Shooting Stars - 北海道の星空の元で

天体写真を中心としたブログです。

2025年06月

久々にカムイミンダラさんと夕張へ

珍しく当日記事

昨日から今日にかけて、夕張の鹿島眺望公園へ遠征してきました。
今回は久々(2年ぶり?)にカムイミンダラさんと一緒の遠征です。

カムイミンダラさんに連絡を取ったところ、近場であれば遠征できるとのこと。
日高や平取をまずは考えていましたが、日高は風が強そう、平取はガスりそうな予感。

記事にはしていないものの、先月夕張に遠征してガスっています
嫌な印象はあったのですが、今日の予報では何とかなってくれそう。

夕張に遠征することとし、私としては早めの18時半に出発。
薄明終了は21時40分とのことですので、現地まで1時間半弱掛かることを考えても余裕です。

現地到着は20時ちょうど位。展開しているとすぐにカムイミンダラさんも到着しました。
ご挨拶、雑談しつつ、機材を展開し始めます。

今回はVC200LとASI533MC Proの組み合わせでM20を、Z6IIとSamyang135mmではくちょう座をモザイク撮影する予定で来ました。

ある程度予想はしていたのですが、今回もSS-One AutoGuider Proのタッチパネルが誤動作し、うまくGotoができません。仕方なく保護用のゴムケースから取り出すととりあえずは問題なさそう。

しかもVC200L+RD(1386㎜)とASI533MC Pro(1インチ)の組み合わせだと、写野が狭すぎてどこを向いているのか全く分からず

NINAでPlate Solvingするものの、やたらと時間がかかってしまい。
手動で頑張るもののどうやってもM20が入らず、、、、

まあ、ファインダーをもうちょっと真面目に合わせておけば良かったですね、、、

じっくり時間をかけたところPlate Solvingが動作したので、それをもとにSyncとGotoを繰り返すことでようやくM20を導入できました。予想よりもM20が暗かったのも誤算でしたね。


Samyangのほうは安定のスカイメモとKDS経緯台の組み合わせ。
こちらはすんなりと構図が決まり撮影スタート。


心配していたSS-One AutoGuider Proも、ケースから取り出したことにより問題なく動作しました。ガイドは好調そのもの。風がなかったのもありますが、シーイングも良かったようですね。

この辺から余裕が出てきたので、カムイミンダラさんに色々見せてもらいながら撮影。
とはいえモザイクもあるので、ちょくちょく自分の機材に戻る必要がありましたが、、、

天候は、晴れてはいるもののなんだか白っぽい感じ。おそらくエアロゾルの影響でしょう。
心配していた霧もちょっと出ていますが、まあ何とかなりそうな雰囲気です。

透明度が悪くてシーイングが良かったこともあり、淡いものよりは球状星団・散開星団のほうがよさそうな感じでした。

個人的に印象に残っているのはM17ですかねぇ。写真で撮影しても大して面白くないのですが、OIIIを入れてみると、星雲が立体的に見えます。

M57やM27はフィルターなしでもくっきり。流石に網状はOIIIなしだとしんどい感じでした。
M8はOIIIありだと複雑な構造が見て取れます。倍率は低倍率のほうが良い感じでしたね。

球状星団はやっぱりM13ですね。定番ではありますがやはり良いです。

最後に土星と海王星を。土星は輪が横倒しで、本体の表面に筋状の模様があるように見えました。低空ではあったものの、シーイングの良さに助けられた感じです。動画で撮っても面白そうな感じでした。

結局VC200Lは途中勝手にガイドが止まってしまうトラブルがあったものの、ほぼ問題なく完走。
モザイクも予定枚数を24時過ぎに撮影完了。

おまけで天の川を撮ろうとしたのですが、特に低空付近が良くない。
どうも雲が通っていたようで。

私は少し早めの25時過ぎに撤収開始、カムイミンダラさんもほどなく撤収開始。
途中機材は撮影していなかったので、撤収風景をば。
DSC_6288

同じくらいのタイミングでカムイミンダラさんも撤収完了、25時40分に帰路につきました。

帰りは高速経由、恵庭でヤンマー。
プレミアム塩とんこつで遠征を締めくくりました。
DSC_6289

正直空はそこまでではなかったものの、カムイミンダラさんとお会いするという目的は達成できましたし、予定していた撮影ができたので良かったかなと。
ま、1時間ちょっとで行ける遠征地としては十分じゃないでしょうか。

今新月期はこれで終了。明日から東京出張(出社?)です。
来月の新月期は暑くないといいなぁと思いますが、どうでしょうかね。

低緯度オーロラ観測に行ってきましたが

6/1は低緯度オーロラが出るかもしれないということで、撮影に初山別まで行ってきました。
というか、5/31から豊富温泉で宿泊していたので、帰る途中に寄ったというほうが正しいでしょうか。

15時くらいには初山別の岬の湯に到着していて、ちょいと昼寝をして起きたのが16時。
オーロラの情報を確認すると、もうすでに衝撃波は到達しているとのこと。

当初予報では6/1の24時くらいという予報で、明るくなるまでに間に合うのかなぁと思っていたのですが、予想よりも早くてびっくり。

後は暗くなってくれればOKとなり、とりあえず風呂へ。
「勝ち」を確信し、後輩のSakuma君に電話し見たほうがいいよと伝えました。

カムイミンダラさんにも自信ありとメッセージを送付、初山別の天気予報は全く問題なし。
夕食を岬の湯のレストランで食べて、いつもの鳥居のところへ向かいます。

すでに2名の方がスタンバイ、私もその中に入ります。
1人の方とはご挨拶でき、色々話しながら準備に取り掛かります。

夏至に近いこともあり、日没は19時11分、薄明終了が21時31分、半月手前の月は23時43分まで沈まない予報。

日没後に中々暗くならないので、とりあえずは比較明で撮影を開始します。
2
うーむ、やはり利尻が見えていると特に絵になりますねぇ…

21時ごろ、適当に撮影した画像を見るに、どうもオーロラが見えているようです。
_DSC5618-強化-NR

あまりにあっけなく写ってしまいびっくり。
後はこれからもっと派手なオーロラを写すだけ、ということでひたすら連写します。

が、この後はどんどん地味になっていくばかり。
リアルタイムAE指数も一気に下がってしまい、磁場も完全に北を向いてしまいました。

色々写真を撮ってお茶を濁しますが、、、
DSC_5162

15分固定撮影x3枚比較明合成、利尻の上のほうは低緯度オーロラっぽいです


DSC_5170-強化-NR

月没時。まあ絵になりますなぁ。


で、月没を見届けたタイミングで、オーロラが活発になりそうにもないこと、また翌日は仕事だったので片づけを開始。

その時に流星が流れました。この流星はほかの方も捉えていたみたいですね。
_DSC6171-強化-NR

明るさは-5等くらいだったかと。
最後に爆発し、海面が照らされているのが写っています。

背景は緑のスジがありますが、これは間違いなく大気光。全体的に赤っぽいのですが、後述しますが、これも低緯度オーロラというよりは大気光な気もします。

0時半に撤収。


低緯度オーロラなのか?それとも大気光?
明け方になってからまたオーロラが活発になったという話もあるのですが、これは大気光ではないかなと思っています。

この辺を参照






21時くらいは低緯度オーロラで、23時40分~01時40分くらいに発生したのが、磁気嵐にともなう大規模伝搬性電離圏擾乱(LSTID)で発生した大気光という可能性があるそうです。

本州からも観測に成功、ってこともおそらくなさそうです。高度的にそこまで広がっていなかったので、角度的に本州では見えないはずなんですよね。
また、低緯度オーロラを撮影したといわれる写真も6/1の23時半以降の写真がほとんどです。流星の写真のときもまさにこの大気光の始まりを撮影したのではと思っています。


ま、似たような発光現象ではあるみたいですが、大気光といわれるとどうも価値が下がるような…

今回の太陽活動周期も、ピークは越えたようですね。2024年の10月くらいだったようで。


昨年と比べると低緯度オーロラの頻度が下がったような気がしますが、こんな説もあるみたいです。



まだ来年や再来年もチャンスがあるみたいです。
もうしばらく楽しめるといいんですが、どうなるでしょうか。


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