先週の土曜に安平町瑞穂ダムへ遠征してきました。


札幌からは近いものの、空が明るいこともあって最近は全然遠征していませんでした。
調べてみたところ、前回遠征したのは2011年だったみたいです。



まあ、本当なら土日ですしもう少し気合を入れた場所へ遠征したかったのですが、
天気予報はイマイチ。

厚真周辺が良さそうな感じでしたので、とりあえず14時半くらいに厚真にある温泉へ。
風呂と夕食を済ませて出てきたのが18時過ぎ。

Google mapで下調べした場所へ行ってみるのですが、柵が閉まっていて入れません。
もう一か所行ってみたのですが、そちらも復興工事のため入れず…

探せばどこかありそうでしたが、時間がもったいないので土地勘のある瑞穂ダムへ。


そんなに空が暗い場所ではないですし、知り合い以外に会ったことがないので
貸し切りだろうと思ったのですが、複数台の車が。
しかもどうやら天体望遠鏡を出しているようです。


まずは設置してから挨拶に行こうかなと思っていたのですが、
すぐにお声がけいただきました。
さっぽろ星空ファンクラブ(通称星クラ)の方たちが撮影に来ているとのこと。


また、お隣の方は私のブログの読者さんで、私が茨城にいたことや、
最近札幌に戻ってきたことをご存じでびっくり。

挨拶もそこそこに機材を展開。
今回はGINJI-150FNASI533MC ProIC342を狙います。

極軸、ピント合わせはすぐに終わったのですが、NINAでのPlate Solvingが上手くいかず…
結局4x4ビニングで露光時間を短く(星の数を少なく)すれば良かったのですが、
結構な時間ロス。

赤道儀はSXW+SS-one AutoGuiderなのですが、Gotoソフトが天の北極に近いと
上手く位置を調整できず、Plate Solvingの座標とGotoの座標を一致させられず。

仕方なくIC342からかなり離れたカペラでSyncしましたが、
その後ほぼ一発でIC342が入りました。
こうなると一安心ですが、1時間くらいかかってしまいました。

ガイドを開始したくらいのタイミングで、薄雲が…
南側はずっと曇っていたのですが、それが北側にも広がってきました。

以降はずっと雲が通過したりしなかったり。
こりゃダメそうだな、と思いつつ皆様にちょっとご挨拶。
機材も最新のものをお使いの方が多く、ASIAirをお使いの方や、
話題のSeeStarをお使いの方もいらっしゃいました。

月3回程度、満月の週末は例会だそうですが、それ以外は晴れたら遠征するとのこと。
年間で20-30回程度とのことですが、学生時代はまあそんなもんだったなぁと。
今では月1回も遠征していないですからねぇ…


お話ししている間に聞いたことのある声が。
まさかのOgaさんでした。

追分の観測所が曇ったのと、星クラの方々がいるので見に来たそうです。
自分を含め後輩たちの現況報告をしつつ、作成していただいたGINJIを見ていただきつつ、
妻も紹介させていただきました。
GINJIはまだ使ってるの
??と言われてしまいましたが、バリバリ現役です。


24時前になると、もう晴れそうにない雲が。
衛星画像も予報も好転しそうになかったので撤収。

星クラの方々も撤収されていました。
皆様口々に「来週遠征すればいいよね」と仰っていたのが印象的でしたねぇ。


それと、「ブログ更新してくださいね」と念を押されてしまいました。
というわけで、珍しく今更新しているわけですが…。


帰りはもちろんヤンマー。
寒い時期にはやっぱり辛味噌で。いろんな意味で沁みる一杯です。
karamiso


IC342は画像処理をしてみるものの、あまり良くなさそうな雰囲気です。
まあほとんどの画像が薄雲が通過してましたからね。
北天ですので長い時間楽しめる対象ですから、また来月にでも撮影したいところです。