昨日・今日と開催されたCANPへ行ってきました。
懇親会用に右端のを担いでいきましたが、重いのなんのって。。。
既にみなさんご存知かと思いますが、今回は実行委員と講演を
依頼されておりました。
現地にはもう少し早く着くつもりでしたが、入口が分からず
12時半くらいに。
既に多くの皆様が集まっていました。
計らずしもピンボケでしたが、UTOさんは分かっちゃいますね(笑)
実行委員長、M田さんのあいさつからスタート。
はじめはN本さんのアタカマ砂漠とペルーのご講演。
アタカマ砂漠は標高5000m弱と高いため、健康診断で上がれないことがあるとのこと。
私は血圧高いからダメでしょうね・・・・
ま、そもそも一般人は立ち入りできませんが。
ペルーの天文台のお話も、テロで天文台が爆破されたり、電線が盗まれたりと
日本は安全で平和なことを改めて認識しました。
続いては私の発表。発表はニュージランドのお話し。
最初に南半球に行ったことがある方に挙手をお願いしましたが、約7割の方が
経験あり!とのこと。流石にこれは少し焦りました。
のべつひたすらにしゃべりまくりましたが、それなりに好評だったみたいで。。。
ちと詰め込みすぎた感もありますが、せっかくの晴れ舞台ですから欲張りました。
で、次はよっちゃんさん。
カラーアシストと新星景のお話でした。
さすがはよっちゃんさん、デザインと写真の見せ方が上手いなぁ・・・
私のごみごみしたスライドと比べるとすっきりしていて、論点がはっきりしていて
分かりやすかったです。
もうちょっとテクニカルなお話も聞きたかったですが、40分ではちと厳しいですね。
そのあとはかわうそさん。
すばるで撮影したM31の画像処理のお話し。
D800でセンサーが貼りあわせなんていううわさがありましたが、こちらは数十枚の
貼りあわせなようで、色も単純なRGBではないみたいで大変だったとのこと。
とはいえ、口径8200㎜、焦点距離16400mmF2、8億7千万画素の機材、
使ってみたいですね~。
続いてはH山さん。
比較明のお話でしたが、アンセル・アダムズの写真を例に、マスクを使い適正露光の画像の切り貼りをするというお話。
この辺の技巧には賛否両論あるかとは思いますが、今のポートレートなんでエグイことやってますからねぇ、
個人的にはいいんじゃないかなと思っています。
最後はUTOさん。
ニワトリのご苦労、特にカブリやムラの処理法について、実演を交えて
ご紹介いただきました。
知ってはいましたが、過酷な環境での撮影ですね。。。
しばらくは遠征は厳しいと思いますが、いつかは遠征地でお会いしたいですね!
この後は懇親会、立食形式でスタート。
2年前のCANPで会ったKさんが声を掛けてくれました。
多分彼は最年少だったかと。
ほかにもいーぐるさん、おっちゃんさん、NGCさん、T-Fixさん、ぴんたんさん、よっちゃんさん、近江商人さんなどブロガーさんたち、三基のM店長などたくさんの方とお話しさせていただきました。
私が持っていった「山間」も好評だったみたいでなにより。
ほとんど近江商人さんが飲んでいました(笑)
お礼は例のブツのレンタルで結構です(笑)
写真パネルの紹介のときは全力で調子に乗りました。
皆様すみません、でもニュージーランドに行くのが良い結果を得る近道ですので。。。
それにしても、古庄さんの司会テクニックは素晴らしいですね!
発表者が言いたいことを的確に引き出すテクニックに脱帽です。
で、そこからは部屋で3次会。
M田さんとお話し、是非キャノンからモノクロデジイチを!と要望しておきました。
もし出ちゃったら乗り換えちゃうかも。
その後、かわうそさんとアツく星談義。私の考えは結構見透かされていたみたいですね。
クリエイターさんということで、感覚的なところを重視される方でもあるのですが、
それ以上に確固たる信念と、ロジカルな考え方の持ち主なんだなと思いました。
とてもためになるお話でした。
UTOさんのセンサー談義を聞きつつ、気づいたら3時。
そこでお開きとなりました。
それにしても、皆さん飲みますねぇ。。。
んで、2日目。
まずはアストロアーツのKさんからステラショットのご紹介。
ステラナビゲータのプラグインではなく、タブレットでの使用を前提とした
ということで、完全に別UIであることは理解できます。
でも、ステナビユーザにちょっとは優待があってもいいのになとは思ったり。
UTOさんの質問にあった、フォルダ監視で位置合わせのみやる、みたいな拡張性があると
かなりユーザーを増やせるのではと思います。
続いてダイイチのHさんからタイムラプスのお話し。
ドリーがあると動きが出ていいのですが、いかんせん高価ですよね。
としさんのように自作する能力もないですし、まずは固定撮影でしょうかね。
続いてはNikonからWさんYさん、D810Aのお話し。
昨日も天文ユーザの意見を取り入れ、ソフト的な面も含め天文向けに使いやすくなっているみたいでした。
確かに魅力的ではあるのですが、お値段がねぇ。。。
よっちゃんさんの質問が全てで、D810+6万なら、D610+10万の方がよっぽどありがたいんですよね。
また、モノクロデジイチこそハイアマが望んでいるものかと思います。
是非とも出してほしいですが、厳しいでしょうね。。。
続いてS田さんの太陽のお話し。
昼間でも(というか、朝が一番シーイングがいいらしい)写せるというのは魅力ですね。
とはいえ、買った筒の半値幅が2倍以上ふらつくのはよろしくないです。
サイドバイサイドで何本か見比べて買うしかないんでしょうけれど、高価なものですから
その辺の品質管理はしっかりしていただきたいですね。
最後はベランダGPDさん。
都心⇒高知⇒都心という環境の変化の中で、どのように撮影をなさっていたかという
お話し。
ご紹介のあったHDRも先ほど試してみましたが、効果がありそうです。
大変参考になりました。
最後に仰っていましたが、結局は星空のクオリティなんですよね。
私が伝えたいのもそこで、いい空で撮影することこそ最重要だと思います。
誰もが一度は完全無光害の空で撮影してみてほしいと思っております。
そんなこんなであっという間に終了。
なかなか皆さんとはお話しできなかったですが、充実した2日間でした。
私の発表もほんの少しでもいいので、皆様の参考になれば嬉しいです。
それと、M田さんはじめ、実行委員会の皆様は大変お疲れ様でした。
この場を借りて御礼申し上げます。