.5)、ISO1600、15秒×16(地上風景)、15秒×16(追尾)、ISO3200、8秒1枚(境界)、Lee Soft2フィルタ


段々と天の川が上がってきます。心なしか天の川のコントラストも良くなってますね。
金星が地平線から昇ってきて、一層華やかな雰囲気に。
これはソフトフィルターは要らなかったような。
Mean_2_3-

Z6Ⅱ(HKIR改造)、ZNikkor 20mmF1.8S(F2.5)、ISO1600、15秒×16(地上風景)、15秒×16(追尾)、ISO3200、8秒1枚(境界)、Lee Soft2フィルタ



天候は快晴、透明度は良好。車の出入りもそれなりに。
金星が昇るにしたがって、まぶしいくらいの光の通り道ができていました。
Mean_2_2_3

Z6Ⅱ(HKIR改造)、ZNikkor 14-40mmF4.0S(F4.0)、ISO3200、30秒×16(地上風景)、30秒×16(追尾)、ISO6400、15秒1枚(境界)、Lee Soft2フィルタ

これが一番しっくりくるかも。
夏の大三角に天の川中心部、そこに金星とそろい踏みです。


本当はもう少し明るくなるまで居たいところでしたが、
朝から仕事なので撤収してヤンマーへ直行。


新星景は面倒ですが、効果は絶大ですね。
何セットも撮らずに1セットに集中したほうが良いのかもしれません。


梅が咲きつつ、花粉も真っ盛り。
流石に直焦点はやりたくない状況ですが、透明度がいいときに
また星景撮影に行きたいところです。







天文ガイド入選

ブログも久々になってしまいましたが、天文誌の掲載も久々。
天文ガイド3月号に私のふたご座流星群の写真を掲載していただけました。

Screenshot_20220208-230049 のコピー

遠征記はこちら。


20211214_Gemini2

書き間違えたかなぁと思いましたが、レンズはタム17-35㎜なので
対角魚眼レンズではなかったです。

それなりに撮影できた場所もあったかと思いますが、ふたご座流星群の写真は私だけ。
掲載していただけて幸運でした。
夜半過ぎからの撮影で、冬の天の川と撮影するのが難しかったため
あまり写真映えしなかったとは思います。

なんだか天文現象専門家みたいになっていますが、ぼちぼち星景や
直焦点もやっていきたいところですね。

短時間の阿字ヶ浦遠征

お正月も終わり、そろそろ月が大きくなってきた今日この頃。
来るべき銀河シーズンに備え、銀平君(GINJI-150FN魔改造機)を引っ張り出してきました。

すると見事に主鏡にカビのようなものが
すぐに洗浄、光軸調整を昨日の昼間のうちに済ませ、テスト撮影に行ってきました。
ついでにオフアキのテストも。

天気は22時くらいから悪化する予報でしたので、サクッと撮影できる阿字ヶ浦に。
冬の大三角が昇ってくるのもついでに撮影しようかなと。


現地到着は19時、すでに先客の方が撮影なさっていました。
邪魔にならないようにZ6Ⅱを展開、Z14-40mmで固定撮影開始。
その後直焦点機材を展開したところ話しかけていただきました。

どうも昔からこの辺で磯釣りをやられていたようで。
それならこの辺の地形は知り尽くしているでしょう。

私の機材に興味津々なご様子でしたが、生憎まだ何も準備ができていない状態。
撮影画像をお見せしたいところではありますが、その前に帰られました。


とりあえず銀平君をSS-one改造SXWに乗っけ、極軸合わせからスタート。
カメラは久々にASI533MC Proを選択。OAG9+ASI120MM-sでオフアキで狙ってみます。

ところが、ピント合わせに四苦八苦。どうもNINAをプレビューモードにしていたせいで
画像が暗すぎてよくわかりません。仕方なくSharpCapにしたところ問題なくピントが。

NINAに戻ってカメラを接続しなおしてから気づきました。
気づいてしまえばどうということはなく。533側のピントはOK。

次にオフアキ側ですが、まずはSharpCapに接続してピント合わせ。
ピントが出るかどうか不安でしたが、すんなりとピントが出ました。


あとは構図だけ、NINAとASTAPの組み合わせでPlate Solving
こちらも快調、ただSS-oneで導入するのにはDecの動きが逆で手間取りました。

被写体はM42,久々かつ月明りがあるので明るい対象をチョイス。
あとはSS-oneでオートガイドするだけなのですが、キャリブレーション中に
星が動きすぎて、検出のための枠から飛び出してしまいます


いろいろ設定を調べるもわからず
あとで家に帰って調べると、キャリブレーション時間を短くすれば良かったようです。

万事休す、と思いましたがガイド鏡を持ってきていました
120MMをオフアキから外し、急遽親子亀方式で撮影開始。

この時期にしては非常に良いシーイングでガイドもばっちり。
ただ、周辺像はイマイチでしたね…。スケアリング不良のようで。

途中カメラの画像ダウンロードエラーで2枚撮影に失敗したものの、
予定の22時まで無事に撮影。

で、リザルトがこちら。
Mean300s_cropped_sr2-のコピーAS2

撮影時刻:1/8 20:47:36~
撮影場所:阿字ヶ浦
鏡筒:GINJI-150FN改+TSコマコレクター(焦点距離600㎜F4.0)
追尾:Vixen SXW赤道儀(SS-one改造)
ガイド鏡:60㎜F4ガイド鏡
ガイドカメラ:ZWO ASI120MM
カメラ:ASI 533MC Pro(Gain100, Offset20, -10℃)
露光時間:5分×14枚+30秒×10枚コンポジット(総露出時間75分)
画像処理:CCDStack2でダーク減算、フラット補正、カラー化、コンポジット
     FlatAideProにて対数現像、飽和復元合成
             Photoshop2021で仕上げ
                  AstroSurfaceでWavelet処理

75分の割にはまずまずな写りかと。明るい対象はいいですねぇ。
スクエアフォーマットもこういう対象には良さそうです。


おまけで広角の写真も。
New1-1

Z6Ⅱ+Z14-40mm@14mmF5.6、10分×9枚比較明合成、ISO200

往年のフィルム写真を意識しています。星の色が良く出てくれて満足。



22時過ぎ、予報通り雲が出てきたのでフラットを撮影し撤収。
ヤンマーで〆ました。


そろそろ月も大きくなってくるので、これで今月の遠征は終わりです。
今シーズンは天候に恵まれていると思います。来月も天気が良いといいですね。







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