低緯度オーロラ観測から2日しか空いていませんが、今週の月曜(5/13)の夜からは天候が良さそうでした。
5/13の昼にSCWの衛星画像を見ていると…

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久々に衛星画像の海が白くないです。
黄砂があると黄色、エアロゾルがあると白っぽくなるのですが、
真っ青な海になっています。

まだ曇っていますが、西から晴れてくる予想。
SCWもWindyのどのモデルも晴れる予報でしたので、天候は問題なさそうです。

月が沈むのが日付が変わるくらいで、大雪山系や美瑛・富良野の山々には
雲がかかる予報。

翌日も仕事ですし、オーロラの疲れが抜けきっていない状態で
遠出するのは
避けたいところです。


で、以前から目をつけていた、夕張市のシューパロダムのほとりの公園に
行くことにしました。



一応公園内には街灯はなさそう。
見晴らしもかなり良さそうに見えます。

懸念点は朝から雨が降っていたこと。
夕張市には濃霧注意報が出ていました。
ダムのほとりという立地から、霧が発生しやすい恐れがあります。
また、夜は風も弱い予報でした。


早く行っても月明りがあるので、遅めの22時過ぎに出発。

道中、夕張市に入ったあたりから霧が発生していました。
特に清水沢の辺は霧が濃かったので、ダム周辺はダメかなぁと思いましたが、
トンネルを超えると霧は掛かっていませんでした。

全部下道で70㎞ほど、途中休憩をはさんで1時間半くらいで到着。
快晴、微風と良い条件ですが、湿度は高そうです。
当然無人。ま、星を見に来る人はほぼいない場所でしょう。

車を降りてみると、かなり北側にある街灯の光が気になります。
到着直後の写真ではないですが、全天画像はこちら。
_DSC4949

北側にある、緑橋という橋の街灯が非常に眩しいです。
遮るものもなく、回避することはできません。

ただ、そこら中からガサガサ音がする(たぶんシカかキツネですが)ので、
真っ暗だと怖すぎるため、ちょうど良いかなと。
クマが居ても全然おかしくない環境ですので、
スマホでWebラジオを鳴らしながらの撮影でした。

それと、正直そこまで期待していなかったのですが、南東~南側が極めて暗いです。
東側には何もないので暗いのは予想していましたが、南がここまで暗いのは想定外。
西側も山がある影響もあり、そこまで明るさは感じません

傾向としてはアンガスに近いですかね。ま、景色は及ぶべくもないですが。


せっかくの空、まずは対角魚眼で撮影。
JPG撮って出しです。
_DSC4878

フィルターはHEUIB-II FFが入っていますが、緑色の筋状の大気光が目立ちます。
一瞬NGS1でカットしようかなとも考えましたが、2日前に有難がってオーロラを撮影していたのに、舌の根の乾かぬ内に邪魔者扱いして同じような発光現象を否定するのもなぁ、と思いそのままにしておきました。

続いて85㎜で天の川中心部モザイク、その後タム15-30㎜で夏の大三角
さらに対角魚眼に戻して縦構図で撮影したところで02時に。

薄明も開始しますし、明日の仕事もあるのでここで切り上げました。

帰りは面倒なので道東道→道央道経由で帰宅。
90㎞と距離は増えますし、時間もそこまで短くはならないものの、運転は楽ですね。

最後はヤンマーのホタテ塩とんこつで〆。
DSC_0697

何だかんだ寒かったので沁みる一杯でした。


オーロラも入れて3回遠征しましたが、これだけ撮影したのは久々ですね。
4月と比べると、多少透明度もマシになった気がします。

未処理画像がたまっているので、少しずつ処理していこうと思います。