Shooting Stars - 北海道の星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

2019年11月

四国に行ってきました その3

四国カルストでの撮影後、別日に足摺岬周辺へ撮影に行ってきました。

まずは薄明終了直後の足摺岬展望台より、全天写真から。
_DSC7127

PM2.5と海の近くということで透明度は悪かったので、天の川のインパクトはありませんでしたが
流石の空の暗さです。
北東で明るいのは高知の光でしょう。あとは土佐清水などの光が入りますが、
そこまで気になりません。

処理してみました。ちょっと詐欺っぽいかも…
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灯台を入れて撮影。天の川がちょっと沈み過ぎですね。
それでも対角魚眼が遠慮なく使える空はいいものです。
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場所を変更し、竜串の桜川海水浴場という場所へ。


ここからなら竜串の特徴的な景色と一緒に撮影できるかと思ったのですが、
遊歩道を歩いていかないと無理なようで。

遊歩道というか、岩の上の道で、街灯も何もなく
夜に歩くのは無理です。

だいぶ天の川が沈んでしまったのですが、2枚ほど撮影。
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真南は海しかないのですが、西側は町灯りがあり回避できません。
もう少し早い時期or時間なら町灯りは入りません。
ただ、山の反対側の港へ行ったほうが竜串の風景が撮影できそうです。


最後の撮影地は道路脇のポイントで。


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大浦の漁港?の街灯が入ってしまい、イマイチな感じに…
こちらも早い時間なら悪くなさそうです。風景は結構いいんですけれどね。

四国に行ってきました その2

前の記事の続きです。

やっぱり道を入れると「動き」が生まれますね。ぎりぎりでカルスト地形も見えています。
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ちょっと歩いて登ったところから。こちらのほうがカルスト地形が近い。
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しばらくすると、だんだんと冬の星座が昇ってきました。
いったん姫鶴荘まで戻ってトイレ休憩と自販機で飲み物を。
風車の手前で良い風景があったのでパチリ。

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冬の主役たちとカルスト地形。一部遅れてきていて登場していない人物もいますが…

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四国カルストでの撮影はこれまで。次は足摺岬周りでの撮影結果です。

四国に行ってきました

もう一月近く前のことになりますが、10/20~27まで四国へ行ってきました。
もちろんうどんを食べたりいろいろやってきたわけですが、2日間は
星を見に行ってきました。

1日目は四国カルストへ。
空が暗い四国の中でも、標高・空の暗さともに最高に近い場所かと思います。
現地に着いたのは16時くらいで、昼間の風景も楽しめました。
_DSC6664


せっかくの空ですし、薄明終了後は全天写真から撮影しました。
_DSC6700

天の川の下にある灯りは、カルストにある姫鶴荘の灯りです。
それを除けば、東から南側の空は完璧ですね。
対角魚眼や超広角で、昇ってくる天の川を撮影するのにはもってこいでしょう。

ただ、北にある松山の灯りはかなり気になりました。
標高が高く、視界が開けているせいで光が入りやすいのでしょう。

当日はどうも抜けが悪い空で、東から北の低空に雲があること、
薄明終了直後で空が明るいのもあるかと。

処理してみましたが、完全には補正しきれませんね…。
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場所を移動して、カルスト地形がみられる道路脇でしばらく撮影。
まずは対角魚眼で夏の天の川を。
光害は補正しきれませんが、これはこれでありかも。
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秋の天の川を横構図で。空が暗いので、地上風景は無理やり持ち上げています。
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今度は縦構図。こっちのほうが素直かもしれません。
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夏の大三角が沈んできたので広角で。超低空以外は流石の空といったところでしょうか。
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まだまだ作品はありますが、今日はこの辺で。しばらく続きます。

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