先週の月食の遠征記を書いておこうと思います。
午前は在宅、午後からは半年を。
妻が帰ってくるのを待ち、急いで常磐道を北へ向かいます。
予報的には関東一円は高層雲に覆われる感じ。
あまり北へ行きすぎると逆に曇りそうで、時間的にも仙台以北は行けそうにないので
福島と宮城の県境付近を目的地に設定。
事前に撮影ポイントは目星をつけてあります。
南相馬鹿島SAについたのが14時半前。
夕食を買いつつ、予報を確認すると、宮城県に少し入ってからのほうが
天気が良さそうです。
それなら、ということで宮城県山元町へ目的地を決定。
津波の際の避難丘へ向かいました。
避難丘公園はこの一帯に数多くあります。
トイレも駐車場もありますし、見晴らしも良さそうなのでここにしました。
現地到着は15時半。ほぼ快晴の空で、問題なく撮影できそうです。
丘の上まで行かないと、低空の視界は利かないようなので
望遠鏡4台、赤道儀3台、三脚4本を担いで避難丘の上へ…
階段を上るのはかなりしんどい。
機材を展開していると、地元のおっちゃんが話しかけてくれました。
月食狙いだとはわかっていたみたいで、話が早くて助かりました。
VC200Lは今回は眼視専用。
直焦点撮影は71FL+E-M5にお任せ、タイプラプス用のZ6Ⅱと
固定撮影のD810Aという機材セット。
機材を展開し終わり、16時25分くらいに不意に地平線の方角を見ると
もう月が出ています。
慌てて71FLで撮影開始、Z6Ⅱ用のスクリプトも動作開始。
ところが、どうもスクリプトの様子がおかしい。
シャッターは切れるものの、約5分のWaitがちゃんと効いていないようで
ひたすら撮影を続けてしまいます。
いろいろやっても全部だめで、仕方なく5分に一回、
スクリプトを手動でスタートすることに。
まあ、手でシャッターを切るよりはほんの少しだけ楽なんですが、
ほとんど意味はなかったです。
どうもZ6ⅡとDigicamControlの組み合わせは不安定ですね。
Z6Ⅱはインターバル撮影も上手くできないですし、内部処理に時間がかかるのかも…
天気は問題なく晴れており、暗くなるとともに月がどんどん欠けていきます。
地元のおばちゃんが走りながらやってきて、挨拶をしたところ月食が目当てとのこと。
せっかくですのでVC200Lと双眼鏡で見てもらいました。
VC200Lには今回新規導入した、賞月観星の原点32㎜を。
このアイピースは八千代牧場でカムイミンダラさんに見せていただいたものです。
手持ちの広角アイピースはLV25mmと謎のプローセル40㎜ですが、
流石にもうちょっとまともなアイピースが欲しいなぁと思い買ってみました。
使ってみたところ、細かいことはわかりませんが
70°の見掛け視界で月が迫力ある見え方。
変な色収差もなさそうで、個人的には文句ない見え味でした。
近所の方からは素敵なリアクションをいただき大満足。
食分が50%~75%くらいは双眼鏡のほうがいい感じ。VC200Lはちょっと明るすぎ。
逆に食分が75%よりも大きくなると、VC200Lのほうが迫力十分でした。
食の前半はほぼ快晴。
ちゃんと処理をすると、ターコイズフリンジが簡単に出てきました。
いつもの月食よりはフリンジが出やすかったんですかね?
もちろんホワイトバランスを調整し彩度を上げていますが、
VC200Lの眼視でも見えていたと思います。
すばるがちょうどよい位置でしたね。肉眼でもバッチリ見えていました。
7x50の双眼鏡だとちょうど2つが視野ぎりぎりで、これまた素晴らしい。
長時間露光も悪くはないですが、ちょっとインパクト不足ですかね。
避難丘と最大食分過ぎの月を。一番の自信作ですが、痛恨のピンボケorz
この写真にもう写っていますが、最大食分を過ぎたあたりから雲が…
完全にドン曇りにはならないものの、次々と雲が通過して
5分に1回の撮影はさせてもらえません。
結局雲にやられつつ、19時50分に撮影終了。
急ぎ撤収して帰路につきました。
予報的にはダメかと思いましたが、何とか撮影できました。
食の後半も天気が持ってくれれば最高でしたが、贅沢言い過ぎですかね。
スクリプトエラーやピンボケなど、つまらないミスもあり反省点が多い月食でした。
来年は11/8に好条件の月食があるようです。
また気合を入れて撮影したいですね。
午前は在宅、午後からは半年を。
妻が帰ってくるのを待ち、急いで常磐道を北へ向かいます。
予報的には関東一円は高層雲に覆われる感じ。
あまり北へ行きすぎると逆に曇りそうで、時間的にも仙台以北は行けそうにないので
福島と宮城の県境付近を目的地に設定。
事前に撮影ポイントは目星をつけてあります。
南相馬鹿島SAについたのが14時半前。
夕食を買いつつ、予報を確認すると、宮城県に少し入ってからのほうが
天気が良さそうです。
それなら、ということで宮城県山元町へ目的地を決定。
津波の際の避難丘へ向かいました。
避難丘公園はこの一帯に数多くあります。
トイレも駐車場もありますし、見晴らしも良さそうなのでここにしました。
現地到着は15時半。ほぼ快晴の空で、問題なく撮影できそうです。
丘の上まで行かないと、低空の視界は利かないようなので
望遠鏡4台、赤道儀3台、三脚4本を担いで避難丘の上へ…
階段を上るのはかなりしんどい。
機材を展開していると、地元のおっちゃんが話しかけてくれました。
月食狙いだとはわかっていたみたいで、話が早くて助かりました。
VC200Lは今回は眼視専用。
直焦点撮影は71FL+E-M5にお任せ、タイプラプス用のZ6Ⅱと
固定撮影のD810Aという機材セット。
機材を展開し終わり、16時25分くらいに不意に地平線の方角を見ると
もう月が出ています。
慌てて71FLで撮影開始、Z6Ⅱ用のスクリプトも動作開始。
ところが、どうもスクリプトの様子がおかしい。
シャッターは切れるものの、約5分のWaitがちゃんと効いていないようで
ひたすら撮影を続けてしまいます。
いろいろやっても全部だめで、仕方なく5分に一回、
スクリプトを手動でスタートすることに。
まあ、手でシャッターを切るよりはほんの少しだけ楽なんですが、
ほとんど意味はなかったです。
どうもZ6ⅡとDigicamControlの組み合わせは不安定ですね。
Z6Ⅱはインターバル撮影も上手くできないですし、内部処理に時間がかかるのかも…
天気は問題なく晴れており、暗くなるとともに月がどんどん欠けていきます。
地元のおばちゃんが走りながらやってきて、挨拶をしたところ月食が目当てとのこと。
せっかくですのでVC200Lと双眼鏡で見てもらいました。
VC200Lには今回新規導入した、賞月観星の原点32㎜を。
このアイピースは八千代牧場でカムイミンダラさんに見せていただいたものです。
手持ちの広角アイピースはLV25mmと謎のプローセル40㎜ですが、
流石にもうちょっとまともなアイピースが欲しいなぁと思い買ってみました。
使ってみたところ、細かいことはわかりませんが
70°の見掛け視界で月が迫力ある見え方。
変な色収差もなさそうで、個人的には文句ない見え味でした。
近所の方からは素敵なリアクションをいただき大満足。
食分が50%~75%くらいは双眼鏡のほうがいい感じ。VC200Lはちょっと明るすぎ。
逆に食分が75%よりも大きくなると、VC200Lのほうが迫力十分でした。
食の前半はほぼ快晴。
ちゃんと処理をすると、ターコイズフリンジが簡単に出てきました。
いつもの月食よりはフリンジが出やすかったんですかね?
もちろんホワイトバランスを調整し彩度を上げていますが、
VC200Lの眼視でも見えていたと思います。
すばるがちょうどよい位置でしたね。肉眼でもバッチリ見えていました。
7x50の双眼鏡だとちょうど2つが視野ぎりぎりで、これまた素晴らしい。
長時間露光も悪くはないですが、ちょっとインパクト不足ですかね。
避難丘と最大食分過ぎの月を。一番の自信作ですが、痛恨のピンボケorz
この写真にもう写っていますが、最大食分を過ぎたあたりから雲が…
完全にドン曇りにはならないものの、次々と雲が通過して
5分に1回の撮影はさせてもらえません。
結局雲にやられつつ、19時50分に撮影終了。
急ぎ撤収して帰路につきました。
予報的にはダメかと思いましたが、何とか撮影できました。
食の後半も天気が持ってくれれば最高でしたが、贅沢言い過ぎですかね。
スクリプトエラーやピンボケなど、つまらないミスもあり反省点が多い月食でした。
来年は11/8に好条件の月食があるようです。
また気合を入れて撮影したいですね。