Shooting Stars - 北海道の星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

2013年04月

観測地探索の旅2

城里町運動公園(4/29)

305010a9.jpg


当初の予定では自宅から40㎞ほどの花立自然公園に行く予定だったのですが
Wさんから「アップダウンきついですよ」と言われ、当然筋肉痛も残っていたので
断念しました。

いろいろ調べていると、東葛星見隊の方々が時折遠征なさっている
城里(じょうりではなくてしろさとと読むのですね)町の運動公園が良さそうです。

距離的には30㎞弱、アップダウンもそれほどでもなさそうです。
12時ちょっと前に今回は1人で出発しました。

県道38号を北西へ走り、国道118号にぶつかったら左折、
横断して田んぼの中を。

ちょうど田植えが始まっており、良い景色の中快適に走っていました。
すぐに県道63号にぶつかるはずでしたが、ちょっとおかしいです。

多少迷子になりましたが、無事に県道63号に入り、国道123号を右折、
水戸北ICをくぐって、すぐに県道51号に左折して入りました。

多少のアップダウンはあるものの、平坦な道が多く、交通量も少ないため
走りやすいですね。

セイコーマートがある交差点を通り過ぎ、突き当たりのT字路を右折、
すぐに左折してずっと県道51号を走ります。

セイコーマートからT字路まではアップダウンの連続で、一番つらかったですね。。。

しばらく県道51号を走っていますが、のどかな田園風景が広がり
観測できそうな場所がありそうな気配がありません。

左折してから3㎞ほど走ると、「上古内多目的運動広場」の看板が。
でもここが入口でないだろう、と思ってさらに走っていると
通り過ぎてしまったみたいです。

ちょうど信号の先に「物産センター 山桜」という建物があったので
ちょっと寄ってみました。
9080faba.jpg



いろいろ買いたいものはあるのですが、キッチンが無いですからねぇ…
トマトと、豆腐の味噌漬けを購入。

ここから引換し、看板のあった場所から橋を渡って
駐車場に入ってみました。

失礼ながら、こんなところで??」というくらいこじんまりとした
場所
でした。

3066eb81.jpg


40e966a6.jpg


もう一か所の駐車場。

T-Fixさんのブログを拝見するに、間違ってはいないみたいです。

きちんと簡易ではありますがトイレもあり。
(写真でいうと右奥です)

d4a7fe6a.jpg


昼食を摂りつつ、ゆっくりと14時少し前に出発。
足にも余裕があったので、今回は息が上がるくらいの負荷を掛け続け、
上り坂でも力を込めるよう、インナーを使わないことにしました。

県道51号を走り、国道123号を経て県道63号に入るところまでは同じで、
そこからずっと県道63号を走りました。
道幅は県道38号の方が広いですが、信号のつながりがいいので
県道63号の方がいいかもしれません。

途中一切休憩をしなかったため、15時08分に到着。
都合帰りは1時間15分程度で辿り着いたことになります。

なまっているとはいえ、まだまだ足は残っているみたいですね。
鍛えなおせば少しはマシになりそうです。

ちなみに今回は
Time : 2:37'47
Distance : 59.22km
Average : 22.5km/h

まずまず頑張った方ですね。
明日からは北海道ですが、5/6も晴れたら出かけたいところです。

ひさびさのチャリネタ…観測地探索の旅1

最近は完全にホコリを被っていたロードレーサーですが、同期のWさんに誘われたこともあって
出かけてきました。

涸沼一周サイクリング(4/27)

6d878e14.jpg


久々だったので、空気を入れてテスト走行をした後に11時出発。
Wさんと2人で、まずは那珂川を目指します。

川沿いの県道を走ったわけですが、Wさん早すぎます
サイクルコンピューターがおかしかった(どうやらkm/hではなくmph表示だったようです)
のでよく分かりませんでしたが、景色を楽しむ暇もなく。

国道245号に出た時点で、「スピード大丈夫ですか?」と聞かれたので
間髪入れずに「早すぎます!」と言っておきました。
それでも早かったですが…

国道51号に入り、大洗の街中へ。
大洗駅の前を通り過ぎ、左折して51号をくぐり
「温泉スタンド」の曲がり角を左折。ここから涸沼一周ルートへ入ります。

風が向かい風ですが、非常に快適なサイクリング。
涸沼東側には田園地帯が広がっていますが、前から気になっていました。
(図の赤い丸印の辺です)

予想通り民家もなく、広大な田園地帯で
視界も低空は遮られるものの良好です。
あまり南に行き過ぎると視界は開けますが、風が強くなりました。
多少北側の方がよさそうな感じです。

チャリだと車ではわからない「風」という情報が
リアルタイムで入る
ので、ある意味観測地探し向きかもしれません。

涸沼南側の道に入る前に、腹も減ったことですし昼食。
http://tabelog.com/ibaraki/A0801/A080102/8005891/
いきいきという天ぷらのお店でした。

5925aff6.jpg


奥がWさんとチャリ、手前が私のチャリ(パナのチタンロード、愛称ツトムくんです)

注文したのは「ハゼ丼」。

3c7ed33d.jpg


予想に反してかなりのボリュームで、チャリでなければ食べきれないほどでした。
美味しかったです!

その後涸沼沿いの県道16号で南側をぐるっと。
途中気になっていた「いこいの村涸沼」は観測には適さなさそうです。
残念。

網掛公園
という公園もあったので行ってみたのですが、

adbe03dd.jpg


公園自体使っていなさそうでしたし、民家が近いうえに
駐車スペースがほとんどないのでNG。

県道50号を左折、北上します。
涸沼の西側も田園地帯が広がり、観測できそうでしたが
遮るものが何もなく、風が強いのがネック。
次点はこのへんでしょうね。

県道106号の手前を左折、ダートを走りつつ
106号に入ります。
b0545e0a.jpg


親沢公園キャンプ場というのがあったので、小休止を兼ねて
寄ってみました。

b0313c2d.jpg


景色は悪くないですが、視界が狭くここも駄目そうです。

県道106号を離れ、もっと涸沼に近い道を走り、
前回遠征した涸沼自然公園の駐車場を見てみました。

3d6f7c14.jpg


手前の看板に書いてある通り、夜間閉鎖なんですよね…
そうでなければ完璧なんですが。惜しい…

で、次に広浦公園キャンプ場を見てみました。



トイレがあるのはいいですが、観測できるような感じではありません。
民家も近いですし、ここもNG。

ここの北側には田んぼが広がっていますが、先ほど紹介した東側の田んぼより狭いですし
風も強く感じましたので、わざわざこちらを選択する必要はなさそうです。

県道106号を走り、元来た道と温泉スタンドで合流した後、
阿字ヶ浦に行ってみました。

途中那珂湊を通り過ぎましたが、めちゃくちゃ混んでましたね。
流石はGWといったところでしょうか、県外からの方も大勢いらしていたみたいです。

県道8号を走り、阿字ヶ浦の海を見ながら走りましたが、
向かい風だったこともありヘトヘト。

県道108号から63号を経て帰ってきたときには倒れそうでした。
家に着いたのは16時前、約5時間のサイクリングでした。

サイコンがおかしかったので、Wさんのデータですが

Distance : 68.04km
Average : 21.47km/h


でした。休憩が多かったとはいえ、復帰1回目としては
まずまず頑張った方ですね。

観測に使えそうだったのは涸沼東側か西側の田んぼです。

トイレは無いですが、どちらも視界は悪くないです。
ただ、風と、霧は心配ですね。

2日後の29日にも行ってきたので、それも記事にします。

NGC7000+おまけ

GWも中盤といったところですが、特にやることもないのでだらだらしてます。
ようやくNGC7000の処理が終わりました。

5a5eb022.jpg


データ
撮影場所:那須高原ロープウェイ駐車場
撮影日時:2013.04.14 00h52m40s~ 10分×12枚(総露出時間2時間)
カメラ:NikonD5100(ISO800、IRカットフィルタ除去、IDAS UIBAR-Ⅲ FF)
望遠鏡:ミニボーグ45ED+0.66レデューサDG(198㎜F4.4)
赤道儀:Vixen SXW赤道儀(PHD guiding1.14にてオートガイド)
処理:RAP2、StellaImage6、PhotoshopCS5

特に面白くは無いですねぇ…
正直、1枚撮りだとこんなものなのかもしれません。
写りが悪いというわけでも無く、モザイクするなり
いろいろ工夫しないといけないようです。

強風の中だったので星は肥大気味ですが、ガイドは
まずまずだったみたいで、最初のコマと最後のコマはほとんど
同じ位置でした。
ただ、写野回転していたので、一度処理した後に
気づき、手動では面倒なので初めてSI6.5の自動コンポジットを
使ってみました。

時間は死ぬほどかかりましたが、ちゃんと回転も補正してくれました。
上下左右の移動はともかく、写野回転は手動だと厄介ですからね。
SI7では自動コンポジットは改善されたみたいですから、
買ってもいいかもしれません。

おまけ
28日深夜の月です。
カメラはGH1(モノクロモード)、望遠鏡は71FL+7214です。

a249e14f.jpg


シンチはまずまずですが、シャッターショックの大きいGH1だと
ぶれてしまうようです。ちゃんと固定してあげないとダメみたいですね。
ミラーアップか、シャッターショック軽減モードが欲しいところです。

SXW赤道儀について思うこと

先日、ひっそりとSXシリーズの生産終了が発表されました。
http://www.vixen.co.jp/info.htm#130419a

私が購入したのは2004年4月ですから、確かほぼ発売直後だったように思います。

正直、この赤道儀に関して、天文ファンからの評価は厳しいものばかりです。

私自身も、明るすぎ、しかも消えないモニターに閉口していたところ
「シールを貼ればいいじゃない」とビクセンから減光シールが発売された時には
呆れ返ったものです。
(今はファームウェアアップデートで消えるようになりましたが…)

それ以外にも
・どうしても鏡筒反転したくて仕方がない病
→これはどうやっても治らず。時間を無理やりずらすしかない

・Scope modeで導入ボタンを押すと、Chart modeで導入しないと
Scope modeに切り替わらない
(つまり、アライメントを取っていないと位置がずれる)
→導入ボタンを押したときに確認メッセージが表示されるようになった

・導入ボタン、エンターボタンの位置が十字キーに近く
押し間違えやすい
→これもハード的なものなのでそのまま。

・2点以上アライメントを取ると、勝手にDecモーターが動いてしまい
ガイド精度が低下する
→ファームウェアアップデートにて対処されたらしい。
回避するなら1点アライメント。

・Decモーターのバックラッシュが大きく、レスポンスが悪い
→SXの最大の弱点か。バックラッシュはファームにて補正可能になった

・LANケーブルのストッパを押すのが大変で、外しにくい
→結構ストレスです、最近はさしっぱなしです。

・軽い鏡筒はウェイトレスで搭載できるが、一番軽い錘でも
バランスが合わない鏡筒がある
→1.9㎏よりも軽い1㎏のウェイトが発売に。


使い始めた直後は正直βテスターの気分でしたね…

とはいえ、「新しい赤道儀を作りたい!」というVixenの心意気は感じています。

もちろん、

・合わせやすく、水平出しのいらない極軸望遠鏡
・ウェイトが少なくて済み、出っ張りのないフォルム
・展開及び撤収が簡単
・クロスLANケーブルを繋ぐだけでオートガイドが出来る
・スタンドアローンでも動き、簡易プラネタリウムソフトとして使えるSTAR BOOK


と、いい点も多くあります。



いろいろありましたが、ほぼこれらの不満は後継の
SXP及びSXD2赤道儀、そしてSTAR BOOK TENで解決されています。
出来ればβテスターではなく、正規版を買ってみたい気もしていますねぇ。
まあ、もう少し稼いでからですが。

パンスターズ彗星

ようやく那須高原ロープウェイ駐車場で撮影したパンスターズ彗星の画像処理が
終わりました。

cef7dbda.jpg


データ
撮影場所:那須高原ロープウェイ駐車場
撮影日時:2013.04.14 03h21m33s~ 1分×16枚(総露出時間16分)
カメラ:NikonD5100(IRカットフィルタ除去、UIBAR-Ⅲ FF)
望遠鏡:ミニボーグ71FL+1.04×35mmマルチフラットナー(416mmF5.9)
赤道儀:Vixen SXW赤道儀(ノータッチ)
処理:RAP2、StellaImage6、PhotoshopCS5

まあ、特に面白くはないですが、北半球でも撮影できて良かったです。

せっかくですし、GENTAさんからアイディアを頂いた南半球の写真とも合わせてみました。

9e22f2d4.jpg


こうやってみると、意外に南半球のパンスターズは頑張っていたみたいですね。
南半球の方は71FL+7866(266㎜)で、ISO2500でわずか8秒露光ですから
結構明るかったようです。

一応、天文ガイドに送っておきました。
さて、あと2日でGW、私は10連休!です。
5/1~5は北海道上陸し、研究室とサークルの春合宿に顔を出すつもりです。
今から楽しみですね!

ギャラリー
  • 天文ガイドに掲載していただけました
  • 夕張遠征
  • 夕張遠征
  • 夕張遠征
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
アーカイブ