皆既月食の遠征の詳細をば。
元々は皆既食中の限界線の遠征を考えていました。
限界線自体はちょくちょくある現象ではあるのですが、皆既食中の限界線となるとなかなかない現象。
普段は月の明るい面からの光が明るく、目で見ても倍率を上げないと見えないことも多いです。
皆既食中ならそんなことは一切ないので、かなり期待していました。
限界線が見られるのは函館~静内~更別~釧路~根室といったライン。
静内が近いですが、ポイントが取れそうにない感じ。
更別は畑の中ですので、ポイント取りには何ら問題なさそう。
とはいっても曇ってしまってはしょうがない。
Windy (ECMWF) とSCWで全然予報が一致していませんが、どっちにしろ更別は厳しそうなのと、天気が悪かった時のダメージがデカいので、SCWで晴れると言っている、白老近辺の近間で済ますことにしました。
sakuma君から連絡が来ていたのと、カムイミンダラさんにも連絡したところ、日高方面への遠征をお考えとのことですが、私と合流しても良いとのお返事を。
22時過ぎに出発、先についたカムイミンダラさんより、当初予定していた場所がガスっているとの連絡をいただきました。
近くに湿原があるので、そのせいかもと思い少し苫小牧側のポイントへ来ていただくことに。
現地に到着したのは23時半くらい、先にカムイミンダラさんが到着済です。
昼に降っていた雨の影響もあり、地面は水たまりもあるような状況。ガスはありません。
どこにしようか相談しているうちにsakuma君たちが到着。
ちょっと奥に入ったところで展開することと決定。
機材はVC200Lと71FLを持ってきていました。
風も無いので、できればVC200Lを使いたいところではあります。
とりあえずSXWにVC200Lをセットしようとしますが、赤緯方向がクランプを締めてもガタガタ。
万事休す、と思いましたが、鏡筒を取り付ける部分のSXマルチクランプユニットのねじが緩んでいただけでした。
VC200Lのセットアップは順調。
撮影してみたところ、期待しているよりもシーイングは良くなさそう。
71FLへの切り替えも考えましたが、付け直すのも面倒ですのでそのままにしておきました。
撮影風景、奥のほうにカムイミンダラさんやsakuma君たちの機材が見えます。
部分食開始の時点では多少雲がありましたが、だんだんと抜けてきました。
カムイミンダラさんが15cm屈折を展開してくださったので、月をメインに土星や木星を見せていただきました。
私も双眼鏡(Nikon 7x50 SP) を三脚に乗っけて見てもらったのですが、こちらはかなり好評でしたね。
食部が小さい部分食の間はカムイミンダラさんの15cm屈折が肉眼に見た目が近く、かつ迫力満点な見た目でしたが、かなり欠けてくると双眼鏡のほうが色も良く出ていましたし、立体感もあって非常に良かったです。
すぐに結露するのには閉口しましたが、持って行って正解でしたね。
それなりに空の暗い場所でしたので、皆既中は天の川も。
構図はいまいちですが、流れ星も流れていました。
皆既が終わったくらいのタイミングで、少しずつ空が明るくなってきました。
そのまま撮影を続行。
空はすっかり冬の星座たちが昇ってきていました。
朝5時、あたりは完全に明るくなっています。
月没までしっかりと見届けました。
撤収開始、その間に太陽が。
中々完全に明るくなるまで撮影することはないので新鮮でしたね。
サケ釣りをしても良かったのですが、波が高いのと思いのほか疲れていたので断念。
で、そのまま帰っても良かったのですが、せっかくの平日休み、帰り路にマルトマ食堂に寄ってみました。
朝5時半過ぎとはいえそこそこ行列になっていましたが、まあ1時間もあれば、と思っていたもののそこまで甘くなく。
着丼したのは7時12分。1時間半待ちでした。
味はもちろんおいしいのですが、まあ1時間半待つほどのものではないなぁというのが正直な感想ですね。
店を出るときは数倍の行列になっていました。平日でこれとは恐ろしいですね。。。
天候が不安ではあったものの、なんだかんだ全過程晴れてくれて満足です。
撮影も特に失敗もなく、きっちり全過程まとめることができました。
限界線は少々心残りではありますが、衛星画像を見るに現象時刻には曇っていたのではないかと。
来年の3月3日にもありますが、こちらもできれば遠征したいですね。
元々は皆既食中の限界線の遠征を考えていました。
限界線自体はちょくちょくある現象ではあるのですが、皆既食中の限界線となるとなかなかない現象。
普段は月の明るい面からの光が明るく、目で見ても倍率を上げないと見えないことも多いです。
皆既食中ならそんなことは一切ないので、かなり期待していました。
限界線が見られるのは函館~静内~更別~釧路~根室といったライン。
静内が近いですが、ポイントが取れそうにない感じ。
更別は畑の中ですので、ポイント取りには何ら問題なさそう。
とはいっても曇ってしまってはしょうがない。
Windy (ECMWF) とSCWで全然予報が一致していませんが、どっちにしろ更別は厳しそうなのと、天気が悪かった時のダメージがデカいので、SCWで晴れると言っている、白老近辺の近間で済ますことにしました。
sakuma君から連絡が来ていたのと、カムイミンダラさんにも連絡したところ、日高方面への遠征をお考えとのことですが、私と合流しても良いとのお返事を。
22時過ぎに出発、先についたカムイミンダラさんより、当初予定していた場所がガスっているとの連絡をいただきました。
近くに湿原があるので、そのせいかもと思い少し苫小牧側のポイントへ来ていただくことに。
現地に到着したのは23時半くらい、先にカムイミンダラさんが到着済です。
昼に降っていた雨の影響もあり、地面は水たまりもあるような状況。ガスはありません。
どこにしようか相談しているうちにsakuma君たちが到着。
ちょっと奥に入ったところで展開することと決定。
機材はVC200Lと71FLを持ってきていました。
風も無いので、できればVC200Lを使いたいところではあります。
とりあえずSXWにVC200Lをセットしようとしますが、赤緯方向がクランプを締めてもガタガタ。
万事休す、と思いましたが、鏡筒を取り付ける部分のSXマルチクランプユニットのねじが緩んでいただけでした。
VC200Lのセットアップは順調。
撮影してみたところ、期待しているよりもシーイングは良くなさそう。
71FLへの切り替えも考えましたが、付け直すのも面倒ですのでそのままにしておきました。
撮影風景、奥のほうにカムイミンダラさんやsakuma君たちの機材が見えます。
部分食開始の時点では多少雲がありましたが、だんだんと抜けてきました。
カムイミンダラさんが15cm屈折を展開してくださったので、月をメインに土星や木星を見せていただきました。
私も双眼鏡(Nikon 7x50 SP) を三脚に乗っけて見てもらったのですが、こちらはかなり好評でしたね。
食部が小さい部分食の間はカムイミンダラさんの15cm屈折が肉眼に見た目が近く、かつ迫力満点な見た目でしたが、かなり欠けてくると双眼鏡のほうが色も良く出ていましたし、立体感もあって非常に良かったです。
すぐに結露するのには閉口しましたが、持って行って正解でしたね。
それなりに空の暗い場所でしたので、皆既中は天の川も。
構図はいまいちですが、流れ星も流れていました。
皆既が終わったくらいのタイミングで、少しずつ空が明るくなってきました。
そのまま撮影を続行。
空はすっかり冬の星座たちが昇ってきていました。
朝5時、あたりは完全に明るくなっています。
月没までしっかりと見届けました。
撤収開始、その間に太陽が。
中々完全に明るくなるまで撮影することはないので新鮮でしたね。
サケ釣りをしても良かったのですが、波が高いのと思いのほか疲れていたので断念。
で、そのまま帰っても良かったのですが、せっかくの平日休み、帰り路にマルトマ食堂に寄ってみました。
朝5時半過ぎとはいえそこそこ行列になっていましたが、まあ1時間もあれば、と思っていたもののそこまで甘くなく。
着丼したのは7時12分。1時間半待ちでした。
味はもちろんおいしいのですが、まあ1時間半待つほどのものではないなぁというのが正直な感想ですね。
店を出るときは数倍の行列になっていました。平日でこれとは恐ろしいですね。。。
天候が不安ではあったものの、なんだかんだ全過程晴れてくれて満足です。
撮影も特に失敗もなく、きっちり全過程まとめることができました。
限界線は少々心残りではありますが、衛星画像を見るに現象時刻には曇っていたのではないかと。
来年の3月3日にもありますが、こちらもできれば遠征したいですね。






































