だいぶ前のことになってしまいましたが、紫金山アトラス彗星に別れを告げてきました

実は10/26に引っ越しがあったため、正直なところ彗星どころではなかったのですが、10/20の撮影が満足いくものではなかったので強行しました。

日高方面、到着は18時半くらい。
出発に手間取ったため、すでに薄明が終了していました。

急いで機材を展開しますが、雲が邪魔でなかなか撮影できません。
そんな中でも一応撮影できたのがこちら。
20241024-1
Z6II改、HEUIB-II FF、Lee Soft 2、タム15-30㎜F2.8@15㎜F2.8、ISO10000、10秒×30

カブリが酷かったものの、何とか補正しました。まあ雰囲気は出たかなと思っています。


そのあと180㎜に切り替えましたが、雲が切れず…
1枚画像から適当に処理したのがこちら。
_DSC1539-強化-NR_GraXpert

このあと少し移動しましたが状況は変わらず、彗星は雲の中。
20時半くらいにとんぼ返りしました。


満足に撮影できたか、と言われるとそうでもないですが、天候に恵まれなかった地域も多い中で、10/13、10/16、10/20、10/24と4回曲がりなりにも撮影できたのは運がよかったのかなと思います。

ネオワイズと比べるとどうなんでしょうね。
妻はネオワイズのほうがずっと良かったみたいで、紫金山アトラスは肉眼ではよくわからなかったとのこと。

個人的には
ネオワイズはコロナと梅雨のダブルパンチでどうしようもなかったので、それに比べれば十分に楽しめたかなとは思います。

とはいえ、双眼鏡で見た時の感動はネオワイズのほうが上でしたね。
写真写りもイオンテイルがあった分ネオワイズのほうが上かなぁという感触です。

もし明け方の条件がもう少し良くて、本州の方々のようなスラリとした尾が撮影できていたらまた違った感想になるのかもしれません。


しばらくは明るい彗星は来ないようで、期待のアトラス彗星も崩壊。
明るい彗星は急に来ることも多いですから、それに期待ですね。

上のほうで引っ越したと書きましたが、色々あって今は北広島に住んでいます
札幌と比べるといろいろ不便ではありますが、まあ住めば都ですね。
以前のアパートは部屋が狭くてどうしようもなかったのですが、今回は念願の一人部屋をゲット。部屋は寒いですが、何とかなるでしょう。
夕張とか東側にはかなり行きやすくなったので、来月の新月期も天気が許せば遠征したいところです。