Shooting Stars - 北海道の星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

2015年04月

hideさん宅のタケノコパーティーへ初参加

既にmn3192さん、いーぐるさん、ヨネヤンさんが記事になさっていますが、
hideさん宅のタケノコパーティーへ初参加してきました。

28日は普通に仕事、お宅まで170㎞あることを考えると、
残念ながら飲み会はパス、29日早朝のタケノコ掘りへ参加させていただきました。

02時起床、02時40分出発。
国道51号~東関東自動車道~京葉道路~館山自動車道を経て、
お宅に到着したのは05時40分。

皆さん寝ておられるようで、朝早くに失礼しました。。。

hideさんの奥様が朝食を出してくださいました。
ちゃんとお礼を言うのを忘れていましたね、大変美味しかったです。
どうもありがとうございます!!

ac17426d.jpg



これがかの有名な(?)パールくん。
プライバシー保護のため、下半身は載せないでおきます(笑)
111e13eb.jpg



皆様が集まったところで、山へ。
かなりの本数のタケノコが生えていました。
b90d2466.jpg



成果は皆さん合わせて49本。
やたらとでかい、タケノコというか「竹」が写っていますが、あれは私のせいです。
5c2ae150.jpg




少しだけお休みさせていただき、そのあと観測所を見せていただきました。
メインの30㎝、大きすぎて入りきりませんでした。

a8655adc.jpg


その後、09時前に出発。
京葉道路が混んでいましたが、それ以外は問題なく。
ただ、大洗手前から国道51号が渋滞していたので、回避して裏道を。。。

11時50分到着、すぐに出発。
会社の先輩のバーベキューへお邪魔しました。

そこで、焼きタケノコを披露
大変好評で、特に子どもたち(小1~年中さん?)に大うけでした。
彼らは肉には興味を示さず、焼いたホタテとさざえのつぼ焼きをほおばっていました。
一体どんな大人になることやら。。。

帰りは送っていただき、多少アルコールが回っていますが
焼きタケノコとタケノコの処理を。
焼きタケノコにはこれを合わせました。
「新政No.6 S-type」
3c359220.jpg


微炭酸と透明感のある旨みが素晴らしい。
ところが、少し飲んだだけで疲労からゲキチン。。。
流石に疲れました。


本日は頂いたタケノコを料理。
まずはタケノコご飯。
4909ac62.jpg



昼食はタケノコご飯とタケノコと鶏肉の炒め物。
根元の部分は炒めると触感が際立ち、ほのかな苦みが心地よいです。
f7fb59c1.jpg



夕食はタケノコの天ぷら、姫皮と菜の花の味噌汁(特盛)、菜の花の辛し和え、
タケノコご飯の春の和定食。
アク抜きした後のタケノコを使いましたが、生の方がよりおいしいでしょうね。
d23aaf0f.jpg



本当にタケノコを堪能することができました。
hideさんと奥様、本当にありがとうございました。
そして、お会いした皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

来年は出来たら寝袋と日本酒持参で参加したいと思います(笑)

銀平君改造計画 その1 背景とデザイン

1.きっかけ
2013年の星見人の会で、アストロショップAuの小笠原さんとお話ししたことです。
http://blogs.yahoo.co.jp/shootingstar0234/32528639.html
GINJIの改造で悩んでいる、と相談したところ、それならΦ180㎜、5mm厚の水道管で
作ってみない?と改造を提案していただきました。

2.コンセプト
1)直焦点撮影以外しない
2)RCC1以外使わない
3)2)より、オフアキ使用前提
4)SXWでも何とかガイドできる
5)斜鏡スパイダーは丈夫なものを

1)~5)より、以下のように仕様が決まりました。
1)鏡筒回転をしない→鏡筒バンドは不要
2)RCC1使用時にピントが出るように、筒を短めにする
3)親子亀用のアリガタは原則不要
4)Decへの負担が小さくなるように、接眼部とアリガタを同じ向きにする
5)R200SS方式を採用する

不便といえば不便かもしれません。
とはいえ、器用貧乏になるくらいなら、このくらい割り切った方がいいかと思います。
特に反射望遠鏡は気軽に持ち歩くものでもないですし。

3.初期デザイン
最初はこんな設計でした。
f248296f.jpg



最終版と大きく違うところは、斜鏡の固定方法です。
元々は筒の内側にリングを固定する方式でした。

6a529d85.jpg

しかし、この方法だと口径が絞られてしまい、光量ロスとなってしまうこと、
厚さが薄いため、加工が難しいとの指摘を受けました。

そこで、R200SS方式、トップリング一体型に変更しました。
b20a2ba1.jpg


4.問題点と追加工
完成後、問題点が3つ発見され、追加工を依頼しました。

1)ピントが出ない!!
 適当に設計したせいで、筒が長すぎ、ピントが出ませんでしたorz
 出来る限り筒外の長さを短くしようとしたのもありますが。。。
 7㎜短くするとピントが出るようですが、流石に怖いので5㎜余裕をもって主鏡側を12㎜カット
 してもらうこととしました。

2)トップリング⇔斜鏡間の距離が長すぎる!!

 トップリングと斜鏡は押しネジ・引きネジでの固定ですが、
 距離が長すぎ、押しネジの長さが40㎜近く必要なことが分かりました。

 流石に長すぎますので、斜鏡側も20㎜カットしてもらうこととしました。

bf468121.jpg


3)主鏡が入らない!!
 主鏡のセルへの固定はオーソドックスな3点の爪の方式ですが、
 爪が干渉して入らないことが判明。
 筒の内径がΦ170㎜と主鏡Φ150㎜に対して20㎜しか余裕がないため、
 かなりぎりぎりではあったのですが。。。

 仕方なく、もともと予定はしていましたが、両面テープ固定方式へと変更。
 しかし、それでも主鏡セルと干渉するため、セルの外側を少し削ってもらうこととしました。

5.反省点

 せっかく3D-CADを使ったのですから、面倒がらずちゃんと部品を作成し、アセンブリして
 干渉チェックするべきでしたね。途中までは作ったのですが、主鏡周りは特に面倒だったので。。。

銀平君改造計画 その0 改造概要

長らくお待たせしました。
銀平君の改造内容を記事にしたいと思います。

銀平君って何?という方はこちらをどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/shootingstar0234/32440613.html

改造点はこちら。

1.鏡筒
0.5㎜厚鉄製⇒Φ180㎜、厚さ5㎜のアルミパイプから削り出し
1)トップリング
  ダイキャストアルミ製?⇒厚さ20㎜のアルミ円板から削り出し
2)ボトムリング
  そのまま
3)鏡筒バンド
  2本組バンド⇒なし(アリガタ直接固定)
  
2.接眼部
デフォルトのクレイフォード式を使用
 1)鏡筒との固定
  M4ネジ4か所⇒M4ネジそれぞれにM3,M4イモネジ固定を追加
合計12か所で固定 
 2)接眼部台座と外側チューブ?の固定
  M3イモネジ2本⇒M3イモネジ4
 3)ドローチューブ固定
  ローレットネジ1本⇒M4ネジ穴を2か所追加
ローレットネジ+飾りネジ2本の3点で固定
 4)2インチスリーブ
  ローレットネジ2本⇒M4ネジ穴を2か所追加

M4イモネジ4本で固定

 
3.主鏡
デフォルトの主鏡を使用
 1)主鏡と主鏡セルの固定
  一般的な爪で押える方式⇒両面テープ+金具による3点固定
 2)主鏡セルとボトムリングの固定
  押しネジ、引きネジ×3⇒押しネジ、引きネジ×3+補助押しネジ×3
 
4.斜鏡
デフォルトの斜鏡を使用
 1)オフセット
  なし⇒軸に対して4㎜オフセット
 2)固定
  樹脂製のホルダ⇒樹脂製のホルダをカット
              接着剤(スーパーX)+バスコークで固定
 3)スバイダー
  0.5㎜厚4本⇒厚さ10㎜のアルミ円盤から削り出し
トップリング一体型R200SSに近い)

はっきり言って、主鏡と斜鏡だけ買った方がいいですね(笑)

画像はこちら。
256c6605.jpg


デフォルトの筒よりかなり短くなりました。
ただ、一つ問題が。
銀平じゃなく白平になってるorz

色は銀のままと指定したはずですが。。。
うーん、新しい名前を考えないといけませんね。。。

詳細はおいおい記事にします。

皆既月食と桜の競演

昨日は皆既月食でしたね。
関東は天候に恵まれなかったのですが、沖縄・東北・北海道あたりは
天候に恵まれていたようで。

私はdemio1948さんのブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/demio1948/39246041.html
で紹介されていた、埼玉県行田市の「さきたま古墳公園」にいってきました。
https://goo.gl/maps/eTBbl

今回のテーマは当然「皆既月食と桜」です。
必要要件は、
 1.4/4 21時に晴れる場所
 2.桜が満開であること
 3.丘の上など、高いところに咲いていること
 4.距離を置いて、下から見上げる(皆既時:約30度)ことができること
 5.三脚をセットできること

この中で、特に3.と4.が厳しいです。
かんたんな図を描いてみましたが、桜と200m離れようとすると、100m登らないといけません。

5d1e92d2.jpg


公園などの平らな場所ですと、角度がつかず、月と撮り合わせることができません。
茨城県内だと適当な場所が無く困っていましたが、ちょうどdemioさんの記事を発見。
候補にしておきました。

で、当日のGPVはいまいち、、、
それでも、神奈川~東京~埼玉の西側はまずまずな感じでした。
さきたま古墳公園はぎりぎりといったところでしたが、他に適切な場所も思いつかず。
とりあえず、13時に家を出発。

北関東道を西へ、途中で壬生PAへ。
どこかで見た記憶がありましたが、良く考えると金環日食のときに休憩しましたね。
7da7efee.jpg



現地到着は16時過ぎ、天気はドン曇り。。。
ただ、桜は満開でした。

5d280583.jpg



古墳の桜も満開!
b3435757.jpg



菜の花も満開。
afe0a3fb.jpg




春らしく。フレアを生かして。
20aa7b87.jpg



いい景色です。
29c0ab50.jpg



天気は全くダメダメ。べた曇りで、晴れる気配が全くありません。
もはややる気もなく、鳥をボーグで撮影していました(笑)
cbae6c01.jpg


c5eadf19.jpg


何だかんだ良く撮れているかも。。。


とはいえ、片道150㎞、帰るのも癪ですし、ライトアップもあるそうで、
しばらくまったりしていました。

ライトアップを見ていたのが19時半くらい。
ところが、どうも雲から少し明るい場所がある、ような。。。。

とりあえず、60EDとニッコール180㎜、90㎜マクロ、50㎜をカバンに詰め込んで
古墳の裏側へ。
まあ、晴れないでしょうけれど、晴れているのに撮影しなかったのは
最悪ですからね。

でも。。。月が!
decfd3c6.jpg



場所がいまいちですので、周りを右往左往。
焦りまくりでしたが、とりあえずパチリ。
なんだかんだ、これが本日のベスト。

b01a7380.jpg


結構雰囲気でますね~。


00c75b4e.jpg



この古墳の西側は、林があり撮影場所が制限されます。
何年ながら、この場所からは撮れないみたいで。。。

もう少し古墳に近づきました。
天気は相変わらず。。。桜の位置も微妙です。
2b6ec1a5.jpg



皆既直前で、月は厚い雲の中へ。
同じ場所にもう一方いらっしゃいましたので、いろいろとお話ししていました。
まあダメでしょうけれど、とりあえず撮ってみるか、といった感じで。。。

皆既が始まって、3分後。
ありゃ、なんか見えてる???
4db8ab2b.jpg


以降はとにかく連写!!
結局雲は切れてくれませんでしたが、ひたすら連写。。。。

極めて微妙ですが、これがベスト。

6bbedf2d.jpg


曲がりなりにも撮影に成功。
コントラストが低いのは仕方ありません。

皆既終了後もしばらく粘りましたが、ダメでした。
ご一緒していただいた方と撤収。どうもありがとうございました!


せっかくですし、ライトアップの桜もパチリ。

e59c0f03.jpg



帰りはもちろんヤンマー。特製味噌バターコーントッピング。
撮影成功した後のヤンマーはいいですね~!

c4623c3b.jpg




後から聞くに、宇都宮では晴れたようで。
GPVでは全然でしたので、私の場所選定ミスか、それともただ宇都宮だけ
幸運にも晴れたのか。
晴れた空なら、もっとコントラスト良く撮れたんですが。悔しいですね。

とはいえ、月食?天文現象?の神様は私を見はなしてはいなかったみたいです。
諦めずに遠征し、撮影したのは本当に良かったです。
やはり、遠征し、撮影してナンボかと。


ギャラリー
  • 天文ガイドに掲載していただけました
  • 夕張遠征
  • 夕張遠征
  • 夕張遠征
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
  • オーロラ&ペルセウス座流星群遠征詳細
アーカイブ