土曜朝と日曜朝、ベランダからVC200Lのファーストライトをやってみました。
相棒はSXW、接眼レンズはLV25㎜とLVW8㎜にフリップミラーと
「純ビクセン」の組み合わせ。
SXWはいろいろあって、モータカバーを外しています。
そしてファインダーの取り付けが逆ですね(汗)
翌日気づきました…
ご存知の通り、今期の木星は南中高度が低いですし、
シーイングもボロボロで、ジャスピンの位置さえ良くわからん…
ピントが合わないこと言うことはなかったのですが、見え味がどうかは良く分からず。
71FLよりは明るさに余裕がありそうですけれど、解像度とか筒の性能は良くわからず。
そもそも長焦点の眼視をあまりやったことがないので、
気流が良くても筒の性能がわかるかどうかは自身がないのですが…
一応処理してみたものの、あまりに酷かったので翌日リベンジ。
ちとましにはなったのですが、しょぼしょぼであることには変わりなく。こりゃ酷い…
鏡筒:VC200L
コンパクトエクステンダーメタル(2.2倍、合成焦点距離3960㎜F19.8)
カメラ:ASI533MC Pro
中央部1504x1504のみクロップ
処理:AutoStakkert!3 約3000フレームから1000フレームをスタック
Registax6 ウェーブレット変換
結構試行錯誤してこれですからね。
撮影ももう少しシャッタースピードを上げたり、工夫する必要がありそうです。
で、木星の出来はさておき、VC200Lを使ってのファーストインプレッションをば。
■良い点
・コンパクト!
我が家のように奥行きの狭いベランダでも何とかなります。横には広いんですけれどね‥
もうちょっと筒が長かったら、ベランダにあたってしまうので助かりました。
・軽い!
筒の直径の割には軽いですね、見た目よりもずっと軽く感じます。
・取っ手のおかげで持ちやすい
筒が短いのと、ちょうど筒の重心くらいに取っ手があるのもあり、太い筒でも安心して着脱できます。
・フリップミラーが標準付属
直焦点はともかく、長焦点の筒でワンタッチで切り替えられるフリップミラーは助かりますね。
・ファインダーが秀逸
以前R200SSを持っていたせいで、R200SSの古いファインダーもあるのですが、
暗視野照明付き、かつ十字のクロスしたところが切れていて、星を導入しやすくてGoodです。
■悪いところ
・前後バランスが合わない!
重い接眼レンズやカメラを付けると、目いっぱいアリガタを奥に動かしてもバランスが合いません。
惑星撮影の時はそんなに問題ないと思いますが、直焦点ではカウンターウェイトを付けるなり工夫が必要でしょう。
・ベコベコ鏡筒
惑星には関係ないですが、筒が軽い反面、鏡筒はベコベコ…
これで直焦点1800㎜を点像にするのは不可能でしょう。改造必須です。。。
■とりあえずのまとめ
「惑星にはそのまま使える良い鏡筒」ですね。まあ接眼レンズはついていないですが、
使い勝手のいいファインダーとフリップミラーが付属なのは非常に良いと思います。
ベランダに置いてから、全くストレスなく撮影をすることが出来ました。
とはいえ、初心者の方がいきなり買ってしまうと、焦点距離が長いので導入に苦労すると思います。
もし直焦点なんかやろうものなら、大やけどをするでしょうね。
今はSXD2あたりとセットで販売されているので、まだ何とかなるかもしれませんが
GPDクラスの赤道儀と使ったら、それはそれは大変な思いをすることと思います。
直焦点向けとして、アップグレードキット?的なSX鏡筒バンドx2とアリガタ、デュアルスピードフォーカサーのセットもVixenか他のショップで販売すればいいのになぁと思います。
(もしかしたらどこかにあるのかもしれませんが)
それはさておき、明後日からGW本番ですが、もちろん外出は自粛します。
レデューサーは持っていないので、SXWとデフォルトのVC200Lの直焦点は点像にはできないでしょうしねぇ。VC200Lの改造は、コロナが落ち着いてからじっくりとやります。
しょぼしょぼだった木星ですが、GWは多少シーイングが改善しそうですしリベンジしたいと思います。月も大きくなるので、月面もやってみます。VC200Lはもっと良く写る、と期待したいところですね。
相棒はSXW、接眼レンズはLV25㎜とLVW8㎜にフリップミラーと
「純ビクセン」の組み合わせ。
SXWはいろいろあって、モータカバーを外しています。
そしてファインダーの取り付けが逆ですね(汗)
翌日気づきました…
ご存知の通り、今期の木星は南中高度が低いですし、
シーイングもボロボロで、ジャスピンの位置さえ良くわからん…
ピントが合わないこと言うことはなかったのですが、見え味がどうかは良く分からず。
71FLよりは明るさに余裕がありそうですけれど、解像度とか筒の性能は良くわからず。
そもそも長焦点の眼視をあまりやったことがないので、
気流が良くても筒の性能がわかるかどうかは自身がないのですが…
一応処理してみたものの、あまりに酷かったので翌日リベンジ。
ちとましにはなったのですが、しょぼしょぼであることには変わりなく。こりゃ酷い…
鏡筒:VC200L
コンパクトエクステンダーメタル(2.2倍、合成焦点距離3960㎜F19.8)
カメラ:ASI533MC Pro
中央部1504x1504のみクロップ
処理:AutoStakkert!3 約3000フレームから1000フレームをスタック
Registax6 ウェーブレット変換
結構試行錯誤してこれですからね。
撮影ももう少しシャッタースピードを上げたり、工夫する必要がありそうです。
で、木星の出来はさておき、VC200Lを使ってのファーストインプレッションをば。
■良い点
・コンパクト!
我が家のように奥行きの狭いベランダでも何とかなります。横には広いんですけれどね‥
もうちょっと筒が長かったら、ベランダにあたってしまうので助かりました。
・軽い!
筒の直径の割には軽いですね、見た目よりもずっと軽く感じます。
・取っ手のおかげで持ちやすい
筒が短いのと、ちょうど筒の重心くらいに取っ手があるのもあり、太い筒でも安心して着脱できます。
・フリップミラーが標準付属
直焦点はともかく、長焦点の筒でワンタッチで切り替えられるフリップミラーは助かりますね。
・ファインダーが秀逸
以前R200SSを持っていたせいで、R200SSの古いファインダーもあるのですが、
暗視野照明付き、かつ十字のクロスしたところが切れていて、星を導入しやすくてGoodです。
■悪いところ
・前後バランスが合わない!
重い接眼レンズやカメラを付けると、目いっぱいアリガタを奥に動かしてもバランスが合いません。
惑星撮影の時はそんなに問題ないと思いますが、直焦点ではカウンターウェイトを付けるなり工夫が必要でしょう。
・ベコベコ鏡筒
惑星には関係ないですが、筒が軽い反面、鏡筒はベコベコ…
これで直焦点1800㎜を点像にするのは不可能でしょう。改造必須です。。。
■とりあえずのまとめ
「惑星にはそのまま使える良い鏡筒」ですね。まあ接眼レンズはついていないですが、
使い勝手のいいファインダーとフリップミラーが付属なのは非常に良いと思います。
ベランダに置いてから、全くストレスなく撮影をすることが出来ました。
とはいえ、初心者の方がいきなり買ってしまうと、焦点距離が長いので導入に苦労すると思います。
もし直焦点なんかやろうものなら、大やけどをするでしょうね。
今はSXD2あたりとセットで販売されているので、まだ何とかなるかもしれませんが
GPDクラスの赤道儀と使ったら、それはそれは大変な思いをすることと思います。
直焦点向けとして、アップグレードキット?的なSX鏡筒バンドx2とアリガタ、デュアルスピードフォーカサーのセットもVixenか他のショップで販売すればいいのになぁと思います。
(もしかしたらどこかにあるのかもしれませんが)
それはさておき、明後日からGW本番ですが、もちろん外出は自粛します。
レデューサーは持っていないので、SXWとデフォルトのVC200Lの直焦点は点像にはできないでしょうしねぇ。VC200Lの改造は、コロナが落ち着いてからじっくりとやります。
しょぼしょぼだった木星ですが、GWは多少シーイングが改善しそうですしリベンジしたいと思います。月も大きくなるので、月面もやってみます。VC200Lはもっと良く写る、と期待したいところですね。